発表内容詳細

13:20~13:50 情報
1)  写真に基づくクレジットカードの認証新技術
発表資料

会津大学 コンピュータ理工学部 コンピュータサイエンス部門 教授 趙 強福
http://www.u-aizu.ac.jp/~qf-zhao

新技術の概要

クレジットカード等の不正使用を防ぐ新技術。認証情報(写真など)を複数のデータに分散させ、その認証情報を復元するための鍵情報をも複数箇所に分散管理することにより、安全性の高いカードユーザ認証システムを実現する。

従来技術・競合技術との比較

従来技術では、暗号化または不可逆特徴で置き換えることで認証情報を守る。しかし、攻撃を受けやすい、認証精度が保証できないなどの問題がある。本技術により、これらの問題を解決するための新しい提案をする。

新技術の特徴

・写真を復元する鍵情報は分散的に管理されるため、高セキュリティ
・元の写真はどこにも保存されず、必要な時に復元できるため、プライバシーを保護できる
・既存のシステムを殆ど変更せずに、組み込みプログラムを更新するだけで新技術の導入が可能

想定される用途

・クレジットカードホルダの認証
・電子マネー、お財布携帯などのユーザ認証
・運転免許、住基カードなど各種身分証明カードのホルダの認証

関連情報

・外国出願特許あり

13:50~14:20 医療・福祉
2)  無拘束で心拍数、呼吸数、体動を測定することができるモニタリングシステム
発表資料

会津大学 コンピュータ理工学部 情報システム学部門 准教授 朱 欣
http://i-health.u-aizu.ac.jp/

新技術の概要

座位、仰臥位、側臥位における微弱な圧力変化信号から、心拍、呼吸、体動をリアルタイムに導出するモニタリングシステム。本システムは、導出したデータを解析し、ユーザの健康状態の診断に適用することができる。

従来技術・競合技術との比較

心拍・呼吸波形を高精度に導出できるため、測定したデータを解析することで睡眠時無呼吸症候群、不整脈疾患の診断、睡眠品質の分析、ユーザの健康状態のモニタリング等に適用することができる。

新技術の特徴

・微弱な圧力変化から心拍変動、呼吸変動、体動を高精度に導出できる
・電極などを体に装着する必要がなく、患者に負担をかけることなく測定できる
・睡眠品質の分析・健康診断、睡眠時無呼吸症候群、不整脈疾患等のスクリーリングに応用可能

想定される用途

・睡眠時無呼吸症候群、不整脈疾患などのスクリーリング
・睡眠品質の分析、健康診断
・日常睡眠増進製品、薬剤、サプリメントなどの評価

関連情報

・デモの動画(PC再生)、プロトタイプの展示有り

J-STORE掲載特許情報

14:20~14:50 情報
3)  モデル・コード・ドキュメントを記述するプログラミング言語AIDA
発表資料

会津大学 コンピュータ理工学部 情報システム学部門 准教授 渡部 有隆
http://aida.u-aizu.ac.jp/

新技術の概要

アニメーションとピクチャを用いてアルゴリズムと計算モデルを記述する次世代のプログラミング言語。ピクチャによる拡張文字と高レベルの言語構造が、より簡潔で分かり易く、信頼性の高いソフトウェア開発を可能にする。

従来技術・競合技術との比較

従来の言語では、プログラマが思い描くモデルと知識を表現できないが、新技術では直接記述することができる。さらに、従来のプログラミング言語やダイアグラムが持つ特長をも含んでいるため、幅広い分野で応用できる。

新技術の特徴

・プログラムをより読み易く分かり易くする
・言語要素の暗記が必要なく、学習コストが低い言語
・より信頼性の高い安全なソフトウェアを開発することが可能

想定される用途

・計算科学や工学シミュレーションに関連するソフトウェア開発
・信頼性が要求されるソフトウェア開発(電力・機械産業におけるソフトウェア開発等)
・教育産業等における技術継承を目的とした知識表現(メディア)や教材開発

関連情報

・プログラミング環境のデモンストレーションの展示有り

J-STORE掲載特許情報

15:15~15:45 情報
4)  気の効くサービスを提供する柔軟な自動支援システム
発表資料

会津大学 産学イノベーションセンター 准教授 甘泉 瑞応

新技術の概要

ユーザーやモノの属性や状態、それらのおかれている環境や状況などから、支援の要否や程度を判断して個々に応じた気の効いたサービスを提供することを可能とした自動支援システムとその方法。

従来技術・競合技術との比較

取得情報を汎用性の高い情報項目や設定条件に変換するため、システムの設計・変更・運用さらにはシステムの転用を容易かつ柔軟に行うことができる。

新技術の特徴

・システムを柔軟に設計・変更・運用・転用することが可能
・ユーザーやモノの属性や状態、環境や状況、それぞれの間の関係、時間と空間などの視点から、より詳細に状況を把握
・支援の要否や程度の判断基準を調整可能な「粘着度」として設定し、個々の状況に応じたサービスを提供

想定される用途

・駅のホームや階段における高齢者や障害を持つ乗客への介助の要否や支援の程度を判断し駅事務員に通知するシステム
・歩行(横断)者の属性や状態、交差点の状況などを考慮し青信号の時間を自動的に調整する交通信号制御システム
・天候などの環境や運転スキルの上達状況などを考慮した運転初心者向けのカーナビによるルート選択支援システム

J-STORE掲載特許情報

15:45~16:15 情報
5)  指の動きによる家電等のリモート制御技術
発表資料

会津大学 コンピュータ理工学部 コンピュータ工学部門 特別研究員 荊 雷
http://fingerplay.wikispaces.com/home

新技術の概要

指に装着した加速度センサーにより指の動きを認識し、家電・電子機器・ロボット等を制御する技術。加速度センサーから加速度を読み取り、その特徴値から指の動きを分類・認識する。

従来技術・競合技術との比較

手動やリモコンを用いて家電を制御するのが一般的であるが、高齢者や肢体不自由者にとって負担が大きいという課題がある。新技術は、指輪状のセンサを装着することで指一本で家電等を容易に制御することができる。

新技術の特徴

・加速度センサ特徴から高精度・短遅延で指動作を認識できる
・任意の指動作方向と速度に対して、指動作を認識できる
・既存の装置への搭載が容易

想定される用途

・家電・電子機器やロボットの制御
・老人や障がい者など、手話で遠隔コミュニケーション
・緊急時のヘルパーコール、ナースコール

関連情報

・指輪型装置のプロトタイプの展示有り
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