新技術説明会 > 開催予定・お申込み > 富山大 > 2019 富山大学 > 2019 富山大学:発表内容詳細
申込み受付中の説明会
09/26(木) 13:30 熊本大学 新技術説明会 ~ 15:55
10/01(火) 11:25 ハイインパクトテクノロジー 新技術説明会 ~ 15:55
10/08(火) 11:25 富山大学 新技術説明会 ~ 14:25
10/10(木) 12:55 省エネルギー 新技術説明会 ~ 15:55
10/17(木) 10:25 九州大学 新技術説明会 ~ 15:25
10/18(金) 10:25 JST戦略的創造研究推進事業 新技術説明会 ~光科学~ ~ 12:25
10/18(金) 13:30 JST戦略的創造研究推進事業 新技術説明会 ~エネルギー~ ~ 15:25
10/24(木) 10:55 東京電機大学 新技術説明会 ~ 15:55

開催スケジュール
10/18(金)
JST戦略的創造研究推進事業② 新技術説明会 
10/24(木)
東京電機大学 新技術説明会 
10/29(火)
中部公立 新技術説明会 
10/31(木)
東京理科大学 新技術説明会 
11/7(木)pm
静岡大学 新技術説明会 
11/12(火)
関西公立 新技術説明会 
11/14(木)
さんさんコンソ 新技術説明会 
11/19(火)
東京工業大学 新技術説明会 
11/21(木)
北海道大学 新技術説明会 
11/26(火)am
JAEA 新技術説明会 
11/26pm(火)
秋田・秋田県立大学 新技術説明会 
11/28(木)
医学部合同 新技術説明会 

富山大学 新技術説明会
【日時】2019年10月08日(火) 11:25~14:25【会場】JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)
【参加費】無料(事前申込み制)
【主催】科学技術振興機構、富山大学
【後援】特許庁、関東経済産業局

発表内容詳細

11:30~11:55 機械
1) 永久磁石フリーなリラクタンスモータをより高効率にする技術

富山大学 大学院理工学研究部(工学) 電気電子システム工学科 助教 清田 恭平
http://kiki.eng.u-toyama.ac.jp/index.html

【新技術の概要】

本技術では、負荷の状況に応じてリラクタンスモータの巻線を切り替える。これにより、高出力が得られやすいスイッチトリラクタンスモータとして駆動するモードと、高効率であるシンクロナスリラクタンスモータとして駆動するモードを、相互に切り替え可能とした。

【従来技術・競合技術との比較】

本技術で対象としているリラクタンスモータは、レアアース永久磁石が不要であるため、省資源性や堅牢性の観点で有利である。また、巻線数ではなく、モータ種別そのものを変更するため、従来のリラクタンスモータより高効率化を達成しやすい。

【新技術の特徴】

・動作状況に応じで、異なる二種類のモータモードを切り替えることによる高効率化
・電動化が要求される自動車用補機用モータ
・幅広い動作領域が要求される家電用モータ

【想定される用途】

・自動車用主機モータ
・電動化が要求される自動車用補機用モータ
・幅広い動作領域が要求される家電用モータ

【関連情報】

・サンプルあり

【J-STORE掲載特許情報】

12:00~12:25 機械
2) 生物の集団にまなぶ自律適応型ロボット群の協調的問題解決

富山大学 大学院理工学研究部(工学) 機械知能システム工学科 准教授 保田 俊行
http://www3.u-toyama.ac.jp/mecha0/lab/mechacontr/

【新技術の概要】

魚、鳥や社会性昆虫の集団的生態に動機付けられた知能システムに関する研究領域は群知能と呼ばれており、そのマルチロボットシステムへの応用がスワームロボティクスである。本発表では、進化・学習に基づく協調的群れ行動生成法、人間による群れの操作法などの成果について紹介する。また、その工学的応用例を述べる。

【従来技術・競合技術との比較】

多くの研究で用いられる行動組み込み型のアプローチは状況変化への適応能力に乏しいが、本発表の技術では可塑的な群れ行動生成を実現をしている。また、効率性ではなく、頑健性・柔軟性・拡張性を重視していることから持続可能なシステムのための方法論であるといえる。

【新技術の特徴】

・個体レベルでは単純なロボットが集団レベルでは複雑なタスクを協調して実行
・ロボットの群れが状況に応じた適応的な振る舞いを自律的に生成
・ロボットの単純さを補うためのオペレータの介入による群れの操作

【想定される用途】

・災害現場での探索などハザードエリアにおける活動
・プラントなどの巨大インフラの点検・保守および森林の違法伐採予防などのための自然環境のモニタリング
・体内などで活動するナノロボット

【関連情報】

・デモあり

12:30~12:55 デバイス・装置
3) 1本の光ファイバで2次元計測を行う方法

富山大学 大学院理工学研究部(工学) 知能情報工学科 教授 片桐 崇史
http://enghp.eng.u-toyama.ac.jp/labs/ii02/

【新技術の概要】

本技術は、1本の光ファイバにより光の照射・検出を行う光ファイバセンサにおいて、レンズやスキャナを用いることなく2次元平面上の多点計測やイメージ計測を実現するものである。カメラの配置が困難な狭小空間や、強力な電磁波や高温にさらされる特殊環境における低コストな2次元センサとしての応用が期待される。

【従来技術・競合技術との比較】

光ファイバを用いたイメージ伝送技術として、光ファイババンドルを用いた方式と出射光を走査して画像を得るスキャナ方式が存在するが、何れもファイバ先端にレンズやスキャナ等の光学素子を集積化する必要があった。一方本方式では、それらの光学系が不要であることからより低コストかつ細径な2次元センサが実現できる。

【新技術の特徴】

・低コストかつ超細径な2次元センサ
・高感度な分光イメージングセンサ

【想定される用途】

・各種光計測および光センサ
・医療・工業用内視鏡

【J-STORE掲載特許情報】

13:00~13:25 創薬
4) 微量の薬物標的タンパク質を特定する光技術

富山大学 大学院医学薬学研究部(薬学) 教授 友廣 岳則
http://www.pha.u-toyama.ac.jp/anachem/anachem/homu.html

【新技術の概要】

光照射で瞬時に標的タンパク質を共有結合で捕らえ(クロスリンク)、蛍光標識のみを付与する技術。光標識試薬自体がクマリン誘導体に変化する。小型で安定なので、LC-MS/MS質量解析に極めて有利である。

【従来技術・競合技術との比較】

本発明者が開発した従来型(特許第6145742)に比べ、クロスリンク効率が約10倍、蛍光強度が約100倍になり、計3桁大きい解析効率を達成した。

【新技術の特徴】

・光をあてれば、瞬時に2つの物質が架橋する
・再度、光をあてれば、架橋した物質が切断され、相手に蛍光基がつく
・その蛍光基に、無保護で別の機能を付与できる

【想定される用途】

・創薬の期間やコストを削減できる
・(無機材料以外の)材料表面機能を任意に変えられる
・光リソグラフィー:照射スポットのみの機能化

【J-STORE掲載特許情報】

13:30~13:55 創薬
5) 抗酸化機能を付与したハイブリッド型神経保護薬の創成

富山大学 大学院医学薬学研究部(医学) 特別研究教授 近藤 隆

【新技術の概要】

現行の抗精神病薬は統合失調症の陽性症状に奏功するが、陰性症状や認知機能障害に対する効果は乏しい。陰性症状や認知機能障害を改善するために、抗酸化機能に注目し、セロトニン5-HT1A受容体部分作動タンドスピロンに抗酸化機能を有するアポシニン骨格を付与したハイブリッド神経保護薬を開発した。

【従来技術・競合技術との比較】

ドーパミン仮説ではなく、GABAニューロンと酸化ストレスを重視した仮説に基づく点が、本技術の新しい点である。我々の実験結果では一部の非定型抗精神病薬がOHラジカル消去能を示したが、新規化合物はin vitroでも動物モデルでも優れた抗酸化機能を示した。5-HT1A受容体作動薬の認知機能改善作用等は従来から知られている。

【新技術の特徴】

・抗酸化機能付与したハイブリッド化合物
・アポシニン骨格を利用した抗酸化性
・タンドスピロンを利用した5-HT1A受容体作動 

【想定される用途】

・統合失調症治療薬(特に陰性症状、認知機能障害に対して)
・酸化ストレスが関与していると推定されるクロザピンの副作用(顆粒球減少症)の改善
・その他の中枢神経疾患の神経保護薬

【J-STORE掲載特許情報】

14:00~14:25 通信
6) 超高速通信を実現するアンテナシステム

富山大学 大学院理工学研究部(工学) 電気電子システム工学科 講師 本田 和博
http://www3.u-toyama.ac.jp/comsys/Lab/index.html

【新技術の概要】

通信相手の方向を推定し、その方向に指向性ビームを制御することにより、全方位に対して安定した超高速通信を実現する。

【従来技術・競合技術との比較】

従来の2次元的に配列した平面アレーは、特定の空間領域を照射する目的で使用され、全方位にわたる通信性能を提供しない。本アンテナは全方位に対して安定した超高速通信を実現する。さらに、基本モジュールを組み合わせることで容易に多素子MIMOアンテナシステムを構成できる。

【新技術の特徴】

・通信相手の方向を高精度に推定できる
・全アジマス方向に対して指向性ビームを制御できる
・全アジマス方向に対して超高速通信を実現できる

【想定される用途】

・コネクテッドカー
・IoT
・基地局アンテナ

【関連情報】

・サンプル有り

【J-STORE掲載特許情報】