申込み受付中の説明会
09/26(火) 09:55 材料・ICT 新技術説明会 ~ 12:25
09/26(火) 13:00 ライフサイエンス 新技術説明会 ~ 16:00
09/28(木) 12:55 産総研ー名大アライアンス事業 新技術説明会 ~ 16:00
10/03(火) 10:55 健康・医療 新技術説明会 ~ 15:55
10/05(木) 13:00 静岡大学 新技術説明会 ~ 15:55
10/12(木) 12:55 宇宙航空研究開発機構 新技術説明会 ~ 15:55
10/17(火) 10:00 東京工業大学 新技術説明会 ~ 15:55
10/19(木) 10:30 九州大学 新技術説明会 ~ 15:30
10/24(火) 12:55 アグリメディカル 新技術説明会 ~ 16:00
10/31(火) 13:25 富山大学 新技術説明会 ~ 15:25

開催スケジュール
10/26(木)
東京電機大学 新技術説明会
10/31(火)pm
富山大学 新技術説明会
11/2(木)
中国地域さんさんコンソ 新技術説明会(仮称)
11/7(火)
東京理科大学 新技術説明会
11/9(木)
スマートテクノロジー 新技術説明会(仮称)
11/14(火) pm
秋田産学官共同研究拠点センター 新技術説明会(仮称)
11/16(木)
ライフサイエンス系 新技術説明会(仮称)
11/21日(火) am
東京都市大学 新技術説明会
11/21日(火) pm
アグリビジネス 新技術説明会 (仮称)
11/28日(火)
四国地区4国立大 新技術説明会(仮称)

宇宙航空研究開発機構 新技術説明会
【日時】2017年10月12日(木) 12:55~15:55【会場】JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)
【参加費】無料
【主催】科学技術振興機構、宇宙航空研究開発機構
【後援】特許庁

発表内容詳細

13:00~13:25 計測
1) 目を測るだけで、いつでも、ちょっとした注意力低下も測定できる技術

宇宙航空研究開発機構 宇宙飛行士運用技術ユニット 宇宙医学生物学研究グループ 阿部 高志

【新技術の概要】

本技術は、目やまぶたの動きを測るだけで、いつでも、重度の注意力低下が発生する手間の、ちょっとした注意力低下の状態を測れるようにする新しいアルゴリズムである。この技術を用いることで、普段の生活の中で、特に何もすることなくヒヤリハットから事故レベルまでの注意力の状況を測定できるようになる。

【従来技術・競合技術との比較】

目やまぶたの動きを用いて注意力を評価する従来法は、重度の注意低下しか測れない、精度が不十分、妥当性が充分に評価されていない、先行研究が豊富に蓄積されている従来の注意評価法の出力との比較参照ができないという問題があった。本技術はこれらすべてを克服している。

【新技術の特徴】

・重大な状態の手前の状態がわかる
・ヒヤリハットから事故レベルまでの注意力の状況が評価できる
・普段の生活の中で、何も、特別なことをしなくても注意力の状況が測定できる

【想定される用途】

・ドライバーが周囲の状況に注意できているかどうかを評価できる。
・管制員,医療従事者,宇宙飛行士などの高い注意力を必要とする職種において,軽度の注意低下を評価できる。
・健全な状態を長く保つことが必要な状況を把握したい場合

13:30~13:55 製造技術
2) 「今まで見えなかったもの」を「見えるように」する3Dプリンタによる新立体的可視化技術

宇宙航空研究開発機構 セキュリティ・情報化推進部 スパコン活用課 藤野 敦志

【新技術の概要】

通常の3Dプリンタによる造形としては不可能であった「細いもの」「薄いもの」「浮いているもの」の立体的可視化技術として確立した。また、その実現に向けての最大の欠点を克服した技術。

【従来技術・競合技術との比較】

従来のままだと、3Dプリンタの造形の仕組みにより、直方体6面中、2面しかクリアに見えなかった。今回の新造形法により、6面中、全面がクリアに見えるようになった。

【新技術の特徴】

・今までは作れない「細い」「薄い」「浮いている」物体の造形が可能である。
・見たい部分を取り出せるので、新しいプレゼン、検証が可能となった。
・複数の人によるディスカッション、持ち運びの便利さ、応用の自由度が高い。

【想定される用途】

・従来の技術では体感できないほどリアルな造形物が作れる。
・構造物内の内部を確認する、立体同士の関係確認に最適である。
・新しいコミュニケーションツール、知育に役立つ。

【関連情報】

・サンプルあり
・デモあり
・展示品あり

14:00~14:25 機械
3) 不整地用マルチクローラロボット

宇宙航空研究開発機構 研究開発部門 第二研究ユニット 主任研究開発員 妻木 俊道

【新技術の概要】

4つの搖動クローラにより、全長約1.1m、全高0.3m弱の大きさで、最大約0.5m高の障害(段差等)、そして最大約50度の斜面を、複雑な操作なしに踏破できる、非常にシンプルな構造のロボット。

【従来技術・競合技術との比較】

従来のロボットでは、障害踏破時に、フリッパ等可変構造部の制御を、センサ・制御システムにより、あるいは人の複雑な操作により行っていた。本ロボットではそれら複雑なシステムなしに、簡単な操作のみで踏破ができる。

【新技術の特徴】

・高い不整地踏破性能
・シンプルな構造(センサ、制御システムは不要で、モーター駆動軸は4つのみ)
・低重心で転倒しにくく、積載、登坂、牽引に向いている。

【想定される用途】

・屋内外不整地での探査、作業(災害現場、瓦礫地等の踏破)
・原発内等走行(遠隔操縦しやすく、センサ、制御システムが殆どないので放射線、湿気等に強い)
・低重心を活かした不整地、斜面等での重量物搬送

14:30~14:55 デバイス・装置
4) 砂と上手に付き合うための設計

宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 助教 大槻 真嗣

【新技術の概要】

泥地・畑・砂地といった柔らかい地盤を抵抗が少なく移動できる車輪や着地するための装置の形状設計技術です。最新の理論を基に車輪の形状着陸パッド形状を設計できます。

【従来技術・競合技術との比較】

砂地走行においても牽引力は衰えることはなく、従来の直線的な突起を持つ車輪と比べて最大200%増します。ドローンのような飛翔体が砂地に着地する際も、従来と比べて倒れにくく、最大50%程度転倒角度が大きくなります。

【新技術の特徴】

・砂地に転倒なく着地するための装置接触面形状
・砂地への沈み込みが少なくても大きな牽引力が得られる車輪突起形状
・砂と機械の接触面の形状設計方法

【想定される用途】

・砂地を走行する自動車のタイヤ
・ドローンの着陸装置
・砂との相互作用が問題となる機器の形状設計

15:00~15:25 計測
5) 電池が「あとどれくらい使えるのか」を実使用環境で知る技術

宇宙航空研究開発機構 研究開発部門 第一研究ユニット 主任研究開発員 川瀬 誠
http://www.kenkai.jaxa.jp/research/longlife/longlife.html

【新技術の概要】

蓄電池の充放電中の構造変化を圧力信号で捉えることで電池の状態を実使用環境でリアルタイムに把握できる技術です。それにより電池の充電量を把握するとともに、電池の劣化状況について把握することが可能です。

【従来技術・競合技術との比較】

これまで、非破壊で電池の状態を正確に把握するための技術は多々あるが、いずれも単一のセルもしくは評価試験用に特別に作製したセルでの評価であり、実使用環境において適用するには課題があった。本技術は電池の構造変化をシート型圧力センサで捉えることにより多数のセルが拘束されている状態の実使用環境において電池内部の状態をより正確に把握できることが可能である。

【新技術の特徴】

・実使用環境でモニタできる
・圧力センサーで手軽に計測できる
・電池の充電量および電池そのものの寿命が一つの方法で計測できる

【想定される用途】

・自動車、鉄道等移するものに搭載されている蓄電池の計測
・携帯基地局等、大型施設の蓄電システムのバッテリーの計測
・マンションや大型施設の電力平準化蓄電システムのバッテリーの計測

【関連情報】

・展示品あり

15:30~15:55 デバイス・装置
6) きぼう船内ドローン「Int-Ball」の姿勢制御技術

宇宙航空研究開発機構 研究開発部門 第一研究ユニット 主任研究開発員 巳谷 真司
http://www.kenkai.jaxa.jp/research/electrical/triaxial.html

【新技術の概要】

人工衛星の小型化や低コスト化を実現するためには、姿勢制御に必要な装置(センサやジャイロ等)のサイズを低減することが効果的です。この技術は、ホイールやジャイロ等を1つにパッケージ化しているので、これだけで使用することができます。人工衛星の小型化以外にも、バランスを保ちたい多方面の機器に活用できます。

【従来技術・競合技術との比較】

3軸のリアクションホイールは世の中に多く存在しますが、今回約50g、約30mm角という世界最小サイズの超小型三軸姿勢制御モジュールを開発しました。更に、このモジュールには誘導制御計算機・6軸慣性センサも有しているため、単体で姿勢制御を達成できる性能を持ちます。

【新技術の特徴】

・基本的なものがすべて組み込まれている制御モジュール
・世界最小、軽量で、姿勢制御が高い
・予測できない外乱に自律的に制御できる技術

【想定される用途】

・地上用ドローンの姿勢安定向上
・クレーンや自動車等の揺れ防止、倒れない杖
・転がりながら移動する監視カメラ

【関連情報】

・展示品あり