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中部公立3大学 新技術説明会

日時:2013年01月25日(金)

会場:JST東京別館ホール(東京・市ヶ谷)

参加費:無料

発表内容詳細

  • 医療・福祉

1)炎症性疾患治療薬のスクリーニング方法、並びに炎症性疾患の治療及び検査

発表資料

名古屋市立大学 大学院 医学研究科 消化器・代謝内科学分野 病院講師 谷田 諭史

新技術の概要

TNF-α放出経路に関わる標的分子を制御することで、炎症性腸疾患の治療法の確立に資するリサーチツール、治療薬、診断等に有用な技術の提供を行う。

従来技術・競合技術との比較

難治炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎)の治療法として現在用いられている抗TNF-α抗体療法は、有効であるが、治療費が高額となることや無効例等の問題がある。本技術はこの治療法に代わる治療法を提供するものである。

新技術の特徴

・今回の発見した標的分子アイソフォーム阻害薬探索の可能性
・alpha screen systemを駆使した候補薬スクリーニング

想定される用途

・炎症性腸疾患治療薬の開発
・炎症性腸疾患活動性のバイオマーカー
・抗TNF-α抗体療法に対する代替治療法の可能性

関連情報

・サンプルの提供可能

  • アグリ・バイオ

2)太陽エネルギー依存物質生産系である植物「葉緑体」のエンジニアリング

発表資料

静岡県立大学 食品栄養環境科学研究院 食品栄養科学専攻 教授 小林 裕和

新技術の概要

再生可能エネルギーの生産と超高齢社会への対応の糸口を植物に求めることができる。植物細胞中の「葉緑体」は、太陽エネルギーを用い、バイオマスを生産すると同時に、健康長寿に必要な機能性・薬効成分の基質を生産する。この葉緑体機能の改良技術を開発した。

従来技術・競合技術との比較

葉緑体機能発現を支配する callus expression of RBCS (CES) および suppressed g reening of calli (SUG) 因子群を見いだした。また、光傷害を回避する光化学系の化学量論的同調機構を解明した。さらに、葉緑体ゲノムの遺伝子操作系を開発した。これらを活用し、葉緑体エンジニアリングを図る。

新技術の特徴

・太陽エネルギーの効率的活用
・バイオマス・バイオ燃料の生産
・機能性・薬効成分の生産

想定される用途

・太陽エネルギーの効率的変換・活用
・機能性・薬効成分の低コスト生産
・機能性・薬効野菜の作出
・外来遺伝子が飛散しない遺伝子組換え植物の作出

  • 創薬

3)認知症を対象とした新規作用機序を有する治療薬に関する研究

発表資料

岐阜薬科大学 大学院薬学研究科 薬学専攻 教授 原 英彰

新技術の概要

認知症治療薬はいくつか臨床応用されているが、患者によっては十分な治療効果は得られていない。本発明は、現在使用されている医薬品とは別の作用機序を有する治療薬となりうる新規記憶増強因子の情報を提供する。

従来技術・競合技術との比較

現在、臨床応用されている医薬品はシナプス間隙の神経伝達物質の増減または病因物質の除去を目標として開発されている。本発明はシナプス後膜の受容体量を選択的に調節する事によって疾患の治療を目指しているものである。

新技術の特徴

・受容体発現の調節を介した記憶増強作用
・新たな認知症治療薬、予防薬の開発
・化合物スクリーニング系の構築による新規認知機能改善薬の探索

想定される用途

・認知症の治療薬としての利用
・認知症の予防薬としての利用
・薬剤の効果を調べる指標

  • アグリ・バイオ

4)人工多能性幹細胞を肝細胞へ分化誘導する方法

発表資料

名古屋市立大学 大学院 薬学研究科 臨床薬学教育研究センター 教授 松永 民秀

新技術の概要

ロット間差が少なく安価で取り扱いの容易な低分子化合物を添加することによって肝細胞への分化を促進し、ヒトiPS細胞をより肝細胞の機能に近いものに分化させる方法を見出した。

従来技術・競合技術との比較

ヒトiPS細胞を肝細胞へ分化誘導する主な方法として、増殖因子等の液性因子が用いられている。しかし、分化効率が不十分・高価であること等が課題であった。低分子化合物を用いた安価・簡便な肝細胞への分化法は、非常に有用であると考えられる。

新技術の特徴

・肝細胞特異的な酵素を利用した、バイオリアクターとしての応用
・薬物代謝プロファイル等の解析用マイクロチップ(肝臓チップ)の材料
・ヒト化実験動物作成の材料(例:ヒトiPS由来の肝臓を持つマウスの作成等でB型肝炎ウイルス研究に利用)

想定される用途

・創薬研究(薬物動態試験、毒性試験等)
・再生医療
・人工臓器

関連情報

・サンプルの提供可能(凍結保存法が安定すれば、サンプル提供可能)

  • 創薬

5)クラリスロマイシンの結晶多形を応用した新規徐放性製剤の設計

発表資料

静岡県立大学 薬学部 薬学科 教授 板井 茂

新技術の概要

クラリスロマイシンの準安定形結晶(FormⅠ)は外部溶液と接触すると微細な針状の水和物結晶(FormⅣ)に転移する。この現象を応用して、FormⅠと安定形結晶(FormⅡ)の配合比を調節することにより、特殊な添加剤を使用せず、高含量で所望の徐放特性を有する製剤技術を確立した。

従来技術・競合技術との比較

既存のクラリスロマイシン(CAM)の徐放性製剤は幾つかの添加剤を配合しなければならず、その結果、CAN含量の相対的低下を招き、多量の製剤を服用しなければならなかった。また、徐放性基剤を用いた特殊な工程(コーティング工程、マトリックス形成工程等)が必要であった。

新技術の特徴

・結晶転移を利用したクラリスロマイシン製剤の徐放化
・製剤の小型化
・特殊な工程(コーティング工程、マトリックス形成工程等)を必要としない簡易な製造方法

想定される用途

・クラリスロマイシン徐放性製剤
・クラリスロマイシン胃内滞留性製剤
・クラリスロマイシン原薬の胃内での安定化

関連情報

・サンプルの提供可能

  • 分析

6)細胞内の鉄(Ⅱ)イオンを可視化する蛍光分子の開発

発表資料

岐阜薬科大学 薬学部 薬学科 助教 平山 祐

新技術の概要

今回開発した新規蛍光分子は、鉄によるN-オキシドの選択的脱酸素化反応を利用し、生体内に存在している鉄(Ⅱ)イオンを選択的に、かつ発蛍光的に検出可能にするものである。

従来技術・競合技術との比較

本蛍光分子は鉄(Ⅱ)イオンと反応することにより蛍光強度が増大する世界初の「発蛍光性分子」であること、また、従来の鉄イオン検出分子と比較して、合成が容易であることおよび鉄(Ⅱ)イオンに対する高い選択性が特徴である。

新技術の特徴

・鉄(Ⅱ)イオンによる選択的脱酸素化反応
・N-オキシド化による三級アミン誘導体のケージング
・蛍光分子の化学反応によるスイッチング

想定される用途

・細胞イメージングにおける鉄(Ⅱ)イオンの蛍光検出剤
・生体サンプル中の鉄(Ⅱ)イオン濃度の測定
・細胞組織における鉄(Ⅱ)イオンの染色剤

関連情報

・サンプルの提供可能

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

岐阜薬科大学 知的財産管理・発明委員会 (事務局庶務会計課)

TEL:058-230-8100FAX:058-230-8200
Mail:syomukアットマークgifu-pu.ac.jp
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静岡県立大学 教育研究推進部 産学連携室

TEL:054-264-5124FAX:054-264-5099
Mail:renkeiアットマークu-shizuoka-ken.ac.jp
URL:http://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/

名古屋市立大学 リエゾン・センター(事務局学術課)

TEL:052-853-8041FAX:052-841-0261
Mail:ncu_renkeiアットマークsec.nagoya-cu.ac.jp
URL:http://www.nagoya-cu.ac.jp/
新技術説明会について

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