新技術説明会 > 発表技術アーカイブス > NII > 2016 国立情報学研究所
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9/27(木)am
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9/27(木)pm
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国立情報学研究所 新技術説明会
【日時】2016年11月17日(木) 13:25~15:25【会場】JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)
【参加費】無料
【主催】科学技術振興機構、国立情報学研究所
【後援】特許庁

発表内容詳細

電子
1) 同期式回路設計者でも簡単に作れる高性能非同期式回路

弘前大学 理工学部 電子情報工学科 教授 今井 雅
http://www.hal.eit.hirosaki-u.ac.jp/

【新技術の概要】

単一クロック信号の単一エッジに同期して値を記憶する従来のフリップフロップ回路に対して、複数クロック・複数エッジに同期して値を記憶できる新しいフリップフロップ回路を用いることで、従来よりも簡単に高性能非同期式回路を実現することが出来る。

【従来技術・競合技術との比較】

クロック信号の制約により高性能化・低消費電力化に限界を迎えている同期式回路に替わり、クロック信号が不要な非同期式回路技術を用いることで、高信頼・低電磁妨害・低消費電力である計算機システムを実現できる。本技術は、初期化が不要なプロトコルに基づく高性能非同期式制御回路の直感的な設計法を提供する。

【新技術の特徴】

・電源電圧変動や温度変動などの環境変動に強い計算機システム
・電磁妨害が極端に小さい計算機システム
・無駄な電力を消費しない計算機システム

【想定される用途】

・供給電圧が不安定な環境・温度変動が激しい環境で用いるデバイス開発
・ペースメーカーなど電磁波に弱いシステムに対するデバイス開発
・必要な時のみ動作させたい計算機システムへの適用

【J-STORE掲載特許情報】

情報
2) 音を聞き分ける信号処理技術

国立情報学研究所 情報学プリンシプル研究系 准教授 小野 順貴
http://www.onn.nii.ac.jp/index.html

【新技術の概要】

本発明は、音源方向などの事前情報なしに、マイクロフォンアレイで録音した混合音を個々の音源信号に分離する、ブラインド音源分離とよばれる信号処理技術の、高速で安定な計算アルゴリズムを与えるものである。

【従来技術・競合技術との比較】

従来は、勾配法とよばれる最適化手法で学習がなされていたが、ステップサイズというパラメータの値により、収束速度と安定性(学習が収束せず発散してしまう可能性)の間にトレードオフがあった。本発明はチューニングパラメータをもたず、理論的に収束が保証されており、実験的に従来法よりも高速である。

【新技術の特徴】

・高速である。
・分離性能が高い。
・計算の収束が理論的に保証されている。

【想定される用途】

・音声認識
・高品質通話
・ロボット聴覚

【関連情報】

・デモあり

情報
3) コンピュータの建築技術:光無線、水没、チップレイアウト

国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 准教授 鯉渕 道紘
http://research.nii.ac.jp/~koibuchi

【新技術の概要】

コンピュータの尖った建築技術として40Gbps光無線通信を用いたデータセンター、究極の冷却を目指す水没コンピュータ、最長通信遅延を達成するチップのレイアウト、時々計算間違いするけど高速なコンピュータシステムの4つの成果を紹介する。

【従来技術・競合技術との比較】

(1) 現状のデータセンターはケーブルで相互接続して構築するが、本技術により無線通信で構築可能となる。(2) コンピュータの冷却は、現状空冷が基本であるが、本技術により水への直接冷却が可能となる。(3) 現状のチップのレイアウトは2軸の配線を用いるが、本技術では斜め配線により最長通信距離を短くできる。

【新技術の特徴】

・光無線: 長ケーブルなしでデータセンターを構築可能。ネットワーク構成を運用中に変更可能。
・水没コンピュータ: 海中、水中などに直接汎用のコンピュータノードを設置可能。
・チップレイアウト: チップ内最長通信の配線遅延を削減。

【想定される用途】

・データセンター、スパコンのネットワーク設計
・メニーコアプロセッサなどのLSI設計
・コンピュータの冷却技術

【J-STORE掲載特許情報】

情報
4) Webページから情報を継続的に自動抽出する技術

国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 助教 坂本 一憲
https://researchmap.jp/exKAZUu/

【新技術の概要】

本技術はWebページから必要な情報を自動的に抽出して、時間経過とともに同じ箇所の情報を抽出し続けることを可能とする。書籍やプロフィールなど、同一デザインのページが複数ある状況で本技術を適用することができ、たとえ、時間経過とともにページのレイアウトが変化しても、情報を抽出し続けることができる。

【従来技術・競合技術との比較】

従来技術では、抽出が必要な箇所を人が指定する必要があり、さらに、事件経過とともにページのレイアウトが変化すると、改めて、抽出が必要な箇所を再指定する必要があり、新規抽出コストおよび継続抽出コストが大きい問題がある。本技術により、両コストを削減することができる。

【新技術の特徴】

・Webページから必要な情報を自動的に抽出可能。
・Webページのデザインが変化しても情報を継続的に抽出可能。
・本技術を応用すればWordやPDF等からも情報を抽出可能。

【想定される用途】

・求人情報、航空券、ホテル、レストランなどの情報を集約して横断検索機能を提供するWebサービスの開発。
・競合他社の販売価格などの情報を継続的に収集して動向調査に活用。
・プロフィール情報を収集して特定のスキルを有するエンジニアを発見してリクルーティングに活用。

【関連情報】

・デモあり
・外国出願特許あり

【J-STORE掲載特許情報】

<連携・ライセンスについてのお問い合せ先>

国立情報学研究所 社会連携推進室

TEL:03-4212-2101 FAX:03-4212-2120
Mail:chizaiアットマークnii.ac.jp
URL:http://www.nii.ac.jp