申込み受付中の説明会
09/26(火) 09:55 材料・ICT 新技術説明会 ~ 12:25
09/26(火) 13:00 ライフサイエンス 新技術説明会 ~ 16:00
09/28(木) 12:55 産総研ー名大アライアンス事業 新技術説明会 ~ 16:00
10/03(火) 10:55 健康・医療 新技術説明会 ~ 15:55
10/05(木) 13:00 静岡大学 新技術説明会 ~ 15:55
10/12(木) 12:55 宇宙航空研究開発機構 新技術説明会 ~ 15:55
10/17(火) 10:00 東京工業大学 新技術説明会 ~ 15:55
10/19(木) 10:30 九州大学 新技術説明会 ~ 15:30
10/24(火) 12:55 アグリメディカル 新技術説明会 ~ 16:00
10/31(火) 13:25 富山大学 新技術説明会 ~ 15:25

開催スケジュール
10/26(木)
東京電機大学 新技術説明会
10/31(火)pm
富山大学 新技術説明会
11/2(木)
中国地域さんさんコンソ 新技術説明会(仮称)
11/7(火)
東京理科大学 新技術説明会
11/9(木)
スマートテクノロジー 新技術説明会(仮称)
11/14(火) pm
秋田産学官共同研究拠点センター 新技術説明会(仮称)
11/16(木)
ライフサイエンス系 新技術説明会(仮称)
11/21日(火) am
東京都市大学 新技術説明会
11/21日(火) pm
アグリビジネス 新技術説明会 (仮称)
11/28日(火)
四国地区4国立大 新技術説明会(仮称)

東京農工大学 新技術説明会
【日時】2017年06月27日(火) 9:55~15:00【会場】JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)
【参加費】無料
【主催】科学技術振興機構、東京農工大学
【後援】特許庁

発表内容詳細

医療・福祉
1) 尿でがん診断を可能にするセンサー素子の開発

東京農工大学 大学院工学研究院 生命機能科学部門 教授 中村 暢文
http://web.tuat.ac.jp/~nakamura/index.html

【新技術の概要】

L-フコースは肝臓がんなどのがんマーカーとして知られている。本技術では、我々の研究室で新しく発見した酵素を用いてL-フコースを電気化学的に検出するための素子を開発した。尿を用いた、がんの簡易診断が可能になる。

【従来技術・競合技術との比較】

従来、L-フコースの検出にはHPLCや分光器などの大型で高価な装置を用いなければならなかった。今回の技術により、小型で安価な装置で検出可能となり、オンサイトでの迅速な診断もできるようになる。

【新技術の特徴】

・尿で診断できる(非侵襲)。
・アスコルビン酸などのきょうざつ物を除くなどの前処理は必要ない。
・既存の血糖値センサー本体が使用できる。

【想定される用途】

・オンサイトでの、がんの迅速簡易スクリーニング。
・がん患者に対する治療効果の判定。

【J-STORE掲載特許情報】

材料
2) 強力磁場を自在にあやつる高温超伝導新材料

東京農工大学 大学院グローバルイノベーション研究院 テニュアトラック推進機構 特任准教授 山本 明保

【新技術の概要】

運転に液体ヘリウムによる冷却が不要で、高温度でも動作する、高温超伝導新材料の大型のバルク(塊)製造方法。安価な原料から工業的に低コストで作ることができる。ネオジム磁石の数倍の強力磁場発生などが可能になる。

【従来技術・競合技術との比較】

・永久磁石と比較すると、その発生可能な磁場が数倍以上高い
・従来の超伝導磁石と比較すると、高温度でより安定に動作可能である
・従来の高温超伝導体と比較すると、低コストでより大型の材料を製造できる

【新技術の特徴】

・希少元素を含む原料や高コストプロセスを要さずに、安価で製造することができる
・冷却に液体ヘリウムを要さず、小型冷凍機で運転できる強力超伝導磁石

【想定される用途】

・卓上型超伝導NMR分析装置用の磁石
・開放空間への強力・均一・安定磁場の発生

【関連情報】

・サンプルあり

【J-STORE掲載特許情報】

計測
3) 超高感度バイオ/ガスセンサ

東京農工大学 大学院工学研究院 先端電気電子部門 准教授 清水 大雅
http://web.tuat.ac.jp/~h-shmz/lab_index_j.htm

【新技術の概要】

バイオ・創薬・環境ガス等様々な分野における広帯域かつ高感度に測定できるセンサを実現します。

【従来技術・競合技術との比較】

ガス濃度、生体成分の濃度を従来の製品よりも100倍以上の感度で測定できます。

【新技術の特徴】

・高感度
・広帯域

【想定される用途】

・ガスセンサ
・バイオセンサ

【J-STORE掲載特許情報】

アグリ・バイオ
4) 殺虫剤の簡易スクリーニング法

東京農工大学 大学院グローバルイノベーション研究院 テニュアトラック推進機構 特任准教授 鈴木 丈詞
http://web.tuat.ac.jp/~tszk/

【新技術の概要】

殺虫剤スクリーニングでは、発育ステージが揃った均質なサンプルを大量に準備する必要がある。新技術は、世界的な農業害虫であるハダニ類を対象とし、簡便な環境調節によって、孵化や脱皮のタイミングを同調させる。これにより、均質なサンプルの大量供給だけでなく、孵化や脱皮を標的にする殺虫剤スクリーニングも可能である。

【従来技術・競合技術との比較】

いくつかの動物種では、親や胚が発する振動シグナルにより卵の孵化が同調する現象が知られている。しかし、振動シグナルの解析や再現は困難である。一方、環境調節だけで孵化や脱皮のタイミングを再現性よく同調できる新技術には、その簡便な点に優位性がある。

【新技術の特徴】

・発育ステージの簡易選別
・環境調節による孵化および脱皮の抑制
・環境調節による孵化および脱皮の促進

【想定される用途】

・生物検定キット
・発育ステージの選別システム
・孵化や脱皮を標的にする殺虫剤スクリーニング

【J-STORE掲載特許情報】

創薬
5) リボソーム合成を標的とした細胞増殖抑制剤の開発

東京農工大学 大学院農学府 特任助教 泉川 桂一

【新技術の概要】

腫瘍細胞において高発現を示す細胞増殖制御因子LYARの機能を制御することで、腫瘍細胞の増殖を低下させる薬剤の開発を目指す。

【従来技術・競合技術との比較】

従来の細胞増殖抑制剤は通常細胞の生存にも障害を与えるが、腫瘍細胞にのみ特異的発現を示すLYARを標的とすることで、腫瘍細胞に特化した細胞増殖抑制剤の開発が期待される。

【新技術の特徴】

・腫瘍細胞に特異的に高発現を示す因子を標的とした細胞増殖抑制剤の開発
・リボソーム合成を抑制することで細胞増殖を抑制する薬剤の探索
・リボソームDNAの転写不活性化によりリボソーム合成を阻害する薬剤の探索

【想定される用途】

・副作用の少ない癌細胞の増殖抑制能を有する薬剤の開発
・大腸癌を始めとしたLYAR高発現癌に対する腫瘍増殖抑制剤の開発
・LYARの細胞内機能に基づいた新規リボソーム合成阻害剤の開発

【J-STORE掲載特許情報】

製造技術
6) オンデマンド機械加工を目指した工程設計支援システムの開発

東京農工大学 大学院工学研究院 先端機械システム部門 准教授 中本 圭一
http://web.tuat.ac.jp/~nakalab/

【新技術の概要】

多様で複雑なアイデアを具現化するため、3Dプリンタなどの付加加工が注目を集めているが、加工速度は遅く、材料も限られる。そこで、既に実績ある機械加工の汎用性・生産性に注目し、先進的な材料や創造的形状のオンデマンド機械加工を目指した工程設計支援システムを開発している。

【従来技術・競合技術との比較】

従来技術では、目標形状の幾何学的情報だけに頼って加工方法や加工手順を決定しており、加工時間や加工精度などの実用的な観点では工程設計案を評価できていなかった。一方、本研究では工作機械の物理モデルを援用することで、予想された加工結果から工程設計案を即座に選択することができる。

【新技術の特徴】

・多軸・複合加工機など加工方法の選択肢が多い場合に有効
・幾何学的に複雑で現実的な目標形状に対しても工程設計が可能
・複数の工程設計案を加工時間や加工精度で比較して任意に選択

【想定される用途】

・加工箇所や順序などCAMシステムへの入力情報の自動生成
・熟練者に頼る工程設計の標準化と加工ノウハウの伝承
・多品種少量生産の高能率化(マス・カスタマイゼーション)の実現

【J-STORE掲載特許情報】

環境
7) 気体を用いたヒートパイプ 温度域を選ばない無電源熱輸送デバイスの開発

東京農工大学 大学院工学研究院 先端機械システム部門 准教授 上田 祐樹
http://web.tuat.ac.jp/~ueda_lab/

【新技術の概要】

電源等を必要としない、気体を用いて熱輸送を行うデバイスです。高温熱のマネージメントをより簡単に、効率的に行えます。

【従来技術・競合技術との比較】

可動部を一切必要とせず(製作,維持コスト低)、外部からのエネルギー投入なしに稼働します。従来のヒートパイプでは難しかった高温での稼働も可能です。

【新技術の特徴】

・無電源熱輸送装置
・低製造・維持コスト、長寿命

【想定される用途】

・高温熱浴(たとえば炉やエンジン)からの排熱
・熱浴の温度調整
・物質の出入りを嫌う熱浴の冷却

【J-STORE掲載特許情報】

情報
8) 投影と物体接触画撮影を両立可能な入出力パネルシステム

東京農工大学 大学院工学研究院 先端情報科学部門 准教授 藤波 香織
http://web.tuat.ac.jp/~fujinami/lab

【新技術の概要】

プロジェクタでパネルに背面から情報を投影しつつも、パネルと物体の接触面の見た目を、投影光の干渉なく取得可能にする。接触面を赤外線カメラで取得しマスクとして投影画像に適用することで、接触面が透過した画像をカラーカメラで取得する。そのカラー画像に対して再びマスクをかけることで接触面だけの画像を取得する。

【従来技術・競合技術との比較】

単純な投影と撮影の高速切替では、フリッカの影響を除外するには特殊な装置が必要になる。また、投影面の模様を消す投影補正技術を用いた非投影状態推定では、高速に移動する物体を扱えない。さらに接触物体の移動軌跡を予測したマスク画像の生成では、不規則な移動物体を扱えない。本技術ではこれらの問題を解決可能である。

【新技術の特徴】

・40フレーム/秒程度の比較的違和感がないリフレッシュレートで投影と撮像の両立が可能
・不規則に動く複数の物体の接触面情報を同時に取得可能
・背面投影をしながら接触面を用いた物体識別が可能

【想定される用途】

・身の回りの物体を用いたデジタルペイント
(新たな絵画表現手段だけでなく、幼児教育や高齢者の脳トレなどへの応用)
・パネル上に置いた物体に関連した情報を出力する拡張現実感(AR)システム
(フィジカルとバーチャルを連動したゲーム、卓を囲んだ共同作業の支援)
・垂直に設置することによる紙媒体と情報を連動した新たなデジタルサイネージ

【J-STORE掲載特許情報】

<連携・ライセンスについてのお問い合せ先>

東京農工大学 先端産学連携研究推進センター

TEL:042-388-7550 FAX:042-388-7553
Mail:suishinアットマークml.tuat.ac.jp
URL:http://www.rd.tuat.ac.jp/