新技術説明会 > 開催予定・お申込み > 信州大 > 2020 信州大学 > 2020 信州大学:発表内容詳細
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新技術説明会パンフレット


開催スケジュール
令和2年度の開催については新型コロナウィルス感染状況に関する政府および東京都の対応を鑑みて、従来の方法に代わりWEB開催の方向で検討しているところです。 具体的な開催方法につきましては、決まり次第、順次お伝えしていきますのでご了承下さい。

【一部オンライン開催】信州大学 新技術説明会
【日時】2020年08月20日(木) 13:00~13:25【会場】Zoomビデオウェビナーによるオンライン開催および本Webサイトでの技術の紹介
【参加費】無料(事前申込み制)
【主催】科学技術振興機構、信州大学

信州大学 新技術説明会は、発表技術1件につきまして、オンライン開催(Zoomウェビナーを利用)を実施いたします。聴講をご希望される方は、以下のリンクよりお申し込みください。

オンライン開催の詳細につきましてはウェビナー参加登録時の「受講環境について」を十分ご確認のうえお申し込みください。Zoomの接続方法のお問い合わせは受付ておりませんので予めご了承ください。
なお、開催当日名刺交換、個別相談の実施はございません。連携についてのお問い合わせにつきましては、Webサイトの「お問い合わせ」に記載の研究機関窓口へ直接お問い合わせいただけますようよろしくお願いいたします。

※お申込みはこちらから→ Zoomビデオウェビナーに参加する
 (定員に達した場合は参加申込を終了いたします。あらかじめご了承ください)

他2件については、本Webサイトでの技術シーズの情報提供のみとさせていただきます。

発表内容詳細

13:00~13:25 材料
1) 【オンライン開催】モノマー・重合のトータルデザインが導く機能高分子材料

信州大学 先鋭領域融合研究群 先鋭材料研究所 准教授 髙坂 泰弘
http://fiber.shinshu-u.ac.jp/kohsaka/index.html

【新技術の概要】

アクリル酸エステルやアクリルアミドのα位に機能団を導入したモノマーでは、機能団とビニル基、カルボニル基の協働効果による特殊な反応性や性質が現れる。分解性、pH-温度応答性、熱硬化性などを有する新ポリマーを報告する。

【従来技術・競合技術との比較】

例えばビス[α-(クロロメチル)アクリレート]は、ビスフェノール、カルボン酸、ジチオールなど多様なモノマーと室温で重縮合し、熱硬化性・易分解性不飽和ポリエステルを簡便に与えます。ジカルボン酸クロリドとの共重合も可能です。

【新技術の特徴】

・共重合や鎖延長により、既存のポリエステル、ポリアミドにも硬化点、分解点を導入
・工業製品から少ない反応工程で機能性モノマーを提供
・水溶液中の曇点がpHにより大きく変化する両親媒性ポリマー

【想定される用途】

・接着剤
・レジスト材料
・化粧品やドラッグデリバリーシステム

【J-STORE掲載特許情報】

デバイス・装置
2) 【Webサイトでの技術紹介】光触媒粉末から成る半透明電極とそれを用いた水分解タンデム型セル

信州大学 工学部 物質化学科 助教 影島 洋介
https://sol-gel-nishikilab.jimdofree.com

【新技術の概要】

チタニアナノシートを粉末のアンカー兼導電層として用いることで、光触媒粉末材料から半透明光アノードを作製する新規手法を開発した。この半透明粉末光アノードをトップセル、水素生成用粉末光カソードをボトムセルとすることで、太陽光照射による水の全分解が可能な、粉末材料ベースのタンデム型セルの構築を可能とする。

【従来技術・競合技術との比較】

これまで水分解用タンデム型セルに利用可能な半透明光アノードは、真空成膜や電着等によって合成可能な一部の薄膜材料に限られていた。本手法によってあらゆる光触媒粉末材料から比較的良好な透明性と活性を両立する半透明光アノードの作製が可能となるため、材料選択やデバイス設計の自由度が格段に向上する。

【新技術の特徴】

・粉末材料からの電極作製となり、適用可能な材料の選択肢が豊富である。
・透明性と活性の両方の性質を同時に保持する。
・半透明なのでタンデムセルを構成でき、高効率を実現できる。

【想定される用途】

・水分解(水素製造)
・化成品合成
・有機物分解(環境浄化)

通信
3) 【Webサイトでの技術紹介】素早く正確に無線チャネルの空席を見つける

信州大学 工学部 電子情報システム工学科 准教授 田久 修
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/engineering/chair/hansat/

【新技術の概要】

任意のチャネルにおける一定期間の信号検出履歴から、最新の検出結果ほど大きく重み付けして占有率を算出する系統と、重み付けせずに第二占有率を算出する系統とを有する。占有率が大きく変化したとき、第二占有率を占有率とし、第二占有率はリセットする。これにより高い時間追従性と予測精度の両立が図れる。

【従来技術・競合技術との比較】

従来技術として、メモリ法、重み法、等がある。メモリ法は追従性には優れるが、占有率の変化に過敏に反応し、系が不安定化することがある。重み法は安定性に優れるが係数を絶えず更新する必要があり、負荷が大きい。新技術はメモリ法の追従性と重み法の安定性を兼ね備えたものである。

【新技術の特徴】

・時々刻々と混み具合が変化する電波環境の中で、空きチャネルを迅速かつ正確に予測できる。
・簡素な構成またはアルゴリズムで実現でき、小形の機器にも組み込め、応用範囲が広い。
・無線通信の日常生活への浸透が一層進む5G、6G時代の無線システムに好適な技術である。

【想定される用途】

・非ライセンス周波数帯域での無線通信システム(ISM、等)
・無線センサネットワーク(バイタルセンシング、等)
・IoT機器(ドローン、等)