発表内容詳細

13:30~14:00 情報
1)  FFTを用いた画像からの周期ジェスチャ認識
発表資料

中央大学 理工学部 精密機械工学科 教授 梅田 和昇
http://www.mech.chuo-u.ac.jp/umedalab/

新技術の概要

低解像度化した濃淡画像の各画素に対して時間軸方向のFFTを行うことにより得られるパワースペクトル・位相スペクトルを用いて、手などによる周期的なジェスチャの認識を行う。

従来技術・競合技術との比較

安定な抽出が可能なスペクトル情報を認識のための特徴として用いていることが他のジェスチャ認識手法に対して本発明が独創的な点であり、これにより直感的に分かりやすい周期的なジェスチャの安定な認識を実現している。

新技術の特徴

・単純な繰り返し動作により生成される直感的なジェスチャの認識により、自然なヒューマンインタフェースを実現
・照明環境の変動などに強い、安定な認識を実現
・各個人ごとに周期ジェスチャを登録することが可能

想定される用途

・家電製品などの機器の操作
・ロボットとのインタフェース
・高齢者、障がい者の機器操作など福祉用途

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14:00~14:30 医療・福祉
2)  超高出力空気圧人工筋肉の開発と医療・メカトロニクス分野への応用
発表資料

中央大学 理工学部 精密機械工学科 准教授 中村 太郎
http://www.mech.chuo-u.ac.jp/~nakalab/

新技術の概要

空気圧ゴム人工筋肉は、軽量で出力密度が高く、メンテナンスフリーで柔軟な特性を有していることから、次世代のアクチュエータとして実用の面から最も注目されている。本発明である高出力型空気圧人工筋肉は、非常に高い収縮力・耐久性を誇り、医療・福祉分野への応用が最も期待されている。

従来技術・競合技術との比較

ゴム人工筋肉の分野では、広くMcKibben型空気圧ゴム人工筋肉が用いられていが、収縮率・収縮力・耐久性等に優れておらず、本格的な実用化にはいたっていない。一方、本人工筋肉は従来の4倍もの高い効率で軸方向への収縮を得ることができる。また、高圧に対する耐久性も高く実用的である。

新技術の特徴

・0.4MPaで1700Nの力が出力される空気圧人工筋肉を開発した
・同圧下で、従来の4倍の収縮力、2倍の収縮率で耐久性も非常に高い
・高度な制御技術により、正確な位置・力・剛性制御が可能である
・軽く丈夫で水中でも使用可能・メンテナンスフリー
・直径1mmまで細型化することが可能で、収縮するワイヤーとして使用可能である
・ボンベ等を挿入してユニット化することも可能

想定される用途

・細型化により医療補助器具として使用可能
・パワーアシストやリハビリ器具として使用可能
・本人工筋を利用して固液(高粘度液体)垂直搬送ポンプを開発中

関連情報

・サンプルの提供可能
・外国出願特許あり

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14:30~15:00 情報
3)  顧客の気持ちに応えなさいネージ@電脳ショップ
発表資料

中央大学 理工学部 経営システム工学科 教授 加藤 俊一
http://www.hm.indsys.chuo-u.ac.jp/

新技術の概要

実空間内で、一人一人の感性や状況の多様性を検出し、これに適合した支援を行うための情報環境の構築技術を開発しています。具体的には、モバイル・ネットワークに接続した機器、センサ群を連動させて、利用者本人に有益な「気付き」を与える技術。

従来技術・競合技術との比較

(1) 利用者に情報機器の操作を一切強要することのない、静かな(カームな)実世界インタフェースを実現しました。(2) 利用者の感性・状況をリアルタイムで推定し、適切な内容の情報サービスを提供できます。

新技術の特徴

・利用者に情報機器の操作を一切強要することのない、静かな(カームな)実世界インタフェース
・利用者の感性・状況をリアルタイムで推定し、適切な内容の情報サービス提供
・情報に対する無意識な反応を集積して、短期間に精度の高い感性モデルの構築

想定される用途

・小売業、製造業、マーケティングにおける消費者購買行動の分析
・消費者のための意思決定支援ツール
・個人の行動履歴や感性モデルを要約した情報を本人の携帯電話に提供・開示

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15:20~15:50 環境
4)  希薄アミン水溶液によるポリエステル類のモノマー化
発表資料

中央大学 理工学部 応用化学科 教授 船造 俊孝
http://www.chem.chuo-u.ac.jp/~super/index.htm

新技術の概要

希薄アミン水溶液を種々のポリエステルと100-160℃ 程度で接触させ、ほぼ完全に解重合させ、理論収率近くのモノマー収率を得た。アミンはイソシアネートとなり、さらに加水分解によりアミンに戻るので、多量のアミンを必要としない。

従来技術・競合技術との比較

亜臨界・超臨界の水、メタノール、アンモニアや、アルカリや触媒添加のグリコール、アンモニア含有熱水などを用いた従来法より、穏やかな反応条件下、同程度の反応速度で、高いモノマー収率が得られる。

新技術の特徴

・高いモノマー収率
・生成モノマーの分離・回収が容易
・穏やかな反応条件

想定される用途

・ポリカーボネート製品のケミカルリサイクル
・ポリエチレンテレフタレート製品のケミカルリサイクル
・ポリエチレンナフタレート製品のケミカルリサイクル

15:50~16:20 環境
5)  微粒子状もしくは膜状のリチウム複合酸化物の高いCO2吸収能
発表資料

中央大学 理工学部 応用化学科 教授 大石 克嘉
http://sschems.chem.chuo-u.ac.jp/612www/ssc.html

新技術の概要

固体型CO2吸収材として期待されるリチウム複合酸化物を、微粒子状もしくは膜状に作製する事により、そのCO2吸収速度を向上させるとともに、常温での高速度なCO2吸収力の実現をめざす

従来技術・競合技術との比較

本研究のLi4TiO4とLi2CuO2は、従来のLi4TiO4よりもCO2吸収速度という点で勝っている。さらに今回、これら酸化物を微粒子状もしくは薄膜状に作製することにより、さらに高速のCO2吸収速度と常温でのCO2吸収をめざしている。

新技術の特徴

・常温、高速CO2吸収・分離能
・より低温でのCO2放出
・繰り返し利用の低コスト化

想定される用途

・電気自動車用「金属-空気バッテリー」のためのCO2吸収・分離材
・大気中からのCO2吸収・分離
・高温領域でのCO2吸収・分離

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16:20~16:50 エネルギー
6)  コールドチェーンを目的とした機能性氷・氷スラリーの開発
発表資料

中央大学 理工学部 精密機械工学科 教授 松本 浩二
http://www.mech.chuo-u.ac.jp/~matsulab/index.htm

新技術の概要

氷・氷スラリーは、氷蓄熱システムとして空調に利用されてきが、空調に必要な冷却水温度が氷の融点より5~7℃程度高いため、氷の冷熱の有効利用の観点からも空調よりコールドチェーン、即ち、食品冷蔵・冷蔵輸送が有望である。そこで、それらを実現する目的で高機能性氷・氷スラリーを開発した。

従来技術・競合技術との比較

開発した機能性氷・氷スラリーは、殺菌・消臭・広範囲な冷蔵温度範囲等の高機能を有し、食品冷蔵・冷蔵輸送で最も重要な人への安全性を考慮して、その生成において残留性のないオゾンマイクロバブルや、食用の乳化剤・油・添加物を使用している。

新技術の特徴

・1)高いオゾンマイクロバブル含有率の氷が生成可能
・2)食品の冷蔵・殺菌・消臭が同時に可能
・3)-20℃程度の低温域での食品冷蔵が可能

想定される用途

・1)コールドチェーンで重要な生鮮食品の鮮度を保持した状態での冷蔵輸送が可能
・2)空調・食品冷蔵を同時に行うことができるハイブリッドシステムが可能
・3)保冷車での冷凍機の代替冷蔵が可能

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