岐阜大学との連携による新技術説明会
1
人工核酸による次世代型siRNAなど核酸オリゴマーの創製
13:40〜14:10

先端創薬研究センター センター長
工学部生命工学科 教授
北出 幸夫
岐阜大学 工学部生命工学科 教授
岐阜大学 先端創薬研究センター センター長
北出 幸夫
技術概要
高効率ノックダウン効果を示す人工核酸を組み込んだ次世代型siRNAの開発に成功した。また、新規な分子設計・合成方法による核酸素材を開発、それらを用いた新規核酸オリゴマーが創製出来た。

従来技術・競合技術との比較
従来品と比較すると、次世代型siRNAは短時間で数十倍の高効率的なノックダウン効果を示し、新開発の核酸素材を導入した新規核酸オリゴマーは高いヌクレアーゼ耐性および細胞膜透過性を示す。
技術の特徴
・ 次世代型siRNAはヌクレアーゼ耐性、細胞膜透過性が優れていた。
・ 短時間で高効率的ノックダウン効果を示した。
・ ヌクレアーゼ耐性を示す核酸素材の開発に成功した。
・ 人工核酸からなる核酸オリゴマーは2本鎖形成能が優れていた。
想定される用途
・ 高機能性siRNA
・ 高感度で血液サンプルを直接計測可能なDNAマイクロアレー
・ ヌクレアーゼ耐性のプライマー
お問い合わせはこちら
閉じる

2
非標準アミノ酸を利用した高機能化タンパク質調製法
14:10〜14:40

工学部生命工学科
助手 大野 敏
http://biomol.gifu-u.ac.jp/~molbio1/
岐阜大学工学部生命工学科
助手 大野 敏

技術概要
非標準アミノ酸(通常蛋白質の材料とはならない)を部位特異的に持つ蛋白質の調製法、および機能性側鎖を持つ修飾化試薬の分子設計によって様々な有用物質を蛋白質へ導入する方法。

従来技術・競合技術との比較
従来、蛋白質中アミノ酸利用による修飾法では、蛋白質1分子に位置を指定して修飾側鎖1個を導入することが困難であった。本技術では、非標準アミノ酸の位置指定導入と選択的修飾反応を行うことにより、これを可能にした。
技術の特徴
・ 位置を指定して機能性分子を導入できる
・ 蛋白質1分子に機能性分子1分子を導入できる
・ 様々な機能性分子(例えば蛍光分子やPEGなど)を導入できる
・ 簡便に機能性分子を有する蛋白質を調製できる
想定される用途
・ スクリーニング(プロテインチップを含む)
・ ドラッグデリバリーシステム
・ 診断薬
お問い合わせはこちら
閉じる

3
病原性細菌産生酵素高感度基質の開発
14:40〜15:10

応用生物科学部 食品生命科学課程生理活性物質学研究室
教授 石田 秀治
http://www.gifu-u.ac.jp/~kassei
岐阜大学 応用生物科学部 食品生命科学課程生理活性物質学研究室
教授 石田 秀治

技術概要
肺炎双球菌、クロストリジウム属細菌等から発見されているエンドーα-N-アセチルガラクトサミニダーゼを、高感度で検出するための基質設計技術および独自の合成方法が確立できた。

従来技術・競合技術との比較
従来法では、蛍光基としてPNP基を用いていたため基質としての感度が低く、微量酵素の検出には利用出来なかった。本技術では、より高感度な蛍光基である4-MU基を有する異質を設計し、Mitsunobu反応と独自開発のDTBS法を組合せて実用化した。
技術の特徴
・ 高感度な基質である。
・ 応用性の広い独自合成技術である。
・ 今後の発展が期待される。
想定される用途
・ 上記細菌感染症の診断に応用できる。
・ AIDS、ガン治療薬設計のためのツール(上記感染症との関連が示唆されている)。
お問い合わせはこちら
閉じる

4
電気化学析出法による希土類錯体修飾酸化亜鉛ハイブリッド薄膜発光体
15:20〜15:50

大学院工学研究科 環境エネルギーシステム専攻
助教授 吉田 司
http://apchem.gifu-u.ac.jp/~pcl/index.htm
岐阜大学 大学院工学研究科 環境エネルギーシステム専攻
助教授 吉田 司

技術概要
水溶液からの電気化学析出法により、可視発光性を有する希土類錯体修飾酸化亜鉛ハイブリッド薄膜の作製方法。酸素や水分による劣化が無く、大気中で安定な発光を示し、樹脂フィルムを基材とするフレキシブル自発光ディスプレイを構築出来る。

従来技術・競合技術との比較
従来の有機EL用基板は、酸素や水分による劣化防止のためガラス基板を用いる必要があるが、本発明によって得られる発光材料ではプラスチック基板が使用出来る。また、製造設備が簡便で大面積化も容易である。
技術の特徴
・ 全てのプロセスが低温で可能
・ 大気中でも発光が安定
・ 多色化が可能
想定される用途
・ フレキシブル自発光型ディスプレイ
・ 演色性に優れたショーサインや室内装飾
・ 発光を利用したウォーターマーク(透かし印刷)
お問い合わせはこちら
閉じる

5
有機EL用、合成2-アザインドリジン誘導体発光分子
15:50〜16:20

工学部応用化学科
助手 芝原 文利
岐阜大学 工学部応用化学科
助手 芝原 文利

技術概要
入手容易なチオアミドを原料とし、アルデヒド、アミン、イオウから1段階で合成する技術であって、多様な2-アザインドリジンが短工程で合成できる。配位結合金属を選択すれば、リン光発光性を示す有機発光錯体化合物も合成できる。

従来技術・競合技術との比較
従来製法では取り扱い困難な塩化ホスホリルを原料化合物としたため、アザインドリジン類縁化合物合成は実用化されなかった。本技術ではピリジルメチルカルボチオアミド等原料の環化と2量体化反応工程を行い実用化した。
技術の特徴
・ 安価で簡便な合成ルートにより発光分子を提供
・ 得られた2-アザインドリジンはリン光発光錯体配位子としても利用可能
・ 化合物中への置換基導入が容易であり、発光ファインチューニングも可能
想定される用途
・有機ELの発光層ならびに電子輸送層
・カラーディスプレー
・色素増感電池用色素
お問い合わせはこちら
閉じる

6
ハロゲンフリーチタン酸を利用した水系微粒子懸濁液
16:20〜16:50

工学部 機能材料工学科
助教授 櫻田 修
http://mast.gifu-u.ac.jp
岐阜大学 工学部 機能材料工学科
助教授 櫻田 修

技術概要
チタンアルコキシド、有機酸、水を反応させて、透明なチタン酸水溶液の分散剤を得る技術。この分散剤は、セラミックスなどの微粒子を水に分散させると同時に、チタンを微量にしかも均一に主成分へ添加することが出来る。

従来技術・競合技術との比較
従来は、微粒子の濃厚な分散系の調製は、高分子電解質を分散剤として添加する以外では困難と考えられてきた。勿論、加熱処理でこれらは消失するが、本技術の分散剤は酸化チタンとして残存し、新規な機能材料創成が期待できる。
技術の特徴
・ チタンを含む安定な水溶液が微粒子の分散剤として働くこと。
・ 分散剤として幅広いpH範囲で有効であること。
・ ハロゲン、硫黄、窒素を含まないことから環境負荷が低く、チタンそのものも安全性が高いこと。
想定される用途
・ 太陽電池の電極材料の作製
・ 光触媒、光学材料
・ 誘電体材料の作製
お問い合わせはこちら
閉じる
技術内容・ライセンスについて
岐阜大学 産官学融合センター
tel.058-293-3343  fax.058-293-2022  mail komehana@cc.gifu-u.ac.jp
http://www.cive.gifu-u.ac.jp/~liaison/