新技術説明会 > 開催予定・お申込み > 千葉大 > 2019 千葉大学 > 2019 千葉大学:発表内容詳細
申込み受付中の説明会
02/04(火) 11:00 大阪大学 新技術説明会 ~ 15:25
02/13(木) 13:30 JST計測技術 新技術説明会 ~ 15:55
02/20(木) 13:30 千葉大学 新技術説明会 ~ 15:25
02/27(木) 10:00 環境 新技術説明会 ~ 11:55
02/27(木) 13:00 医療 新技術説明会 ~ 15:55

開催スケジュール
2/27(木)
北東北3大学 新技術説明会 
3/3(火)
看護系大学 新技術説明会 
3/5(木)pm
北見工業大学他 新技術説明会 
3/10(火)
関西10私大 新技術説明会 

千葉大学 新技術説明会
【日時】2020年02月20日(木) 13:30~15:25【会場】JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)
【参加費】無料(事前申込み制)
【主催】科学技術振興機構、千葉大学
【後援】特許庁、関東経済産業局

発表内容詳細

13:30~13:55 エネルギー
1) 自己組織化エレクトレットを利用した作製が容易な振動発電素子

千葉大学 先進科学センター 助教 田中 有弥
http://ishii-lab.in.coocan.jp/pukiwiki/?FrontPage

【新技術の概要】

エレクトレットと呼ばれる帯電した膜を備えた振動発電素子は、身のまわりの振動から電力を得ることができる有力な発電素子である。しかしながらエレクトレット作製時の荷電処理は煩雑であり、量産化を妨げる一因であった。そこで我々は極性分子の自発的配向を利用し、荷電処理を一切必要としない振動発電素子を開発した。

【従来技術・競合技術との比較】

従来エレクトレットは、ポリマーやSiO2等の絶縁体にコロナ荷電などの荷電処理を行うことで作製されていた。しかしながら成膜条件の最適化や均一な荷電が困難という問題があった。我々が開発した自己組織化エレクトレットは極性分子の自発的な配向を利用したものであり、荷電処理を一切必要としない点が長所である。

【新技術の特徴】

・荷電処理を一切必要としないエレクトレット
・印刷プロセスを用いれば大面積化が容易なエレクトレット
・軽量でフレキシブルなエレクトレット

【想定される用途】

・振動発電素子、振動センサ
・エレクトレットマイクロフォン
・エアフィルター、不織布

【関連情報】

・サンプルあり

【J-STORE掲載特許情報】

14:00~14:25 医療・福祉
2) 電波で見守る ~褥瘡を検知~

千葉大学 フロンティア医工学センター 准教授 高橋 応明
http://www.cfme.chiba-u.jp/~takahashi/

【新技術の概要】

本発明は、平面アンテナを用いてマイクロ波の送受信を行い、インピーダンスの変化をモニタリングすることで褥瘡の検出を行う。平面状のアンテナをマット下に配置することで、患者を動かす事なく、非接触のモニタリングを行い従来の問題を解決する。

【従来技術・競合技術との比較】

従来の褥瘡検出システムは、いずれも皮膚に金メッキされた電極や銅線を含むセンサーを直接貼り付ける装置であった。衛生面から定期的な取替えが必要となり、長時間のセンサー装着により皮膚のふやけなどを誘発する可能性、金属アレルギー患者の場合使用不可能な場合がある、などの問題があった。

【新技術の特徴】

・非接触により寝たきり患者等を対象とした長時間のモニタリングが可能となる。
・センサーの接触による皮膚のふやけや金属アレルギーへの懸念がなくなり、看護者及び介護者の負担軽減につながる。
・マット下等に配置することにより、寝心地を悪化させずにモニタリングが可能となる。

【想定される用途】

・病院での寝たきり介護時の褥瘡防止
・在宅治療時に、専門家からの適切なアドバイス、遠隔モニタリング
・離床モニタリング機能

【J-STORE掲載特許情報】

14:30~14:55 環境
3) 二酸化炭素の固定化触媒開発

千葉大学 大学院理学研究院 化学研究部門 准教授 大場 友則
http://sites.google.com/view/ohba-group

【新技術の概要】

中低温熱の熱源を利用した二酸化炭素の熱分解方法であって、粒子径が30nm以下、好ましくは10nm以下の触媒として用いることを特徴とする二酸化炭素の熱分解触媒開発を行ったものである。

【従来技術・競合技術との比較】

従来技術では、1000度前後の高温で、二酸化炭素をメタノールや一酸化炭素に変換する技術であり、かつ反応温度を下げるためレアメタルを触媒として用いる。それに対し、本技術では、レアメタルフリーで、かつ中低温領域で二酸化炭素の分解を実現できる。

【新技術の特徴】

・中低温エネルギーを用いた二酸化炭素還元
・ナノ触媒を用いた二酸化炭素還元の高反応効率
・二酸化炭素還元による固定化

【想定される用途】

・二酸化炭素排出削減
・固定化された炭素利用

【J-STORE掲載特許情報】

15:00~15:25 創薬
4) ミリスチン酸摂取による画期的2型糖尿病リスク低減法

千葉大学 大学院理学研究院 化学研究部門 教授 坂根 郁夫
http://sakane32.wixsite.com/biofunctionchemistry

【新技術の概要】

従来健康に対して悪玉とされてきた飽和脂肪酸の中で、ミリスチン酸は特別で、本脂肪酸が2型糖尿病モデルマウスで2型糖尿病(高血糖)に対する顕著な効果を示すことを実証しました。ミリスチン酸を含有した食品(食用油等)またはサプリメント等により糖尿病のリスクを大きく低減することが出来ると考えます。

【従来技術・競合技術との比較】

ミリスチン酸の摂取は、科学的根拠に基づく、骨格筋のインスリン抵抗性を直接改善し、継続的な日常の運動は必要なく、楽に血糖値を下げるインパクトのある画期的2型糖尿病リスク低減法となります。ミリスチン酸は自然界に存在するので、安全性の面でも優位性を持ちます。

【新技術の特徴】

・科学的根拠がある。
・自然界に存在するものなので安全性が高い。
・骨格筋のインスリン抵抗性を直接改善する。
・ごく一部の脂肪酸の量のみを調整するので、既存の辛く味気ないエネルギー調整食と比べ、より通常食に近い。

【想定される用途】

・ミリスチン酸を添加した2型糖尿病リスク低減食品
・ミリスチン酸充填した2型糖尿病リスク低減サプリメント

【J-STORE掲載特許情報】