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開催スケジュール
1/21(木)
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2/4(火)
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2/13(木)pm
JST知財活用支援事業 新技術説明会 
2/20(木)pm
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2/27(木)
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3/3(火)
看護系大学 新技術説明会 
3/5(木)pm
北見工業大学他 新技術説明会 
3/10(火)
関西10私大 新技術説明会 

ライフサイエンス 新技術説明会
【日時】2019年06月27日(木) 9:55~11:55【会場】JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)
【参加費】無料(事前申込み制)
【主催】科学技術振興機構、茨城大学、宇都宮大学、群馬大学、埼玉大学
【後援】特許庁、関東経済産業局

発表内容詳細

アグリ・バイオ
1) 藻類に貯蔵される油脂の蓄積量を増大させるペプチド

埼玉大学 大学院理工学研究科 生命科学部門 教授 西田 生郎
http://park.saitama-u.ac.jp/~nishida/Nishida_Lab/Home.html

【新技術の概要】

OLE2Nという比較的小さなペプチドを発現させることにより、藻類細胞内の油脂を安定化させる方法で、細胞あたりの油脂蓄積量を増加させる技術である。また、栄養条件を復帰させても油脂の分解が遅延するので、栄養条件での油脂分解を阻害することにより、栄養条件下でも油脂を蓄積する技術に発展する可能性がある。

【従来技術・競合技術との比較】

植物細胞で油脂を安定化させるはたらきがあるOLE2を藻類細胞で発現させても、OLE2Nと同様の効果は得られないところに、OLE2Nの独自性がある。

【新技術の特徴】

・比較的小さなペプチドを発現するだけで藻類細胞内の油脂を安定化させることができる。

【想定される用途】

・藻類を用いた有用油脂生産や、藻類を用いた食品の栄養価を高める取り組みに応用できる可能性がある。

【J-STORE掲載特許情報】

アグリ・バイオ
2) 弱酸性条件下のみで発光する新規蛍光物質

群馬大学 大学院保健学研究科 生体情報検査科学講座 准教授 柴田 孝之
http://www.health.gunma-u.ac.jp/unit/4007.html

【新技術の概要】

弱酸性水溶液中でのみ蛍光を発し、強酸性、中性、および弱塩基性~強塩基性で無蛍光という、機能性蛍光色素を開発した。また、本色素を細胞染色に応用し、弱酸性オルガネラを特異的に染色できること、さらに強酸性領域に暴露された弱酸性領域を検出できることを見出した。

【従来技術・競合技術との比較】

これまでに膨大な数の蛍光色素が開発されてきたが、これらは①常に蛍光を発するもの(Always-ON型)と、②条件の変化に応じてシグモイド型の発光特性を有するもの(ON-OFF switch型)に大別される。本色素は、これらには属さないOFF-ON-OFF型という極めて珍しい発光パターンを示す。

【新技術の特徴】

・狭いpH領域のみで蛍光を与える
・保護基の導入で細胞染色が可能となる
・一般的な蛍光顕微鏡に搭載されている励起光を使用できる

【想定される用途】

・細胞染色
・バイオイメージング
・環境測定

【関連情報】

・サンプルあり

【J-STORE掲載特許情報】

医療・福祉
3) ナノ抗体提示多糖を用いた高感度免疫測定

埼玉大学 大学院理工学研究科 物質科学部門 助教 松下 隆彦
http://md.fms.saitama-u.ac.jp/HP/

【新技術の概要】

ナノ抗体を使った酵素免疫測定法(ELISA)にて検出感度を改善する方法を開発した。ナノ抗体を水溶性多糖と化学的に連結したナノ抗体-多糖結合体を調製し、これを固相化したELISAでは、ナノ抗体そのものを用いた場合よりも感度が向上する。

【従来技術・競合技術との比較】

ナノ抗体を通常抗体の代わりに用いたELISAでは、固相化による失活や基材からの剥離が起こりやすい。水溶性多糖を足場に使ってナノ抗体を固相化することで、ELISAの検出感度を改善することができる。

【新技術の特徴】

・水溶性多糖がナノ抗体を保護する
・ナノ抗体の集積化による結合親和性の向上
・非特異的な吸着の抑制

【想定される用途】

・ナノ抗体を使った検査薬・診断薬
・ナノ抗体の安定化
・基材にナノ抗体を提示するための表面コート剤

【J-STORE掲載特許情報】

医療・福祉
4) 難治性末梢循環障害に対するボツリヌス毒素局所注入療法

群馬大学 大学院医学系研究科 皮膚科学講座 准教授 茂木 精一郎
http://dermatol-h.dept.med.gunma-u.ac.jp/rabo.php?no=21

【新技術の概要】

難治性末梢循環障害であるレイノー現象や手指の皮膚潰瘍に対して、手掌にボツリヌス毒素を皮下注射することで、血管拡張作用、酸化ストレス抑制作用によって、著明な末梢循環不全の改善効果が得られた。またその治療効果は3か月間継続して得られた。

【従来技術・競合技術との比較】

これまでに末梢循環障害の治療薬として、プロスタグランジン製剤などの血管拡張薬や抗血小板薬の内服や点滴が用いられてきたが、十分な治療効果は得られていなかった。今回の治療法はこれまでとは異なる治療機序を有しており、従来の治療薬で効果がなかった症例への治療効果が期待できる。また、従来の治療薬との併用も効果的と考えられる。

【新技術の特徴】

・1回の注射で3~4か月間の効果が期待できる
・従来の治療薬である血管拡張薬や抗血小板薬とは異なる治療機序を有する
・強皮症患者以外の末梢循環障害や皮膚潰瘍に対する治療効果も期待できる

【想定される用途】

・強皮症患者における末梢循環障害に対する治療薬
・褥瘡(じょくそう)の発生を予防する治療薬(予防薬)
・強皮症以外の末梢循環障害(バージャー病など)に対する治療薬

【関連情報】

・サンプルあり
・外国出願特許あり

【J-STORE掲載特許情報】

<連携・ライセンスについてのお問い合せ先>

群馬大学 産学連携・知的財産活用センター

TEL:0277-30-1171~1175 FAX:0277-30-1178 
Mail:tloアットマークml.gunma-u.ac.jp

埼玉大学 オープンイノベーションセンター

TEL:048-858-3849 FAX:048-858-9419
Mail:coic-jimuアットマークml.saitama-u.ac.jp