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【オンライン開催】デバイス・装置 新技術説明会
【日時】2021年06月17日(木) 13:25~15:55【会場】オンライン開催
【参加費】無料(事前申込み制)
【主催】科学技術振興機構、豊橋技術科学大学、長岡技術科学大学

デバイス・装置 新技術説明会は、オンライン開催を実施いたします。聴講をご希望される方は、本枠内下部のリンクよりお申し込みください。
参加登録時の「注意事項」をご確認のうえお申し込みください。接続方法のお問い合わせは受付けておりませんので予めご了承ください。
なお、開催当日技術相談・質問ルームを実施します。ぜひご利用ください。連携についてのお問い合わせにつきましては、Webサイトの「お問い合わせ」に記載の研究機関窓口へ直接お問い合わせいただけますようよろしくお願いいたします。

申込受付:開催日前日の正午まで
  ※お申込受付期間が終了したため、受付を締め切らせていただきました。
聴講の運用方法が変更となりました。聴講用URLは開催日の前日にご登録いただいたメールアドレスにお送りします。

発表内容詳細

13:30~13:55 デバイス・装置
1) 偏光回折素子を利用した円偏光を広角照射可能なビームステアリング装置

長岡技術科学大学 技学研究院 電気電子情報工学専攻 助教 坂本 盛嗣
http://sakamoto-optics-nagaokaut.net/Top.html

【新技術の概要】

レーザー光を2次元的にスキャンする技術として知られるビームステアリングは、自動運転用のLiDARやレーザープロジェクター等への応用が期待されて様々な研究開発が為されている。本研究では、偏光回折格子と呼ばれる特殊な回折格子を複数枚、回転機構と組み合わせた新たなビームステアリング装置を報告する。

【従来技術・競合技術との比較】

本新技術は、等方性回折格子を使う従来技術と比べてゴーストの発生が抑制でき、且つ光利用効率が上がることから省エネルギーであるという利点を持つ。また、MEMSミラーなどの反射方式と比べて、光学系がコンパクト、広角照射が可能、高い楕円率を保ったままでの円偏光照明が可能という特徴を持つ。

【新技術の特徴】

・楕円率の高い円偏光をラスタースキャン又はリサージュスキャン可能
・理論上の光の利用効率が100%
・コンパクトなシステム

【想定される用途】

・LiDAR用光源装置
・レーザーディスプレイ
・センサ用照明装置

14:00~14:25 デバイス・装置
2) 設備や建設物の経年劣化事故を防止するボルト緩み検出装置

豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 情報・知能工学専攻 准教授 大村 廉
http://www.usl.cs.tut.ac.jp/

【新技術の概要】

ボルトの軸力を検出するデバイスとデータを遠隔監視できる装置「TenSense」を開発した。これにより橋梁等インフラ構造物の老朽化や設備機器の接合部の緩みによる重大な事故を防止する。

【従来技術・競合技術との比較】

既存のボルト軸力検出装置としては、ボルトに歪ゲージを埋め込む方法や、本製品と同様に座金形状のものがあるが、電源内蔵で無線式のものは見当たらないこと、またボルトへの加工の必要が無いことに優位性がある。よって、すぐに設置でき、すぐに遠隔監視できるなどの簡便性が特徴である。

【新技術の特徴】

・ボルトの緩みだけでなく切断・破断も検知できる
・ボルトの加工を伴わないため耐久性に優れ、ユニットを挿入するのみのため後付けができる
・数百~数Kmの遠隔監視ができる

【想定される用途】

・橋梁、風車など大型のインフラ構造物の劣化による危険予知
・電車、車、船など乗り物の劣化による危険予知
・工作機械など産業用機械の劣化による加工精度低下の予防措置

【関連情報】

・展示品あり

14:30~14:55 デバイス・装置
3) 美しく融けにくく飲料の味を変えない氷の製法

長岡技術科学大学 技学研究院 機械創造工学専攻 教授 上村 靖司
https://snow.nagaokaut.ac.jp/

【新技術の概要】

特にオンザロック等の飲料用途では氷の外観の美しさや融けにくさ(飲料の薄めにくさ)も求められている。ここでは「放射冷却による高品質製氷」と「厨房用連続引上げ式製氷」の2つの新技術について、その概要とできた氷の品質について紹介する。

【従来技術・競合技術との比較】

製氷業者が販売する氷塊は気泡を含み結晶サイズは1~2㎝以下であるが、「放射製氷」では無気泡かつ5㎝以上の大きな結晶で構成された氷塊が製造できる。「連続引上げ製氷」は普及する厨房用製氷装置で作った氷と比べて、格段に透明度の高くかつ型によって自由な断面形状の氷を製造できるという特徴がある。

【新技術の特徴】

・天然氷と同じ原理(放射冷却)による無気泡かつ高品質な製氷ができる。
・製氷型による自由な断面を有し透明度の高い氷を連続的に製造できる。
・研究用途の高品位な単結晶氷塊も提供しうる。

【想定される用途】

・オンザロック等、飲料用途の球氷、角柱氷等
・高級なかき氷(天然氷の代替)
・丸、花、キャラクター等の形状の綺麗な飲料用氷

15:00~15:25 デバイス・装置
4) 超小型化が可能な中空で薄いリニア超音波モータ

豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 准教授 真下 智昭
http://is.me.tut.ac.jp/wordpress/

【新技術の概要】

中空で極めて薄いステータを用いたリニア圧電モータを開発しました。このモータの特徴はステータの厚みにあり、ステータの厚さがスライダより薄くてもモータは駆動します。開発したリニア圧電モータは、少ない部品点数で高応答と高分解能を実現し、レンズを動かすアクチュエータとしてカメラデバイスに適しています。

【従来技術・競合技術との比較】

一般的なボイスコイルモータ(電磁リニアモータ)と比較して、高速・高推力・高分解能の動作が可能です。また、単位体積当たりの推力が高く。シンプルな構造であるため小型化に適しています。これまでに、大きさ4.5×4.5×厚み0.9mmの小型ステータや1.6×1.6×厚み0.3mmの超小型ステータも開発しています。

【新技術の特徴】

・超小型・中空で極めて薄いステータ構造
・超小型に比して高い推力を発揮する。

【想定される用途】

・スマートフォンや内視鏡のような小型カメラデバイスのオートフォーカス機構
・マイクロマニピュレータのアクチュエータ

15:30~15:55 デバイス・装置
5) 駆動回路一体型モノリシックマイクロLEDアレイ小型化のための製造方法

豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 電気・電子情報工学専攻 教授 若原 昭浩
http://www.int.ee.tut.ac.jp/

【新技術の概要】

駆動回路一体型モノリシックマイクロLEDアレイにおいて、小型・集積化の際に課題となる高電流密度での配線の信頼性を保つため、縦型構造を用いた駆動回路を採用することで、発光部と、駆動回路部の一体形成を可能にする技術です。

【従来技術・競合技術との比較】

モノリシックマイクロLEDアレイを集積化する際、従来の製造方法では、配線長が長大となり、かつ細線化するため、印加電圧低下、発熱、効率低下等の問題により、小型化が難しかったが、本技術では、微細配線を使用しないため、高精細・高輝度なモノリシックマイクロLEDアレイの製造が可能になります。

【新技術の特徴】

・アクティブマトリックス型画素制御が可能。
・2次元的に配置したLEDへの駆動用配線が不要。
・マイクロLEDアレイ内の駆動電流の配線長を大幅に短縮し小型化が可能。

【想定される用途】

・LCDベースのプロジェクションディスプレイの高輝度バックライト。
・マイクロLEDアレイを光源に使用した高精細・高輝度な小型投影機器
・マイクロLEDアレイを光源に使用したマスクレスのパターン形成機