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九州横断4県合同(大分・熊本・佐賀・長崎) 新技術説明会(1)

日時:2011年07月21日(木)

会場:会場:科学技術振興機構 JSTホール(東京・市ヶ谷)

参加費:無料

発表内容詳細

  • 材料

1)固液界面の電荷移動反応に優れたカーボンナノチューブ複合電極

発表資料

熊本大学 大学院自然科学研究科 複合新領域科学専攻 准教授 冨永 昌人

新技術の概要

カーボンナノチューブが種々の金属基板上に強固に固定化された、カーボンナノチューブ複合電極を容易に作製可能である。また、本複合電極はカーボンナノチューブの有効表面積が広く、カーボンナノチューブ界面の本来の性質を有効に利用できるため、各種デバイス電極、特に溶液中での電極素材として有用である。

従来技術・競合技術との比較

有効表面積が広くかつ金属基板上に強固に固定化されたカーボンナノチューブを合成することは容易ではなかった。また、特に溶液中での電極としての使用では、カーボンナノチューブ本来の電極特性が十分に生かされていなかった。

新技術の特徴

・各種金属上に強固に固定化された高品質カーボンナノチューブ
・金属基板とカーボンナノチューブとの良好な導電性
・広い有効な表面積
・カーボンナノチューブ界面の本来の特性を利用した新規電極反応
・カーボンナノチューブ層内部への溶液類の優れた浸透性

想定される用途

・燃料電池の電極材料(酵素反応ベース型、金属触媒担持型)
・太陽電池の電極材料(有機薄膜太陽電池、色素増感太陽電池)
・キャパシタ
・酵素センサ

関連情報

・サンプルの提供可能(ただし、サンプルの提供は共同研究の場合に限る)
・展示品あり(作製した小型電極)
・外国出願特許あり(出願予定)

  • 材料

2)液体急冷法を用いたFe-Mn-Si/6.5%Si-Fe二層薄帯の開発に関する基礎的研究

発表資料

大分大学 工学部 電気電子工学科 教授 榎園 正人

新技術の概要

形状記憶材料は非磁性であるため、その用途は限られている。本発明の新材料は二層の複合薄帯からなり、一層は形状記憶材料からなり、片層は磁気歪みが0の口頭汁磁性材料で、両層が融着しており、バイメタルのような物ではない。作製法は超急冷法によりもので、瞬時に大量の薄帯を作成することができる。

従来技術・競合技術との比較

従来の形状記憶合金は非磁性であったため、電気機器の鉄心材料並びに磁気センサーや電子部品への応用はかなわなかったが、本材料は優れた磁気特性を有するため、この方面への応用が期待できるとともに、形状記憶効果と組み合わせて新たな機器の開発を可能にせしめる。

新技術の特徴

・インテリジェント電気機器鉄心用
・インテリジェント磁気センサー
・インテリジェントインダクタンスなど

想定される用途

・電気機器
・電子情報機器部品
・医療用機器

関連情報

・サンプルの提供可能(共同研究等の内容に応じて提供できる)
・展示品あり

  • 製造技術

3)硬脆材料の高能率切断技術

発表資料

長崎大学 大学院工学研究科 システム科学部門 機械科学分野 准教授 矢澤 孝哲

新技術の概要

ワイヤ工具を使用した硬脆材料の切断において、CeO2を添加した研削液を用いることで、サファイアの表面硬度を低下させ、切断に必要な工作物送り方向の研削力を低減し、結果として切断効率を向上できる技術。

従来技術・競合技術との比較

従来技術:加工機の性能向上によりワイヤ工具の性能を最大限に引き出して加工能率向上本技術:化学的作用によりサファイア表面の硬度を低下させ切断効率を向上→従来装置への適応、従来技術との複合が容易

新技術の特徴

・化学的作用による工作物の表面硬度低下
・切断に必要な工作物送り方向成分の研削力を低減(同じ切断力になるまで、工作物送り速度を高められる)
・従来装置でも簡単に使用可能。従来技術(工具性能を最大に引き出す)との複合により、さらなる高能率化

想定される用途

・サファイア切断の効率化
・水晶の高能率切断
・ガラスの高精度切断

  • 材料

4)高分子液晶多層膜による光リライタブル表示/記録材料

発表資料

熊本大学 イノベーション推進機構 産学連携部門 准教授 緒方 智成

新技術の概要

液晶性を示す光応答性高分子で多層膜を構築し、構造色を呈するフィルムを作製した。この光応答性高分子液晶の配向性を熱と光で制御すると構造色のON-OFFが可能であり、記録・表示材料として利用可能である。

従来技術・競合技術との比較

本技術の呈色は色の変化ではなく、色のON-OFFで有るために視認性が優れている。また、従来の光応答性材料では分子異性化状態により記録を行うために安定性が乏しい。本技術では配向状態で記録を行うために安定性に優れている。

新技術の特徴

・自己組織化による垂直配向性
・屈折率変化によるフォトニックバンドギャップのON-OFF
・光応答性高分子液晶の構造により、転移温度や配向特性が調整可能

想定される用途

・リライタブルペーパー
・光記録材料
・光学素子(波長フィルター)

関連情報

・サンプルの提供可能

  • 機械

5)渦巻きばね型形状記憶合金アクチュエータと熱エンジンへの応用

発表資料

大分大学 工学部 福祉環境工学科 助教 長 弘基

新技術の概要

渦巻きばね形状の形状記憶合金(SMA)素子を使用することにより、コンパクトで高出力、かつ高耐久性を可能にしたアクチュエータと、このアクチュエータを利用した低温排熱回収用の熱エンジン。

従来技術・競合技術との比較

従来研究されてきたSMAアクチュエータ・熱エンジンと比較し、コンパクトで高出力、かつ高耐久性を可能にしたSMAアクチュエータ・熱エンジン。また非磁性の材料のため磁場の影響を受けにくいアクチュエータ(ポンプ)としての使用も可能。

新技術の特徴

・コンパクトで高出力、かつ高耐久を可能にしたアクチュエータ
・100℃未満の熱源で駆動が可能
・非磁性の材料のため、医療用機器に使用可能

想定される用途

・工場から破棄されている低温廃熱や、地熱発電には適さない温水(いずれも100℃以下)による発電装置
・電源を必要としない非常用フランジャーポンプ
・磁場の影響を受けにくい医療用小型ポンプ

関連情報

・アクチュエータ部分の展示

  • 計測

6)テレセントリックレンズタイプ全視野ひずみ計測装置の性能と応用例

発表資料

佐賀大学 大学院工学系研究科 都市工学専攻 准教授 伊藤 幸広

新技術の概要

収差が極めて小さい特殊なレンズを装着したデジタルカメラと一定光源を内蔵した装置により画像を取得し、デジタル画像相関法により高精度に表面ひずみを計測する方法とその応用例について紹介する。

従来技術・競合技術との比較

画像を用いてひずみを計測する装置は市販されているが、レンズの収差や外乱光の問題で高精度な計測は実現されていない。本装置は、軽量かつ操作が簡易で屋外でも適用可能な全視野ひずみ計測装置である。

新技術の特徴

・全視野ひずみ計測が可能
・軽量で操作性が良い
・屋外でも適用可能

想定される用途

・構造物の施工管理や維持管理
・産業設備の維持管理
・製品の品質検査、製造管理

  • 建築・土木

7)超高層ビル等の長周期地震動対策に資する次世代型振動減衰装置

発表資料

崇城大学 工学部 エコデザイン学科 教授 片山 拓朗

新技術の概要

減衰力としての摩擦力が変位に比例する特徴を有する、せん断部材および軸力部材型振動減衰装置を新たに開発した。この装置は地震等により発生する建造物の振動を、特に超高層ビル等の長周期構造物の振動を、小振幅から大振幅に拘わらずに効果的に抑制できる。

従来技術・競合技術との比較

従来の摩擦型振動減衰装置は構造物の応答振幅が増加すると制震効果が低下する欠点があり、従来の粘性型振動減衰装置は構造物の応答周期が長くなると応答速度の低下に伴って制震効果が低下する欠点がある。本装置は構造物の応答振幅および応答周期に拘わらずに構造物に対する制震効果が一定である長所がある。

新技術の特徴

・装置の減衰性能は最大振幅と最大振幅時の減衰力で示される
・構造物の応答周期および応答振幅に拘わらず、構造物に対する装置の制震効果は一定である
・せん断型減衰装置は、制振壁・制振柱・制振梁などの制振部材への組込装置としても利用できる
・軸力部材型減衰装置は取り付け姿勢に制約が無い

想定される用途

・超高層ビルなどの長周期構造物の長周期地震動対策および風振動対策のための振動減衰装置
・免震建物・免震構造物の免震支承と併用される振動減衰装置
・一般住宅・橋梁・プラント・鉄塔などの制振装置、橋梁の落橋防止装置の代替装置

関連情報

・外国出願特許あり

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

大分大学 産学官連携推進機構 知的財産部門

TEL:097-554-8517
FAX:097-554-7740
Mail:chizaiアットマークoita-u.ac.jp
URL:http://www.ico.oita-u.ac.jp/

熊本大学 イノベーション推進機構 産学連携ユニット

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FAX:096-342-3239
Mail:chizaiアットマークoita-u.ac.jp
URL:http://kico.kumamoto-u.ac.jp/

熊本高等専門学校 総務課 産学連携係

TEL:096-242-6433 
FAX:096-242-5503
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URL:http://www.kumamoto-nct.ac.jp/

佐賀大学 産学官連携推進機構 技術移転部門

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FAX:0952-28-8186
Mail:tloアットマークmail.admin.saga-u.ac.jp
URL:http://www.alis.saga-u.ac.jp/

崇城大学 地域共創センター

TEL:096-326-3418
FAX:096-326-3000
Mail:ken-sienアットマークofc.sojo-u.ac.jp
URL:http://www.sojo-u.ac.jp/

長崎県立大学 地域連携センター

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URL:http://sun.ac.jp/

長崎大学 産学官連携戦略本部 知的財産部門

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FAX:095-819-2189
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