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新技術説明会パンフレット


開催スケジュール
令和2年度の開催については新型コロナウィルス感染状況に関する政府および東京都の対応を鑑みて、従来の方法に代わりWEB開催の方向で検討しているところです。 具体的な開催方法につきましては、決まり次第、順次お伝えしていきますのでご了承下さい。

【オンライン開催】新潟大学 新技術説明会
【日時】2020年12月17日(木) 10:00~11:55【会場】Zoomビデオウェビナーによるオンライン開催
【参加費】無料(事前申込み制)
【主催】科学技術振興機構、新潟大学

新潟大学 新技術説明会は、オンライン開催(Zoomウェビナーを利用)を実施いたします。聴講をご希望される方は、本枠内下部のリンクよりお申し込みください。
オンライン開催の詳細につきましてはウェビナー参加登録時の「受講環境について」を十分ご確認のうえお申し込みください。Zoomの接続方法のお問い合わせは受付ておりませんので予めご了承ください。
なお、開催当日名刺交換、個別相談の実施はございません。連携についてのお問い合わせにつきましては、Webサイトの「お問い合わせ」に記載の研究機関窓口へ直接お問い合わせいただけますようよろしくお願いいたします。

※お申込みはこちらから→ Zoomビデオウェビナーに参加する
 (定員に達した場合は参加申込を終了いたします。あらかじめご了承ください)

発表内容詳細

10:00~10:25 製造技術
1) シンプル構造で安定化・低電圧化できるスパークプラグ

新潟大学 工学部 工学科 電子情報通信プログラム 准教授 菅原 晃

【新技術の概要】

陰極周囲を誘電体で覆うことにより電界の軸方向成分を増大させ、従来より放電開始電圧が下がる。
また、放電開始電圧のバラツキが少なく放電電流が大きい。

【従来技術・競合技術との比較】

従来の点火プラグと比較し、放電開始電圧が下がる。
また、放電開始電圧のバラツキが少なく放電電流が大きいため、放電が安定しミススパークが少なくなる。

【新技術の特徴】

・安定した放電が得られる電極
・放電開始電圧低下による変圧器の小型軽量化
・ミススパークの低下による燃焼効率向上

【想定される用途】

・点火プラグ
・オゾナイザー
・放電加工

10:30~10:55 計測
2) 生体からインフラ分野まで応用できる非接触・形状・断層・振動計測技術

新潟大学 工学部 工学科 電子情報通信プログラム 准教授 崔 森悦
http://optlab.eng.niigata-u.ac.jp/index2.html

【新技術の概要】

本技術は、独自の光コム周波数間隔操作干渉技術を応用することにより、1秒間に1千万回の軸方向スキャンが可能な、位置、形状、断層、振動の一括同時計測技術である。
20-50μmの深さ断層分解能、15mm以上の計測範囲、10nm程度の変位計測精度で、最高500kHzの高速振動のリアルタイム計測が可能である。

【従来技術・競合技術との比較】

競合技術として光コヒーレンストモグラフィー(OCT)がある。
OCTは、計測速度がラインセンサーのシャッタ―スピードや波長掃引レーザの掃引速度によって制限されるため、市販のもので最も速い計測装置は1MHzのスキャンレートとなっている。当技術は、競合技術と比較して計測スピードが優れている。

【新技術の特徴】

・高速なハイスループット計測
・超音波領域の高速過渡現象をリアルタイム計測
・変位・位置・断層・振動を同時計測

【想定される用途】

・道路や構造物のハイスループットで高精度な形状検査
・MEMSなど精密機械の動作テスト
・高速な生体内断層計測(OCT)

【関連情報】

・デモあり

11:00~11:25 計測
3) 表面プラズモン共鳴を利用したなんでも検出できるセンサ

新潟大学 工学部 工学科 電子情報通信プログラム 教授 馬場 暁
http://nano-ed.eng.niigata-u.ac.jp/index.html

【新技術の概要】

本技術では、透過型表面プラズモン共鳴法による計測が可能なマイクロ流路デバイスを用いてスマートフォンに取り付けることで、高感度なセンシングを可能とした。これは、尿センサや血液センサを始め種々のバイオセンサへの応用や、ガスセンサなどの環境センサなど多方面への応用が可能な簡便なセンサである。

【従来技術・競合技術との比較】

これまでの表面プラズモン共鳴センサは高価で大型なシステムであり、研究用以外に用いることが難しい状況である。本技術により表面プラズモンの輻射光を用いて透過型にすることによって、複雑な光学系が必要でなくなるとともに小型化が可能となった。

【新技術の特徴】

・小型・簡便なセンサ
・スマートフォンでの高感度検出
・マイクロ流体デバイスを用いたプラズモンセンサ

【想定される用途】

・簡便な健康チェック(尿などの体液を使用)
・農業用センサ (農薬などの検出に使用)
・光センサ (光を使った装置内での検出など)

【関連情報】

・サンプルあり

11:30~11:55 製造技術
4) 密着性が高く摩耗に強い硬質皮膜の低温形成技術

新潟大学 工学部 工学科 材料科学プログラム 准教授 大木 基史
http://mohki.eng.niigata-u.ac.jp/

【新技術の概要】

高硬度・高じん性なWC-Ni系硬質複合皮膜が形成可能な、湿式めっき法と真空ガス浸炭法を複合化した簡便かつ低温プロセスを開発した。形成された皮膜は、一般的なWC-Co焼結材を上回る硬度および耐摩耗性を示した。

【従来技術・競合技術との比較】

WCを主成分とする皮膜として高速フレーム溶射法によるWC-Co系皮膜が実用化されているが、施工時の熱影響により脆弱相が形成されてしまうという問題点がある。低温プロセスである本技術においてこの問題点は回避可能である。

【新技術の特徴】

・湿式めっき法と真空ガス浸炭法を複合化した簡便かつ低温プロセスであること。
・高硬度・高じん性特性を有するWC-Ni系硬質複合皮膜が形成可能であること。
・真空ガス浸炭条件を変化させることにより形成皮膜の組織制御が可能なこと。

【想定される用途】

・金型部材用耐摩耗皮膜
・摺動部部材用耐摩耗皮膜
・汎用切削工具用硬質皮膜