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3/5(木)pm
北見工業大学他 新技術説明会 
3/10(火)
関西10私大 新技術説明会 

九州工業大学 新技術説明会
【日時】2019年12月10日(火) 13:25~15:55【会場】JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)
【参加費】無料(事前申込み制)
【主催】科学技術振興機構、九州工業大学
【後援】特許庁、関東経済産業局

発表内容詳細

13:30~13:55 製造技術
1) 軽元素系薄膜の特徴を利用したパワー半導体パターン形成プロセスの開発

九州工業大学 若手研究者フロンティア研究アカデミー 特任助教 片宗 優貴

【新技術の概要】

本技術では、従来半導体用の絶縁膜として用いられるSiCN系化合物薄膜をマスク材として適用し、薄膜の表面改質による脆化現象を利用したパターン形成プロセスにより、損傷のないシンプルな製法を提案します。

【従来技術・競合技術との比較】

ダイヤモンドやSiCなどのワイドギャップ半導体材料の製造プロセスにおいて、ドライエッチングやエピタキシャル成長による加工方法における、基材表面の損傷、高温かつ反応性の高い過酷な環境に曝されるため、高耐熱性のマスク材の使用やその除去まで、複雑な一連のパターン形成プロセスを簡略化を目指します。

【新技術の特徴】

・薄膜の脆化現象を利用したパターン形成プロセスの簡略化、また表面改質による機能付与が期待できる。
・半導体プロセスであるが、危険ガスの除外設備など必要なく、安全かつ簡便な装置構成で膜形成が可能である。

【想定される用途】

・半導体などのプレーナー型の製造プロセス
・炭素系薄膜のパターン形成プロセス
・薄膜の表面改質を利用した表面構造設計

【関連情報】

・サンプルあり

【J-STORE掲載特許情報】

14:00~14:25 機械
2) ロータが滑らない球駆動式全方向移動装置

九州工業大学 大学院生命体工学研究科 人間知能システム工学専攻 准教授 宮本 弘之
http://www.brain.kyutech.ac.jp/~miyamo/

【新技術の概要】

3つの球とモータから構成される全方向移動装置において、ロータを球の斜め上方に配置しロータと球の滑りを防ぐ技術で、煩雑な調整を必要とせず常に適正なロータ圧接力を生じるので、メンテナンス無しで高い走行安定性を長期間に亘って維持でき、金属製のロータを用いれば高い耐久性が期待できる。

【従来技術・競合技術との比較】

操舵型は方向転換に時間がかかり、フリーローラ式は走行安定性が低い。本技術はそれらに比べ、方向転換に時間が掛からず、段差やみぞに強く走行安定性が高い。シンプルな構造で低コスト化が見込め、低床化も容易である。

【新技術の特徴】

・高い走行安定性
・メンテナンスが容易
・比較的に低コスト

【想定される用途】

・搬送台車
・電動車椅子
・パーソナルモビリティ

【J-STORE掲載特許情報】

14:30~14:55 情報
3) 顔画像処理を用いた音声を利用しない音声認識技術(読唇技術)の改善

九州工業大学 大学院情報工学研究院 知能情報工学研究系 准教授 齊藤 剛史
http://www.slab.ces.kyutech.ac.jp

【新技術の概要】

読唇技術は、声の出せない障害者のコミュニケーション支援や騒音環境における音声認識の利用など次世代インタフェースの一つとして注目されています。本技術では、顔画像処理を用いて発話者の属性情報や表情特徴を用いることで従来の読唇技術の精度を改善します。

【従来技術・競合技術との比較】

音声認識技術は実利用されていますが、発声が困難な発話障害者や騒音環境下、声を出しにくい公共の場所などでは利用が難しい問題があります。また従来の読唇技術では発話者の属性情報等は考慮されていません。本技術は従来の読唇技術よりも認識精度の改善を可能としました。

【新技術の特徴】

・発話者の属性情報や表情特徴の導入
・発話障害者のコミュニケーション支援の実現
・音声情報不要の雑多な騒音環境や音声が収録できない環境における発話内容認識の実現

【想定される用途】

・携帯電話・無線機等の音声通信分野
・医療・福祉現場
・玩具・ゲーム等のアミューズメント分野

【J-STORE掲載特許情報】

15:00~15:25 医療・福祉
4) 1滴で分かる血液サラサラ度と生活習慣病(体液粘度測定装置)

九州工業大学 マイクロ化総合技術センター 准教授 坂本 憲児

【新技術の概要】

体液粘度測定のための測定装置および測定チップの新技術である。極微量(1μL~100μL程度)のサンプルで粘度の測定が可能であり、体液のような低粘度のサンプルの粘度測定を実施できる。本技術を用いれば個人の体液粘度チェックによる生活習慣病予防(セルフメディケーション)が実現できる。

【従来技術・競合技術との比較】

測定に必要なサンプル液量が、従来技術の粘度測定方法に比べ約100分~1000分の1に微量化できている。サンプル測定部のチップは使い捨て前提になっており、従来品よりも体液の粘度測定が行いやすい。

【新技術の特徴】

・微量サンプルの粘度測定可能
・使い捨てチップで測定できるため体液の粘度測定に最適
・安価な消耗品(測定チップ)と測定装置にすることが可能

【想定される用途】

・個人の血液粘度チェックによる生活習慣病予防(セルフメディケーション)
・医療機関向けの血液粘度検査装置
・唾液粘度測定によるストレスチェッカー

【関連情報】

・サンプルあり
・デモあり
・展示品あり

【J-STORE掲載特許情報】

15:30~15:55 デバイス・装置
5) ハイパワー半導体のアクティブ・バランシング技術

九州工業大学 大学院生命体工学研究科 生体機能応用工学専攻 教授 大村 一郎
http://www.life.kyutech.ac.jp/~omuralab/index.html

【新技術の概要】

大容量パワー半導体では、並列接続での不均一により破壊や信頼性低下が課題。本技術はパワー半導体のゲート信号に単純なアルゴリズムで発生させた遅れ時間を与えることで、容易に電流や電圧の均一化が可能。電気自動車や産業用のモータ駆動回路の小型化や高信頼化に貢献。

【従来技術・競合技術との比較】

従来はクローズドループを用いたバランシング技術を適用していなかったが、今回非常に単純なアルゴリズムでありながら、フィードバックでの動作の安定を確認できたこと。さらに簡単なロジック回路、直列並列どちらでも使える汎用性、低コストが大きなメリット。

【新技術の特徴】

・モグラたたきアルゴリズム
・直列・並列の両方に使える
・ストレス平準化で信頼性向上

【想定される用途】

・産業用インバータ
・電気自動車、電車
・直流送電(HVDC)

【J-STORE掲載特許情報】