申込み受付中の説明会
12/17(火) 13:25 会津大学 新技術説明会 ~ 15:25
12/19(木) 13:30 山梨大学 新技術説明会 ~ 15:55
01/21(火) 10:25 健康・医療 新技術説明会 ~ 14:55

開催スケジュール
1/21(木)
大学知財群活用プラットフォーム(PUiP) 新技術説明会 
2/4(火)
大阪大学 新技術説明会 
2/13(木)pm
JST知財活用支援事業 新技術説明会 
2/20(木)pm
千葉大学 新技術説明会 
2/27(木)
北東北3大学 新技術説明会 
3/3(火)
看護系大学 新技術説明会 
3/5(木)pm
北見工業大学他 新技術説明会 
3/10(火)
関西10私大 新技術説明会 

山梨大学 新技術説明会
【日時】2018年12月06日(木) 10:00~11:55【会場】JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)
【参加費】無料(事前申込み制)
【主催】科学技術振興機構、山梨大学
【後援】特許庁、関東経済産業局

発表内容詳細

10:00~10:25 計測
1) 焦点位置からの音のみを収録するスマホサイズのアレイ

山梨大学 工学域 電気電子情報工学系 コンピュータ理工学科 教授 小澤 賢司
http://www.ccn.yamanashi.ac.jp/~ozawa/lab.htm

【新技術の概要】

マイクロホンを円弧上に並べたアレイでは、その中心位置からの球面波は、全てのマイクロホンに同時に到達する。このとき、アレイからの出力に2次元フーリエ変換を適用すると特異的なスペクトルが得られることを利用して、中心位置の音だけを抽出する。雑音源が目的音源と同一の角度で距離だけ違う場合にも有効である。

【従来技術・競合技術との比較】

従来法では、多数のマイクロホンからなる長大なアレイ/高コストな演算が必要であった。本手法では、4マイクロホンで全長6 cmのアレイを構成し、2次元FFTという低コストな演算で、高い分離性能を実現する。目的音源と雑音源が同じ方向にある場合にも有効であり、雑音源が1個であれば2マイクロホンで十分である。

【新技術の特徴】

・少数マイクロホンかつ短アレイ長ゆえに、スマートフォンに搭載可能
・2次元FFTという軽量アルゴリズムゆえに、低スペック機器でも実時間動作可能
・特異的なスペクトルを利用した、高い音源分離性能

【想定される用途】

・スマートフォンに搭載し、音のズームアップ機能を実現する。→音がSNSの主要コンテンツになる。
・騒音中で特定の機械の音を観測できる。→異常音検知により機械トラブルを未然に防ぐ。
・録音後の作業により、複数話者を順に分離できる。→自動議事録作成などインタフェースの発展に繋がる。

【関連情報】

・デモあり

10:30~10:55 医療・福祉
2) 切開による手術が不要となる脊椎伸長システム

山梨大学 工学域 機械工学系 情報メカトロニクス工学科 助教 牧野 浩二

【新技術の概要】

脊椎側弯症の治療のために脊椎に埋め込まれたペディクルスクリューで固定されたロッドを外部からの超音波刺激により伸長させる。患者の状態により、非侵襲または低侵襲で伸長させることができるため患者の負担低減ができる。

【従来技術・競合技術との比較】

現状は脊椎に埋め込まれたペディクルスクリュー間のロッドの長さを調節するために1年に1度程度の切開を伴う再手術が必要となっている。磁力線を用いて回転させる方法も提案されているが、過度な磁力線の照射の影響があるため普及していない。

【新技術の特徴】

・非侵襲(低侵襲)による脊椎の伸長
・超音波を用いて安全性に配慮した設計
・現状の固定具の改良のため素材や手法の安全性が担保

【想定される用途】

・脊椎側弯症の固定具

【関連情報】

・展示品あり

11:00~11:25 創薬
3) 働きすぎで不規則な生活の中でもテストステロンを増やすことで精子を増やす剤の開発

山梨大学 医学域 基礎医学系 分子病理学 助教 小幡 史子
https://www.med.yamanashi.ac.jp/clinical_basic/pathol01/index.html

【新技術の概要】

忙しい仕事、生活の中で十分に睡眠をとれない、十分な栄養をとれない方が多くいます。そんな男性にテストステロン産生を促し、精子形成を増加させる栄養素を新技術として提案します。 

【従来技術・競合技術との比較】

従来、この栄養素にテストステロン産生促進作用は報告されておらず、新規の技術となります。

【新技術の特徴】

・種々の食品の添加物として摂取可能
・ラットの実験系においてテストステロン産生促進および精子形成増進を確認
・精製は比較的容易

【想定される用途】

・サプリメントとしての使用
・飲料への添加物として使用
・クリームなど化粧品への添加物として使用

11:30~11:55 デバイス・装置
4) 高精度・高信頼性ポイントオブケアELISAのための多検体同時分析デバイス

山梨大学 工学域 機械工学系 機械工学科 助教 浮田 芳昭
http://www.me.yamanashi.ac.jp/lab/ukita/index.html

【新技術の概要】

ELISAに代表される免疫測定法は高感度な検査技術として定着しているが、煩雑ゆえにポイントオブケアのようなオンデマンド測定には不向きである。本研究では、ポイントオブケアに適用可能な多検体同時分析用マイクロ分析デバイスを開発した。

【従来技術・競合技術との比較】

一般にポイントオブケア向けのデバイスでは1検体測定である。このため、標準曲線との確実な比較のためには試薬、装置、測定環境を厳密に管理する必要がある。本発明によれば、検量線の同時測定が容易に実現できるため、これらの困難が解消され、低コスト化が実現できる。

【新技術の特徴】

・ポイントオブケアの信頼性向上、低コスト化に寄与する。
・シンプルな構造のデバイスとシンプルな制御機構で高度な流体制御が実現される。

【想定される用途】

・血液の検査
・環境試料の検査