新技術説明会 > 発表技術アーカイブス > 戦略研究推進部 > 2017 戦略事業④ ICT・ナノテクノロジー
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JST戦略的創造研究推進事業 新技術説明会 ~ICT・ナノテクノロジー~
【日時】2018年03月01日(木) 9:55~15:55【会場】JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)
【参加費】無料
【主催】科学技術振興機構
【後援】特許庁

発表内容詳細

情報
1) 自動灌水制御のためのAIを用いた植物のしおれ検知ソフトセンサ 【さきがけ】

静岡大学 学術院情報学領域 准教授 峰野 博史
http://www.minelab.jp

【新技術の概要】

草姿画像と環境データ(温湿度、明るさ)のみで、葉のしおれに応じた適切なタイミングで自動灌水制御できるソフトウェア的なセンサとしてしおれ検知ソフトセンサを研究開発した。

【従来技術・競合技術との比較】

比較的計測の容易な非破壊データである草姿画像と環境データ(温湿度、光量)のみを入力することで、培地量や品種に関係なく葉のしおれに応じた適切なタイミングで自動灌水制御可能なシステムを構築できる。

【新技術の特徴】

・しおれ検知ソフトセンサ
・非破壊計測
・AI,深層学習

【想定される用途】

・適切な自動灌水制御による農作業負担軽減
・機能性向上や高糖度化といった品質制御
・計画生産技術の向上

【関連情報】

・サンプルあり

情報
2) 太陽光を用いた空中像生成技術の紹介 【さきがけ】

電気通信大学 大学院情報理工学研究科 助教 小泉 直也
http://www.media.lab.uec.ac.jp/

【新技術の概要】

本研究は、太陽光などの環境光を取り込み、それを光源として空中像を結像するものです。具体的には、上部から来る光を拡散素材を通して前面の偏光板を除いた透明液晶を透過させ、その光を再帰透過光学素子によって結像させる過程で、取り除いた偏光板を配置し選択的に光を通すことで空中像を表示します。

【従来技術・競合技術との比較】

提案技術は、公共空間に適した視覚情報提示技術としての環境光採光型空中像光学系です。これは省エネルギーかつ高効果なデジタルサイネージを実現するものです。これによって、公園のような屋外公共空間でも視認可能な情報提示装置を実現することが可能です。

【新技術の特徴】

・太陽光を活用し、既存手法に比べて低消費電力
・屋外で活用可能な輝度を実現

【想定される用途】

・デジタルサイネージ
・アミューズメント施設
・エンタテイメント全般

情報
3) AIによるSNS上で人気度を向上させるハッシュタグ推薦 【CREST】

東京大学 大学院情報理工学系研究科 准教授 山崎 俊彦
https://www.hal.t.u-tokyo.ac.jp/lab/

【新技術の概要】

SNSを用いた商品・サービスのプロモーションが盛んに行われていますが、特定のコンテンツの人気度を向上させるための方法は確立されていませんでした。本技術はSNS上で画像や映像の人気度を向上させることができ、かつ、客観的に正しい内容のハッシュタグを推薦する世界初の技術です。 タグ推薦技術によりSNS・WEB上での効果的なプロモーション、クリック率向上などが可能になります。

【従来技術・競合技術との比較】

従来からタグの推薦技術はあるものの、殆どが客観的なタグの内容の正しさを主眼においており、内容の正しさを持ちながらも「人気度」を向上させるために開発された技術は本研究が世界初です。

【新技術の特徴】

・SNSで閲覧数を人工的に伸ばすことができる世界初の技術
・「海」「山」など客観的なタグではなく、閲覧数を伸ばすために効果的な印象語なども推薦
・客観的にみて正しいタグが推薦できることはクラウドワーカーによる評価で実証済み

【想定される用途】

・SNS・WEB上での効果的なプロモーション、クリック率向上
・商品紹介、新聞記事などにおける「読んでもらえる」のに重要なキーワード抽出

【関連情報】

・デモあり

情報
4) 世界メッシュ統計を用いた各種統計量の定量化と可視化のプラットフォーム 【さきがけ】

京都大学 大学院情報学研究科 特定准教授 佐藤 彰洋
http://ssuopt.amp.i.kyoto-u.ac.jp/akihiro/

【新技術の概要】

我が国の日本工業規格で規定される地域メッシュコード(JIS X0410)の独自上位互換性を有する世界メッシュコード体系を提案している。この世界メッシュコード体系を用いた世界メッシュ統計および、世界メッシュデータを用いたクラウド型統計可視化定量化システムを紹介する。

【従来技術・競合技術との比較】

国内でこれまで使用されてきた地域メッシュコード(JIS X0410)に基づき生成されるグリッド統計データの適用範囲を全世界に拡張することに本技術の本質がある。本技術は、これまで我が国でのみ利用可能であった地域メッシュ統計アプリケーションを全世界規模で利用できるようにするクラウド型アプリケーションに関する技術である。

【新技術の特徴】

・JIS X0410で定義される地域メッシュ統計を全世界規模で利用できる標準技術
・全世界規模でデータの結合比較分析を可能とするプラットフォーム
・世界メッシュ統計を自動生成する技術

【想定される用途】

・定量的な市場調査・市場規模調査およびその枠組み
・経営企画の高度化・マーケティング戦略のための経済社会活動の定量分析
・適地選定のためのリスク、需要、便益などの定量分析

【関連情報】

・デモあり

電子
5) 縦型デバイスが切り拓く革新的省エネ集積エレクトロニクス 【ACCEL】

東北大学 国際集積エレクトロニクス研究開発センター センター長 遠藤 哲郎
http://www.ecei.tohoku.ac.jp/endohlab/index.html

【新技術の概要】

従来平面構造であったデバイス構造を、縦型構造に変革することで、現在の集積回路の最大の課題である更なる高集積化と、増大し続ける待機電力の飛躍的な削減を同時に実現する縦型BCMOSFET技術を紹介する。

【従来技術・競合技術との比較】

従来技術と比較して、圧倒的な低消費電力性を達成すると共に、その高駆動力性能により集積回路の更なる高速動作化を可能にします。加えて、3次元構造を活かして、集積回路の基本ニーズである高集積化にも大きなメリットを有します。

【新技術の特徴】

・省エネ化
・高集積化
・低ノイズ化

【想定される用途】

・3D-NANDメモリなどのストレージメモリ
・SRAMなどのキャッシュメモリ
・超低消費電力ロジックLSI

【関連情報】

・展示品あり
・外国出願特許あり

情報
6) 触れた感覚の記録と再生を可能とする触覚インタフェース 【ACCEL】

電気通信大学 大学院情報理工学研究科 准教授 梶本 裕之
http://kaji-lab.jp

【新技術の概要】

本触覚提示技術は振動提示、温度提示、電気刺激を適切に組み合わせることを特徴としています。振動提示部は触知可能な幅広い周波数で駆動され、温度提示部は温冷双方を高速に提示、電気刺激は刺激電流の極性変化により細かな圧覚等を提示します。これらの組み合わせによって触感の遠隔伝送やVR空間での再現を可能とします。

【従来技術・競合技術との比較】

従来の触覚提示技術は単一ないし少数の触覚提示手段を用いており、例えば振動を用いた場合であれば振動に関連の深い感覚の再現に留まっていました。これに対して本提示技術では触感再現の手段を三つ用意し、その組み合わせを用いることで原色を組み合わせるように再現することを特徴としています。

【新技術の特徴】

・振動、温度、電気の組み合わせによる触感再現
・低価格な触覚提示
・指先に収まる省スペース性

【想定される用途】

・バーチャルリアリティ
・テレイグジスタンス
・教育、遠隔就労

【関連情報】

・サンプルあり

電子
7) 皮膚呼吸が可能な貼り付け型ナノメッシュセンサー 【ACCEL】

東京大学 大学院工学系研究科 教授 染谷 隆夫
http://www.ntech.t.u-tokyo.ac.jp/index.html

【新技術の概要】

ナノサイズのメッシュ構造を有する電極の開発に成功した。PVA(ポリビニルアルコール)のナノメッシュに金を蒸着した電極では、優れた曲面追従性により皮膚形状に沿った貼り付けが可能で、さらにメッシュ構造であるため皮膚呼吸を阻害しない特徴を有する。電極・配線材料としてだけでなくセンシングデバイスとしての応用も考えられる。

【従来技術・競合技術との比較】

従来の薄膜電極や配線材料には物質透過性がないため、ガスや蒸気が透過あるいは発生する基材上では使用できなかった。このことは、発汗や皮膚呼吸を伴う皮膚からの生体情報計測の大きな障害となっていた。本発明のナノメッシュ電極ではこの問題を本質的に解決でき、長時間にわたる安定計測を可能にする。

【新技術の特徴】

・電極、配線材料として、発汗や皮膚呼吸を阻害せず、長時間の貼り付けが可能である
・皮膚の伸縮に対する追従性が高く、動作に対して安定した導電性を維持できる
・ナノメッシュ電極それ自体に様々なセンサー機能を付与することができる

【想定される用途】

・従来のゲル電極の代替
・皮膚及び物質透過性が必要な基材面への電極・配線材料
・皮膚状態のモニタリング用センサー(発汗、圧力、温度等)

【関連情報】

・サンプルあり

材料
8) 高活性・窒素選択性・耐熱性を示す新規アンモニア酸化触媒の開発とその応用 【さきがけ】

熊本大学 大学院先端科学研究部 助教 日隈 聡士
http://www.chem.kumamoto-u.ac.jp/~lab0/machida/index.htm

【新技術の概要】

酸化アルミニウムと酸化ケイ素の複合酸化物ムライトに担持した酸化銅触媒が、アンモニアを低温から酸化させて「高い触媒活性」を示し、副生する「窒素酸化物の選択率が低い」ことを見出した。本触媒は、「アンモニアを燃料とする燃焼器の予加熱・予混合」「アンモニアからの高効率水素製造システム」「排ガス浄化」技術等に利用できる。

【従来技術・競合技術との比較】

高価な貴金属触媒を用いると、触媒活性は高くなるが、窒素酸化物を多く生成する。開発した触媒は、高活性と高窒素選択性を両立でき、汎用な物質かつ湿式含浸担持法によって調製できる。

【新技術の特徴】

・ディーゼル自動車:ディーゼル自動車におけるNOx浄化触媒(NH3-SCR)として用い得る
・化成品製造:本発明の担持触媒を用いてNH3を燃焼し、この際に発生する熱を、常温から900℃程度の範囲で製造される化成品製造(エチレン製造、石油精製、天然ガスからの水素製造、重油脱硫など)へ利用する

【想定される用途】

・燃料電池:本触媒ならびに燃焼熱を用いたアンモニアを水素へと分解し、得られた水素によって燃料電池を駆動
・火力発電:本触媒ならびに燃焼熱を用いてタービン(主にスチームタービン)を駆動
・排ガス処理:本触媒によって排ガスに含まれるアンモニアを無害化

【関連情報】

・サンプルあり

材料
9) 革新的多孔性材料への挑戦 ~リング状分子を並べて作る超空間~ 【さきがけ】

金沢大学 理工研究域 教授 生越 友樹
http://kohka.ch.t.kanazawa-u.ac.jp/lab3/lab3.html

【新技術の概要】

オングストロームレベルで制御された空間を有するピラーアレーンをハニカム状に集積化し焼成することで、分子レベルで制御された空孔を有する多孔質炭素材料を得た。またピラーアレーンを吸着材として用いたところ、5員環は直鎖状炭化水素を、6員環は分岐・環状アルカン蒸気を選択的に取り込むことが分かった。

【従来技術・競合技術との比較】

分子サイズの明確な環状ホスト分子を用いることで、わずかに形状の異なる炭化水素を選択的に取り込むことができる。このような選択性は従来技術にはない。また通常は有機物を炭化させるとその形状や空間サイズは消失してしまうが、ピラーアレーンを集積化させた物質は、その空孔サイズを分子レベルで保持する。

【新技術の特徴】

・アルカンの分岐と直鎖をそれぞれ選択的に吸着できる
・均一な空孔サイズを有した多孔性カーボンを有機分子から合成
・従来の鋳型法では必須であった無機テンプレートが不要

【想定される用途】

・ガス/有機分子の分離(分離膜)
・吸着材
・多孔性電極

材料
10) 自己組織化を用いた有機固体発光材料:燐光発光材料とセンサー素子 【さきがけ】

九州大学 大学院工学研究院 助教 小野 利和
http://www.chem.kyushu-u.ac.jp/~yhisaeda/

【新技術の概要】

分子の自己組織化を利用して、室温・大気下で強い燐光発光を示す有機結晶材料を見出しました。ストークスシフトが100nm以上、燐光発光量子収率が50%以上を示します。また有機小分子や酸素濃度を発光色、発光寿命、発光強度の違いとして読み出し可能なセンサーとしての用途も期待できます。

【従来技術・競合技術との比較】

重金属を含まず、有機分子のみで構成される強燐光発光材料が提供できます。分子の自己組織化を利用しているため、煩雑な合成ステップを必要とせず、比較的容易に合成できます。

【新技術の特徴】

・様々な色(450nm-700nm)と寿命(マイクロ秒〜ミリ秒)を示す燐光発光材料を提供できます。
・分子の組合せ(組成)を変更するのみで、色、寿命、強度のファインチューニングが可能です。
・有機小分子や酸素濃度を色、寿命、強度の違いとして読み出すセンサーとしての用途が期待できます。

【想定される用途】

・有機固体発光材料
・セキュリティインク
・発光センサー材料

【関連情報】

・サンプルあり
<連携・ライセンスについてのお問い合せ先>

科学技術振興機構 戦略研究推進部(CREST)

TEL:03-3521-3531 FAX:03-3222-2066
Mail:crestアットマークjst.go.jp
URL:http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/

科学技術振興機構 戦略研究推進部(さきがけ)

TEL:03-3512-3525 FAX:03-3222-2063
Mail:prestoアットマークjst.go.jp
URL:http://www.jst.go.jp/kisoken/presto/

科学技術振興機構 戦略研究推進部(ACCEL)

TEL:03-6380-9130 FAX:03-3222-2066
Mail:suishinfアットマークjst.go.jp
URL:http://www.jst.go.jp/kisoken/accel/index.html