申込み受付中の説明会
06/19(火) 13:25 横浜国立大学 新技術説明会 ~ 16:00
06/21(木) 13:25 早稲田大学 新技術説明会 ~ 15:55
06/26(火) 13:25 物質・材料研究機構 新技術説明会 ~ 15:55
06/28(木) 10:25 東京農工大学 新技術説明会 ~ 15:55
07/03(火) 13:00 歯科領域 新技術説明会 ~ 15:55
07/05(木) 13:20 芝浦工業大学 新技術説明会 ~ 15:55
07/10(火) 13:30 首都大学東京 新技術説明会 ~ 15:55
07/12(木) 09:55 材料 新技術説明会 ~ 11:55
07/12(木) 13:00 情報・計測 新技術説明会 ~ 15:00
07/24(火) 12:55 筑波大学 新技術説明会 ~ 15:55

開催スケジュール
7/26(木)pm
慶應大学 新技術説明会 
7/31(火)
旧ICI東京 新技術説明会 
8/2(木)pm
岩手県立大学 新技術説明会 
8/7(火)
京都工芸繊維大学 新技術説明会
8/9(木)
信州産学官 新技術説明会
8/16(木)
広島県 新技術説明会 
8/21(火)
神戸大学 新技術説明会 
8/23(木)
金沢大学 新技術説明会
8/28(火)pm
金沢工業大学 新技術説明会
9/4(火)
福井大学 新技術説明会 
9/6(木)
ライフイノベーション 新技術説明会 
9/11(火)
東洋・上智・中央 新技術説明会
9/13(木)pm
富山大学 新技術説明会
9/20(木)
産業技術総合研究所 新技術説明会 
 
9/27(木)am
福島大学 新技術説明会
9/27(木)pm
奈良女子大学 新技術説明会

金沢工業大学 新技術説明会
【日時】2016年09月08日(木) 12:40~15:55【会場】JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)
【参加費】無料
【主催】科学技術振興機構、金沢工業大学
【後援】関東こぶし会(金沢工大学園同窓会)、特許庁

発表内容詳細

医療・福祉
1) 脳波と車いすを用いた生活支援システムへの適用

金沢工業大学 工学部 情報工学科 教授 中沢 実
http://www.kitnet.org/laboratory/

【新技術の概要】

本研究室が実施している脳波と車いすを用いた研究の最大の問題点は、全て速度(反応速度)にあった。そこで、脳が感じると同時もしくは事前にそれを理解する仕組が必要となっている。本発表では、脳波・車いすともに、階層的な処理方式を実現することでリアルタイム性を有する生活支援システムを提案する。

【従来技術・競合技術との比較】

産総研において脳波による意思推定を行っているが、視覚刺激の変化によるP300誘発刺激を用いている。Googleが実施している自律走行車は、一定の場所の間の自律走行能力は有する。しかしながら、両者ともにシステム依存の仕組であり、利用者の意図を無視している点が、本研究との差異である。

【新技術の特徴】

脳波情報であるP300のタイミング取得と波形推定による意図の予測を実現している。
・脳波による視覚・聴覚情報のみならず、筋電位や視線をも推測可能な仕組を有している。
・車いすの制御にリアルタイム性確保のためL0ノルム最小化と多重解像度法により実現している。

【想定される用途】

・病院内における窓口・診療・検査機関の間の患者の移動手段
・ALS患者と介護士の間のコミュニケーションツールとしての役割
・車いす利用シーンの生活圏への拡大(単なる移動手段ではなく、生活手段としての車いす)

【関連情報】

・サンプルあり
・デモあり

デバイス・装置
2) 排湿外壁構造の開発と建築・屋外照明器具等への応用の可能性

金沢工業大学 環境・建築学部 建築学科 教授 垂水 弘夫
http://www2.kanazawa-it.ac.jp/tarumi/

【新技術の概要】

排湿外壁構造は、稚内層珪質頁岩などの透湿性を有する原料の粉体を水で練り、厚さ5~20mm程度の薄板に成型して建物の外壁に単層で適用することにより、主に冬期に屋内の湿気を屋外へと排湿するものである。屋内外の水蒸気分圧差が駆動力となるため、湿気を取り除くためのエネルギー消費が不要である点に特徴がある。

【従来技術・競合技術との比較】

「調湿」建材は大手メーカーにより従来より販売されている。調湿建材は壁の内装仕上げ材として用いられ、屋内が湿っている時に吸湿し、乾燥した時に屋内に再放湿する。排湿外壁構造は、これとは似て非なるものであり、吸湿した水蒸気をそのまま外気へと排湿する性能を有している。

【新技術の特徴】

・内部と外部の空気の水蒸気分圧差が駆動力となるため、エネルギーを消費しない。
・原料は北海道等で産出し、粉体に加工されたものが塗り壁用に販売されていて入手しやすい。
・イニシャルコスト、ランニングコストともに廉価である。

【想定される用途】

・屋内の湿気、結露に困っている住宅の外壁
・屋内で灯油、ガスなどを直火燃焼する住宅、建物の外壁
・ライトアップなどのために屋外に設置される照明器具の結露対策

【関連情報】

・サンプルあり

創薬
3) 静電気的制御による細胞トラッピング応力波システム(ES cell SW)の開発

金沢工業大学 工学部 電子情報通信工学科 教授 會澤 康治
http://kitnet.jp/laboratories/labo0059/index.html

【新技術の概要】

外部制御された静電気力によって細胞をセル壁面に任意に固定したり解除することができる機構と、固定された細胞へナノ秒パルス応力波を照射する機構を備えた装置の技術開発である。この技術により細胞の固定、応力波照射、固定の解除といった一連の処理が可能であり、細胞内への物質送達や細胞内シグナルの活性化が期待できる。

【従来技術・競合技術との比較】

ソノポレーションに代表される多くの細胞を一度に処理する従来技術は個々の細胞に対する作用が一様でないため導入効率は一般的に低い。この欠点をカバーするために強力かつ長時間処理を行うと細胞の生存率は低くなるという別の欠点が発生する。我々が開発した方法は対象細胞に対する処理時間が短くかつ対象細胞ごとに確実に応力波処理ができる。

【新技術の特徴】

・低侵襲高効率遺伝子導入
・革新的低侵襲性細胞増殖促進活性
・静電制御細胞トラッピング応力波照射機構

【想定される用途】

・導入困難な細胞種、卵、植物細胞にも遺伝子導入が可能
・細胞治療に際して分裂促進剤なしで細胞増殖が亢進
・再生医療における細胞、組織への物質送達

材料
4) ホウ酸塩による新しい難燃化技術 -集成材からウレタンフォームまで-

金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 教授 露本 伊佐男
http://www2.kanazawa-it.ac.jp/eco/

【新技術の概要】

従来より高濃度のホウ酸ナトリウム水溶液を調製することに成功し、木材、集成材など木質材料を1回の含浸で不燃認定レベルまで不燃化できるようになった。さらに、塗布するだけで硬質ウレタンフォーム等を難燃化できる難燃塗布剤の開発にも成功した。

【従来技術・競合技術との比較】

中性の水溶液を用い、基材の浸透性が良い場合、常温常圧での不燃処理も可能。りん、有害重金属を含む難燃剤を併用する必要がない。また、ホウ酸ナトリウム水溶液に適切なバインダーを混合することで、初めて塗布による難燃加工を可能にした。

【新技術の特徴】

・一回の含浸処理で木材,集成材の不燃・難燃化が可能
・ウレタンフォーム等の塗布による難燃化が可能
・有害重金属,りんを含まない難燃処理が可能

【想定される用途】

・建築物、鉄道車両に使用される不燃材料
・後加工による難燃化
・シロアリを防ぐ防蟻効果も期待可能

【関連情報】

・展示品あり

【J-STORE掲載特許情報】

環境
5) 新規抽出剤を用いた液液抽出法によるレアメタルの回収法 -Zr廃液からのScの回収-

金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 教授 藤永 薫

【新技術の概要】

新規なジアルキルモノチオリン酸を抽出試薬に用いた溶媒抽出法に基づく濃縮分離法を開発し、ジルコニウム(Zr)と希土類元素のスカンジウム(Sc)の混合溶液中からScを選択的かつ効率的に抽出分離・逆抽出することを達成した。

【従来技術・競合技術との比較】

既存の工業用抽出試薬を用いて溶媒抽出法によってScを分離回収する試みは、以前から数多く試みられていた。しかし、Scは強い硬い酸であり、簡単に有機相に抽出されるものの、逆抽出を効率的に行う事が難しく、溶媒抽出法でScの資源回収はこれまでできなかった。本法によってそれが初めて可能になった。

【新技術の特徴】

・Sc³+とZrO²+の分離性能が優れており、これまで利用されていなかったZr廃液中からScを資源回収することが可能になった。
・有機相に抽出されたSc³+を水相に効率的に逆抽出できるので、溶媒抽出法による資源回収ができるようになった。
・Sc³+以外の希土類元素も同時に分別回収することが出来る。

【想定される用途】

・Zr以外のAlやTiの精錬工場で回収されずに廃棄されているScを資源として回収することが出来る。
・溶媒抽出法全般について豊富な経験があり、Sc以外の金属についても技術相談に応じられる。

情報
6) 画像処理技術を用いた簡便な双方向コミュニケーションシステム

金沢工業大学 情報フロンティア学部 メディア情報学科 学部長、教授 鎌田 洋
http://kitnet.jp/laboratories/labo0085/index.html

【新技術の概要】

カメラで捉えた聴衆が色カードを挙げた風景画像から画像処理技術により色カードを認識してリアルタイムで自動集計する技術である。遠方の色カードを含めて認識するために色カードのレイアウトと材質を最適化しており、この色カードに対応する画像認識技術を研究開発した。現在、140名の一斉授業で色カードによる5選択の質問回答の運用を行っており授業を円滑化する効果を確認した。

【従来技術・競合技術との比較】

専用の超小型端末と無線通信技術により聴衆の回答を集計する従来技術と比較して、本技術はノートPCとWebカメラと色カードのみのシステムである。このため、コストが安い、より簡便に使用できる、対面性を保持できる利点がある。

【新技術の特徴】

・低コストで会場の聴衆の回答をリアルタイムで集計できる。
・ノートPCとWebカメラのみのシステムであり超小型端末の管理が不要のため、より簡便に使用できる。
・使用時に対面性を保持できる。

【想定される用途】

・一斉授業における教員から学生への問いかけに対する学生の回答の自動集計
・イベントにおけるプレゼンターからの聴衆への問いかけに対する聴衆の回答の自動集計
・無線通信が困難な環境における双方向自動通信

【関連情報】

・デモあり
<連携・ライセンスについてのお問い合せ先>

金沢工業大学 産学連携局 産学連携東京分室

TEL:03-5777-2243 FAX:03-5777-2226
Mail:tokyoアットマークkanazawa-it.ac.jp
URL:http://wwwr.kanazawa-it.ac.jp/