申込み受付中の説明会
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10/11(木) 12:55 広島大学 新技術説明会 ~ 15:55
10/16(火) 10:00 東京工業大学 新技術説明会 ~ 15:25
10/23(火) 10:55 健康・医療 新技術説明会 ~ 15:55
10/25(木) 12:55 東京電機大学 新技術説明会 ~ 15:55

開催スケジュール
10/30(火)
四国国立 新技術説明会 
11/1(木)
九州大学 新技術説明会 
11/8(木)
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11/13(火)
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11/15(木)
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11/20(火)am
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11/20(火)pm
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11/22(木)am
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11/22(木)pm
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11/29(木)
北海道地域① 新技術説明会
12/4(火)am
工学院大学 新技術説明会
12/4(火)pm
神奈川大学 新技術説明会 
12/6(木)pm
秋田産学官 新技術説明会 
12/11(火)
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12/13(木)am
新潟大学 新技術説明会
12/13(木)pm
静岡大学 新技術説明会 
12/20(木)
九州工業大学 新技術説明会 

信州大学 新技術説明会
【日時】2018年08月09日(木) 13:30~15:25【会場】JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)
【参加費】無料
【主催】科学技術振興機構、信州大学
【後援】特許庁、関東経済産業局、株式会社信州TLO

発表内容詳細

13:30~13:55 材料
1) 環境低負荷な有機触媒

信州大学 工学部 物質化学科 助教 戸田 泰徳
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/engineering/chair/chem002/index.html

【新技術の概要】

環境負荷を軽減する物質合成の技術として、有機元素のみから構成され、合成および取り扱いが容易な有機触媒の利用が注目されている。本技術は、我々が独自に開発した有機触媒を用いる有用物質の合成法として、ジオールの選択的エステル化法を提供する。

【従来技術・競合技術との比較】

ジオールの選択的エステル化は合成化学的に有用な反応であるが、触媒的合成法に関しては金属触媒を用いる場合が多く、有機触媒の使用例は限られている。本技術では、ホスホニウムイリドという有機リン化合物を触媒として利用することにより、ジオールを選択的にエステル化することができる。

【新技術の特徴】

・簡便な実験操作により入手容易な原料から触媒を合成できる
・簡便な実験操作かつ温和な条件でエステル化できる
・塩基を使用しない条件でもエステル化できる

【想定される用途】

・ジオールの選択的エステル化
・医薬品や機能性材料の合成
・求核触媒反応

14:00~14:25 製造技術
2) 粗面化めっきによる異種材料接合

信州大学 工学部 物質化学科 教授 新井 進

【新技術の概要】

新規な金属と樹脂の異種材料接合技術を提供する。本技術は、接合したい金属表面に面粗度の大きなめっき膜(粗面化めっき膜)を形成した後、射出成型等で粗面化めっき膜に樹脂をインサート成形し、アンカー効果で接合する手法である。粗面化めっき膜の作製方法(粗面化銅めっきおよびCNT複合めっき)に特徴がある。これにより環境にやさしい軽量な複合材料部品が実現できる。

【従来技術・競合技術との比較】

従来技術は、接合したい金属表面を化学エッチングやレーザー照射により粗面化した後、射出成型等で粗面化面に樹脂をインサート成形し、アンカー効果で接合するものである。この接合方法では、線膨張係数差の大きな材料の組合せ(例えば鉄鋼とポリプロピレン)の接合において、熱衝撃試験の際、接合界面のダメージが懸念される。

【新技術の特徴】

・金属素材の種類に関係なく、同じ面粗度の金属表面を提供できるため、同じ接合強度が期待できる。
・線膨張係数差の大きい材料(例えば鉄鋼とポリプロピレン)の接合の際、粗面化めっき層で線膨張係数差の緩和が期待できる。
・耐食性に優れる金属で粗面化めっき膜を作製することにより、腐食し易い金属材料(例えば鉄鋼)の耐食性改善が期待できる。

【想定される用途】

・自動車部品(ステアリングメンバ等)
・パソコン部品
・スマートフォン部品

【関連情報】

・展示品あり

14:30~14:55 環境
3) 連続処理が可能な光化学反応器

信州大学 繊維学部 化学・材料学科 教授 宇佐美 久尚

【新技術の概要】

殺菌水の光触媒処理などを連続的に進めるため、励起光と反応物質の供給効率を考慮して、光触媒を励起する光路と物質を供給・排出する流路を制御する反応システムを開発した。

【従来技術・競合技術との比較】

従来技術は微細担体に担持して表面積を確保し、物質の移動を工夫していたが、光照射効率と気体/液体の滞留に課題があった。本装置は、マイクロ流路と非接触の機械式撹拌装置を兼備することにより、滞留を抑制できる。

【新技術の特徴】

・流路全体を分解洗浄可能で、スケールアップが容易なマイクロチャネル反応器である。
・マイクロ流路内に非接触で回転する撹拌ローターを備え、流路全体を強制的に撹拌できる。
・カラム状の反応装置であり、気体/液体の混合物を連続的に処理できる。

【想定される用途】

・オンデマンド殺菌水製造装置
・ソーラー浄水システム
・酸素や湿気を嫌う反応試薬の連続的な光化学/光触媒反応装置

【関連情報】

・展示品あり

15:00~15:25 環境
4) 金イオンを回収する高分子

信州大学 工学部 物質化学科 准教授 酒井 俊郎
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/engineering/chair/chem005/Index.htm

【新技術の概要】

近年のエレクトロニクス産業の発展やバッテリーの需要拡大に伴い、貴金属、希少金属の需要が一段と高まっている。そのため、自然界、廃棄物、廃液から貴金属、希少金属を回収・リサイクルする技術の開発が重要になっている。そこで、我々は、高分子を利用して溶液中に存在する貴金属イオンを簡単かつ低コスト、低エネルギー、低環境負荷で回収する技術を開発した。

【従来技術・競合技術との比較】

従来技術(溶液中の貴金属イオンを還元剤により還元して金属ナノ粒子として回収、吸着材を溶液中に添加して貴金属イオンを吸着)とは異なり、本開発技術では、高分子自身が吸着材であり、かつ還元剤として機能して貴金属イオンを還元して金属ナノ粒子/高分子複合体として回収する。

【新技術の特徴】

・貴金属イオン水溶液に高分子を混ざるだけで、貴金属イオンが還元されて貴金属ナノ粒子が形成・回収
・不溶性の高分子(プラスチック)を貴金属イオン水溶液に沈めると、貴金属イオンが還元され貴金属/高分子複合体が形成・回収
・溶媒を変えることにより貴金属を選択的に回収

【想定される用途】

・環境浄化・リサイクル用基材
・機能性(導電性)プラスチック
・表面処理技術

【関連情報】

・サンプルあり