開催スケジュール
令和2年度の開催については新型コロナウィルス感染状況に関する政府および東京都の対応を鑑みて、従来の方法に代わりWEB開催の方向で検討しているところです。 具体的な開催方法につきましては、決まり次第、順次お伝えしていきますのでご了承下さい。

【オンライン開催】JST戦略的創造研究推進事業 新技術説明会
【日時】2020年11月06日(金) 10:00~11:55【会場】Zoomビデオウェビナーによるオンライン開催
【参加費】無料(事前申込み制)
【主催】科学技術振興機構

JST戦略的創造研究推進事業 新技術説明会は、オンライン開催(Zoomウェビナーを利用)を実施いたします。聴講をご希望される方は、本枠内下部のリンクよりお申し込みください。
オンライン開催の詳細につきましてはウェビナー参加登録時の「受講環境について」を十分ご確認のうえお申し込みください。Zoomの接続方法のお問い合わせは受付ておりませんので予めご了承ください。
なお、開催当日名刺交換、個別相談の実施はございません。連携についてのお問い合わせにつきましては、Webサイトの「お問い合わせ」に記載の研究機関窓口へ直接お問い合わせいただけますようよろしくお願いいたします。

※お申込みはこちらから→ Zoomビデオウェビナーに参加する
 (定員に達した場合は参加申込を終了いたします。あらかじめご了承ください)

発表内容詳細

創薬
1) シリコン製剤による体内水素発生と酸化ストレス性疾患の予防・治療【研究評価グループ】

大阪大学 産業科学研究所 半導体材料・プロセス研究分野 教授 小林 光
https://www.sanken.osaka-u.ac.jp/labs/fcm/index.html

【新技術の概要】

我々が開発したシリコン製剤は、腸内で水と反応して多量の水素(1gで800mL以上)が24時間以上発生し続ける。シリコン製剤の経口摂取によって酸化ストレスが低減され、その結果、酸化ストレス性の疾患である慢性腎不全、パーキンソン病、アトピー性皮膚炎等の予防・治療が可能であることが動物実験から分かっている。

【従来技術・競合技術との比較】

水素水と比較すれば1gのシリコン製剤から飽和水素水44L 以上に相当する水素が腸内で発生する。水素水では水素が体内に吸収されても1時間程度しか体内に保持されないが、シリコン製剤では腸内で24時間以上水素が発生する。シリコン製剤では、腸内で発生する水素のみが吸収されシリコン製剤自身は吸収されないため、副作用がない。

【新技術の特徴】

・腸内で多量の水素が持続的に発生
・酸化ストレス性の疾患を副作用なしで予防・治療することが可能
・作用機序が異なるため、他の薬剤との併用が可能

【想定される用途】

・酸化ストレス性疾患の治療薬
・健康食品
・化粧品

【関連情報】

・サンプルあり
・外国出願特許あり

エネルギー
2) バナジウム合金膜を用いた高純度水素分離デバイス【研究評価グループ】

物質・材料研究機構 エネルギー・環境材料研究拠点 NIMS特別研究員 西村 睦

【新技術の概要】

水素を含む混合ガスから水素のみを極めて高い流速で分離する機能を持つバナジウム合金膜を組み込んだ水素分離システムを開発した。各種エネルギーキャリアを触媒で分解したガスなどから、高純度水素を抽出する用途への適用が期待される。

【従来技術・競合技術との比較】

バナジウムは古くから水素分離膜として実用されているパラジウムよりはるかに安価で資源も豊富であり、パラジウム水素分離膜よりも広範な用途に適用されると期待される。また水素の精製に工業的に用いられているPSA法と比較して、小型の用途に適しており、省エネで安価に水素を精製可能である。

【新技術の特徴】

・高純度水素を実用的なレベルの速度で精製可能なコンパクトなデバイス
・細孔やピンホールの無い緻密な金属膜により、水素の絶対分離が可能
・貴金属のパラジウムと比較して素材ベースで1/100以下の低価格

【想定される用途】

・エネルギーキャリアを触媒で分解したガスからの水素分離精製
・バイオ由来のガスからの水素分離精製
・エネファーム等固体高分子型燃料電池システムへの燃料水素供給

エネルギー
3) ナノワット非同期回路による環境発電向け電源制御【さきがけ】

九州大学 大学院システム情報科学研究院 電気電子工学専攻 准教授 矢嶋 赳彬

【新技術の概要】

従来のIC制御は、クロックに基づいて大量の情報を高速処理しますが、クロック動作には無駄が多く究極的な低消費電力化には限界があります。本研究では、複数の時定数回路を用いてクロック信号を使用しないリアルタイム制御を実現し、環境発電の電源回路を超低消費電力(ナノワット)で制御するチップを試作しました。

【従来技術・競合技術との比較】

本制御回路は、不要な時間は全く動作せずに「待つ」ことができるため、IC制御よりもさらに劇的に消費電力を減らすことができます。またクロックを用いない点以外は通常のCMOSロジック回路で構成されるため、アナログ回路のような設計の煩雑さがなく抵抗器や容量素子等の外付けも不要で小型化に最適です。

【新技術の特徴】

・ナノワットレベルの超低消費電力制御
・非同期CMOS回路
・環境発電における同期整流・電圧変換・充電管理等

【想定される用途】

・超小型IoTデバイス(後付け車載デバイス、ウェアラブルデバイス、デザインに溶け込むIoTデバイス)
・自己給電無線センサデバイス(炉の中や真空チャンバーの中等、配線も電池利用もしづらい場所のセンシング)
・体内埋め込み式デバイス(口内センサ、コンタクトレンズ搭載センサ)

【関連情報】

・外国出願特許あり

エネルギー
4) 電池レス・ウエアラブルデバイスのための腕装着型エレクトレット発電機【CREST】

東京大学 大学院工学系研究科 機械工学専攻 教授 鈴木 雄二
http://www.mesl.t.u-tokyo.ac.jp

【新技術の概要】

静電誘導を用いた超薄型の腕時計型発電デバイスであり、超高性能のエレクトレット材料、出力を向上させるための新しい電極構造、歩行運動の解析を通じた機械設計などから、歩行時の腕振り運動から0.5mW以上の高出力を得ることができる。

【従来技術・競合技術との比較】

エレクトレット発電は、小容積・低速度での発電出力が他の技術に比べて高い。電磁誘導型の回転型発電機と比較した場合、現時点でも、同条件における体積当たりの発電出力は約10倍大きい。また、出力電圧も高く、後段の非線形電源管理回路の変換効率も合わせた総合出力においても優位である。

【新技術の特徴】

・耐熱性の高い超高性能ポリマーエレクトレット
・薄型構造(3mm以下)の回転型発電機
・歩行時の腕振り運動から0.5mW以上の高出力

【想定される用途】

・電池レス・ウエアラブルセンサ
・電池レス・ヘルスモニタ
・ソーシャルディスタンスを保つためのアドバイザ

【関連情報】

・サンプルあり
・デモあり
・外国出願特許あり
<連携・ライセンスについてのお問い合せ先>

科学技術振興機構 戦略研究推進部 (CREST)

TEL:03-3512-3531 FAX:03-3222-2066
Mail:crestアットマークjst.go.jp
URL:http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/

科学技術振興機構 戦略研究推進部 (さきがけ)

TEL:03-3512-3525 FAX:03-3222-2066
Mail:prestoアットマークjst.go.jp
URL:http://www.jst.go.jp/kisoken/presto/

科学技術振興機構 戦略研究推進部 (研究評価グループ)

TEL:03-3512-3523 FAX:03-3222-2066
Mail:erp-ir-seikatアットマークjst.go.jp