マッチング事例
新技術説明会を発端に産学連携が進んだ事例をご紹介します。
ポータブル型X線残留応力測定装置金沢大学+パルステック工業
掲載日:2023/8/18
2009年7月に金沢大学佐々木教授の技術を聴講した、パルステック工業は「ポータブル型X線残留応力測定装置」を開発しました。
この製品からX線ビジネスを徐々に立ち上げ、業績をV字回復させました。ポータブルX線残留応力測定装置は、現在、会社の主力製品となっています。
新技術説明会での出会いから製品化までの歩みを取材しました。

ポータブル型X線残留応力測定装置
出所:パルステック工業
固相抵抗スポット接合システム「Cold Spot Joining」 大阪大学 接合科学研究所+株式会社 ダイヘン
掲載日:2023/8/18
大阪大学接合科学研究所の藤井英俊教授が2021年5月に発表した技術をもとに、株式会社ダイヘンは、次世代接合システム「Cold Spot Joining」を世界で初めて開発しました。
藤井教授の発表動画がきっかけとなり共同研究へと発展し産学連携が進んだ事例です。
詳しくは、JSTnews2022年11月号 をご覧ください。

「Cold Spot Joining」(定置式)出所:ダイヘン
URL: https://www.daihen.co.jp/newinfo_2022/news_221107.html
空間磁界可視化システム「EPS-02 シリーズ」 金沢大学ティ・エル・オー+株式会社ノイズ研究所
株式会社ノイズ研究所が2012年夏から販売している空間磁界可視化システムは、金沢大学の八木谷聡教授の発明を活用している。科学技術振興機構の「新技術説明会」で同教授が発表したことがきっかけで技術移転が実現した。

脳波測定による香り感性診断「ソフィ Kiyora フレグランス」 長岡技術科学大学+ユニ・チャーム株式会社
ユニ・チャーム株式会社が2年前から販売しているパンティライナー「ソフィ Kiyora フレグランス」の開発には、長岡技術科学大学工学部の中川匡弘教授の研究グループの脳波測定による香り感性診断の手法が使われている。新技術説明会で中川教授が発表した内容に同社が興味を持ってコンタクト、それが共同研究に発展した。
