新技術説明会 > 開催予定・お申込み > 北東北3大学 > 2018 デバイス・装置 > 2018 デバイス・装置:発表内容詳細
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02/28(木) 13:00 ものづくり技術 新技術説明会 ~ 15:25
03/05(火) 09:55 法政大学 新技術説明会 ~ 11:55
03/05(火) 13:25 JST知財活用支援事業 新技術説明会 ~材料~ ~ 15:55
03/07(木) 09:55 ライフサイエンス分野 新技術説明会 ~ 11:55
03/07(木) 12:55 デバイス・装置 新技術説明会 ~ 14:55
03/08(金) 09:55 JST戦略的創造研究推進事業 新技術説明会 ~製造技術・情報・材料~ ~ 15:55
03/12(火) 09:55 北里大学 新技術説明会 ~ 11:55
03/14(木) 13:25 会津大学 新技術説明会 ~ 15:25

開催スケジュール

デバイス・装置 新技術説明会
【日時】2019年03月07日(木) 12:55~14:55【会場】JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)
【参加費】無料
【主催】科学技術振興機構、秋田大学、弘前大学
【後援】特許庁、関東経済産業局、秋田科学技術協議会、ひろさき産学官連携フォーラム

発表内容詳細

13:00~13:25 デバイス・装置
1) 磁気式モーションキャプチャを用いた仮想空間に適した手書き文字入力システム

秋田大学 大学院理工学研究科 共同ライフサイクルデザイン工学専攻 講師 藤原 克哉
http://mit.ie.akita-u.ac.jp

【新技術の概要】

立位で手元が視認できない没入型VR空間における文字入力手段が必要である。多人数利用の教育現場では、音声入力は使用できない。3Dポインティングデバイスを利用する方式は、文字描画の開始及び停止を指定するジェスチャやボタン操作が煩雑であった。そこで、アクリル板と手指によるタッチ入力システムを実現した。

【従来技術・競合技術との比較】

タッチ入力には静電容量式など既存のタッチパネルの利用も考えられるが、従来装置は、範囲のある接触面から1つのインク射出点を決定するため、手指の接触具合により射出点が利用者の感覚とズレることがあった。本技術では、インク射出点を指先に固定し、指の位置姿勢そのものから射出点を決定するためより直感的に書ける。

【新技術の特徴】

・没入型仮想空間において、立位や座位で利用できるタッチ操作による手書き文字入力システムである。
・インクの射出点を指先に固定できるため、従来のタッチパネルよりも直感的で繊細な線が書ける。
・従来のタッチパネル操作に慣れていれば使いやすく、半透明表示で書いている線が指に隠れることがない。

【想定される用途】

・没入型仮想空間での手書き文字入力
・仮想空間を活用した教育現場での個人署名・インタラクティブ教材への回答・レポート作成
・タッチ対象の表面形状と表面素材を変更できる特性を利用したアプリケーション

13:30~13:55 デバイス・装置
2) 特徴点を使用しない単純形状物体の3次元位置計測

弘前大学 大学院理工学研究科 知能機械工学コース 教授 佐川 貢一
http://www.mech.hirosaki-u.ac.jp/~sagawa/

【新技術の概要】

円柱など、単純な対象物の特長形状を表す近似式を用いて、3次元位置を推定する技術。円柱の長軸方向がわかる程度のステレオ画像データがあれば、円柱の端点などの特徴点を把握することなく、少ないパラメータで円柱の中心を通る3次元の直線の式を導出できる。

【従来技術・競合技術との比較】

従来のパッシブステレオ法においては、対象物を対応付けるために複数の対応点を検出する必要がある、本技術では特徴点は必要としない。3次元位置の表現が数式で行われるため、計算処理の高速化が期待できる。

【新技術の特徴】

・共通の特徴点を必要としない。

【想定される用途】

・医療用ロボットへの応用
・画像処理

14:00~14:25 デバイス・装置
3) 電子制御屈折率分布型液晶レンズアレイの開発とその応用

秋田大学 大学院理工学研究科 数理・電気電子情報学専攻 電気電子工学コース 准教授 河村 希典
http://akitauinfo.akita-u.ac.jp/html/60_ja.html

【新技術の概要】

電圧印加のみで光の偏向方向及び焦点距離を制御可能な液晶レンズアレイを提案した。新たに提案した電極構造において、隣接する電極からの電界の影響を小さくすることができる。そのため、従来よりも適切な光学位相差分布を示すことができ、液晶層の利用効率が良くなるため大きな偏向角特性を得ることが可能である。

【従来技術・競合技術との比較】

液体の移動や液体界面を電気的に膨張することでレンズ特性を発現する液体レンズがある。印加電圧が高く、振動や重力等の影響があり、大きな直径のレンズ特性を得ることができない。さらに、レンズ直径が小さく、アレイ配置されたレンズを構成することが難しい。

【新技術の特徴】

・隣接する電極からの電界の影響の低減
・適切な光学位相差分布を実現
・液晶層における利用効率の向上、偏向角等のレンズ特性を改善

【想定される用途】

・レーザ光のビームステアリング制御
・照明の拡散光及び配光制御
・スマートウィンドウへの応用

14:30~14:55 デバイス・装置
4) 超低電圧駆動を実現するTN液晶表示素子技術

秋田大学 大学院理工学研究科 数理・電気電子情報学専攻 電気電子工学コース 准教授 山口 留美子
http://www.ee.akita-u.ac.jp/eeec/lab/lab05/lab05.html

【新技術の概要】

電卓等のデジタル数値表示であるツイステッドネマチック(TN)モードの液晶素子において、駆動電圧を現在の約半分程度(1~1.5 V)にすることができる技術である。素子構造、作製プロセスおよび駆動方式は通常のTN素子と同じであるが、片側基板の配向膜のみ弱アンカリングとすることで得られる。

【従来技術・競合技術との比較】

低電圧駆動方式の液晶表示には逆リバースTNモードが提案されているが、電圧オフ時の黒表示においては、本方式のTN素子ではどの波長においても偏光板で決まる最低透過率(約0%)が得られる。また、電圧印加時の諧調表示においても透過率の波長依存性は大変少ない。

【新技術の特徴】

・小面積の太陽電池を電源とするデジタル数字の表示
・視野角依存性が少ない液晶表示
・スタティック駆動の液晶表示

【想定される用途】

・デジタルサイネージ
・プライスタグ
・書き換えが少ない表示