発表内容詳細

13:20~13:50 通信
1)  移動ロボットの無線遠隔操作範囲拡張のための無線中継基地局配置手法
発表資料

東京電機大学 大学院工学研究科 情報通信工学専攻 助教 澤井 圭
http://www.nrl.c.dendai.ac.jp/

新技術の概要

本開発技術は、移動ロボットが無線通信品質の計測(スループット、電解強度)を行い、その値を基に移動経路上に無線中継基地局を配置することで、無線遠隔操作可能なエリアの拡張を行う手法である。

従来技術・競合技術との比較

本発明では移動ロボットに搭載される複数の無線通信端末が、はじめからネットワーク接続されており、無線中継基地局配置の際にネットワーク再構成(ネットワークへの基地局追加)を行う必要が無い。そのため、従来技術の課題である一時的なネットワークの分断が生じない。

新技術の特徴

・屋外から電波が届かないような環境における移動ロボットの無線遠隔操作手法
・配置する通信基地局にセンサを搭載した無線モニタリングシステムを構築
・アドホックネットワーク構築ソフトウェアを用いずに通信範囲拡張が行えるので、ソフトウェア開発・導入コストがかからない

想定される用途

・地下空間やプラント内におけるレスキューロボットの無線遠隔操作運用
・移動ロボットを用いた簡易無線モニタリングシステムの構築
・移動ロボットを用いた無線通信インフラの構築活動

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13:50~14:20 製造技術
2)  複数の円形状を含む幾何学的基本構造体
発表資料

東京電機大学 理工学部 理工学科情報システムデザイン学系 准教授 松浦 昭洋
http://www.matsulab.rd.dendai.ac.jp/

新技術の概要

本技術は、複数の円形状を含むブロック状の基本構造体である。突起の有無により、「雄タイプ」と「雌タイプ」があり、複数の本構造体を組み合わせて連結、積み重ね等を行うことで、多様な二次元、三次元の形態が作成可能である。

従来技術・競合技術との比較

直方体を基本形状とする組み立て玩具用構造体(ブロック玩具)は従来より数多くあるが、本技術は円形状を基本とするため、作りやすい形状や連結方法に大きな違いがある。また、連結部で関節的な動きが可能な点は新規と言える。

新技術の特徴

・複数の円形状を含み、構造体の連結、積層等により、多様な形状の作成が可能である。
・幾何学的形状、有機的形状いずれの作成も可能である。
・円部分を連結させる場合、関節的な動きも可能である。

想定される用途

・組み立て玩具
・図形学習のための教具
・関節部位を持つ形態のプロトタイプ作成

関連情報

・サンプルの提供可能
・展示品あり(組立玩具構造体(ブロック玩具))

14:20~14:50 医療・福祉
3)  臓器への負荷の定量化・臓器の硬さ計測のためのセンサ付鉗子
発表資料

東京電機大学 工学部 機械工学科 助教 桑名 健太
東京大学 IRT研究機構 IRTデバイス研究部門 特任助教 中井 亮仁

新技術の概要

MEMS 3軸触覚センサを腹腔鏡下手術用鉗子の二つの先端把持部にそれぞれ取りつけ、複数のセンサの出力を複合的に利用することで、鉗子操作時に対象に加わる3軸力やトルクおよび対象の硬さの計測を可能とする技術。

従来技術・競合技術との比較

個々の先端把持部に加わる力ベクトルの計測が可能な上、複数のセンサ出力を複合的に利用するため、詳細な負荷の見積もりが可能となる。また、対象の厚さの同時計測により、硬さを絶対的な値として計測可能である。

新技術の特徴

・単一方向の力だけでなく、力をベクトルとして把握可能
・複数のセンサの出力を複合的に利用
・硬さ計測において、対象の厚さ方向の変位量とその時対象に加わる力の同時計測が可能

想定される用途

・触覚の提示
・腹腔鏡下手術の教育・トレーニング
・病気の診断

関連情報

・講演者の管理の下でのセンサ付把持鉗子(成果物)の展示

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15:10~15:40 材料
4)  高輝度蛍光粉末の革新的簡易創製技術
発表資料

東京電機大学 工学部 電気電子工学科 助教 佐藤 慶介
http://www.ees.dendai.ac.jp/labo/hirakuri/hirakuri.html

新技術の概要

我々は、製造コストの大幅削減を可能にした蛍光粉末の革新的簡易創製技術を考案した。この技術は、原料とそれを化学反応させる試薬を容器内に密閉させた非常に簡易的な装置構成となっているため、蛍光粉末を安価に創製できる特長を有している。

従来技術・競合技術との比較

蛍光粉末はこれまで様々な手法を用いて製造されているが、その操作性、材料コスト、蛍光性能の最適化は十分とは言えず、製造技術の確立には至っていない。本製造技術は、装置の構成を非常に簡便化することで、高効率の蛍光粉末を安価に製造できる特長を有している。 蛍光粉末はこれまで様々な手法を用いて製造されているが、その操作性、材料コスト、蛍光性能の最適化は十分とは言えず、製造技術の確立には至っていない。本製造技術は、装置の構成を非常に簡便化することで、高効率の蛍光粉末を安価に製造できる特長を有している。

新技術の特徴

・半導体デバイス製造装置を使用せずに、安価な備品により簡便に高輝度蛍光粉末を大量合成できる
・原料や試薬を変えることで、様々な機能を付加した粉末を合成できる
・蛍光粉末を加工することで、様々な形態の蛍光体を創製できる

想定される用途

・蛍光機能を付加させた生体内医療器具などのメディカル用途
・色彩変調やUVカット機能を付加させた化粧・装飾用途
・太陽電池や二次電池などの環境・エネルギー用途

関連情報

・サンプルの提供可能
・展示品あり(蛍光粉末、蛍光粉末を分散させた溶媒、蛍光粉末を用いた蛍光チューブのブラックライトによる蛍光特性)

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15:40~16:10 情報
5)  文脈尊重型カウンセリングエージェント
発表資料

東京電機大学 情報環境学部 情報環境学科 教授 鶴田 節夫
http://www.dilab.sie.dendai.ac.jp/

新技術の概要

カウンセラーのエージェント(代理人)として、核心まで話したくなるように信頼感を構築し、文脈をはずさない応答により対話を焦点化し、自己理解を促進あるいは深めることにより、自分で「気づき」を得るように支援する方法と対話装置。

従来技術・競合技術との比較

従来研究では来談者の発言を言い換えるELIZAが有名だが、文脈を広げるため悩み解決は困難。コンペや優勝を重ねたA.L.I.C.E.でさえ人間の対話の模倣それも対話継続の能力保証が限界で、悩み解決の専門家の模倣は困難である。

新技術の特徴

・信頼感構築・保持支援機能
・表面的な言葉・表情・動作でなく、心の内面から癒される自己理解促進機能
・自分で気づき実行し、不安解消・悩み解決法の発見支援機能

想定される用途

・労働者の心理的な問題解決のための相談業務
・カウンセラーの訓練・育成(対話模擬によるカウンセリングのスキル向上)
・老人・福祉施設入居者の精神的不安解消支援

関連情報

・展示品あり(簡単なデモ)

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16:10~16:40 情報
6)  SDN技術の適用によるセキュリティルーチング方式
発表資料

東京電機大学 情報環境学部 情報環境学科 教授 宮保 憲治
http://www.ine.sie.dendai.ac.jp/wordpress/

新技術の概要

SDN技術と専用ネットワークにおけるメタデータ配信技術とを効果的に融合する事により、高いセキュリティのもとで、端末間の暗号通信やファイルバックアップ等のサービスを端末での暗号処理を行わずに実現できる。

従来技術・競合技術との比較

ユーザデータのクラウドへのバックアップや秘匿通信等を端末側の暗号化を前提とせず、SDNとVPNの組み合わせにより可能にできた技術は無く、従来と比べて容易に、高いセキュリティで高速通信が実現できる。

新技術の特徴

・SDN技術の活用によるネットワーク内での暗号化技術
・VPNを活用した暗号鍵配送技術
・異なるユーザ要求に応じた各種のセキュリティレベルの実現

想定される用途

・データセンター内の暗号化通信
・秘密動画配信
・セキュリティ保証が可能なファイルバックアップ

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