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豊橋技術科学大学 新技術説明会

日時:2013年07月23日(火)

会場:JST東京別館ホール(東京・市ヶ谷)

参加費:無料

発表内容詳細

  • 環境

1)有機試薬によるフェニル尿素系農薬の簡易な吸光度分析

豊橋技術科学大学 研究基盤センター 助教 加藤 亮

新技術の概要

主に除草剤として近年使用量が増えているフェニル尿素系農薬を短時間で検出するための発色試薬とその発色試薬を用いた簡易で迅速な農薬検出法に関する技術。吸光度分析にて検出できるため、GC?MS、LC?MSを不要とする。

従来技術・競合技術との比較

本法は現在主流となっているGC-MS、LC-MS法と比べ、検出感度では劣るものの、簡便、迅速、低コストで行えるという点で優れている。したがってGC、LC法では困難なその場分析やオンサイト分析に適した手法として価値がある。

新技術の特徴

・尿素基に対し優先的に応答
・試料採取から結果が出るまでの時間を短縮

想定される用途

・農産物に付着した残留農薬のスクリーニング検出
・ゴルフ場等の排水中除草剤のその場検出

  • 通信

2)形状を手掛かりとした三次元モデルの検索技術

豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 情報・知能工学系 助教 立間 淳司

新技術の概要

三次元モデルデータを、ファイル名やタグなどの文字列情報ではなく、形状そのものを手掛かりとして検索を行う技術を開発した。この技術により、三次元CADにおける、部品検索・管理の効率化が望める。

従来技術・競合技術との比較

従来技術よりも高い検索精度を得ている。また、データベースに含まれる三次元モデルの形状にあわせて、パラメータを調整することも可能である。

新技術の特徴

・指定した三次元モデルと同様/類似したものを検索できる
・三次元物体の大きさ・位置・向きに依存しない検索が可能である
・世界トップレベルの検索精度を有する

想定される用途

・三次元モデル作成時の部品検索
・三次元モデルの自動分類
・三次元モデルの形状認識

関連情報

・ラップトップPC上でのデモンストレーション可能
・展示品あり(会場でデモンストレーション実施予定)
・外国出願特許あり

  • 電子

3)低コスト・高精度スマートメーターのためのデジタル補正型オペアンプ

豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 電気・電子情報工学系 助教 秋田 一平

新技術の概要

スマートメーター等様々なシーンで利用されるオペアンプICについて、そのオフセット電圧をデジタル的に補正する新技術を提案する。本技術は、トリミング等の高コストな補正を必要とせず、また、従来に比べて小さなチップエリアで実装できるため、低コストなシステムの実現を可能とする。

従来技術・競合技術との比較

従来、オペアンプなどマッチングを要する回路においては、製造後に素子特性を調整するトリミングや、アナログ補正技術が用いられてきた。これらはいずれも、トリミングに要する時間、また、アナログ補正技術を搭載することによるコスト増加が問題であった。本発明技術は、新規デジタル補正技術を用いることで、大幅な低コスト化を実現するものである。

新技術の特徴

・新提案のデジタル補正技術による低コスト化の実現
・オペアンプをアレイ化させた時に、デジタル補正回路は共有できるため、さらに実装効率を高めることが可能
・低電力・低コストな計測用アンプをカスタムICで実現したい場合有用

想定される用途

・バッテリー充放電モニターのための電流センサ
・アレイセンサ等に向けたカスタムアレイアンプ用途
・一般的な計装アンプとして

  • アグリ・バイオ

4)iPS細胞の確立に寄与する簡易液滴エレクトロポレーション装置

豊橋技術科学大学 エレクトロニクス先端融合研究所 テニュアトラック准教授 沼野 利佳

新技術の概要

採取した末梢組織の細胞をiPS 細胞化する段階(山中因子の導入)が律速となっており、iPS 細胞は、世界的に圧倒的な供給不足である。そこで、iPS 細胞株樹立の高効率化を目指し、小体積の液滴の中で遺伝子導入の自動化を可能とする簡便な遺伝子導入方法・装置を開発した。

従来技術・競合技術との比較

本技術は、新たなエレクトロポレーション法による遺伝子導入手法および装置であり、直流電源を用いるため、装置の簡略化・低廉化を可能とする。また、装置にほとんど電流が流れないため、発熱も少なく多量サンプルの並列自動処理を実現する。

新技術の特徴

・少ない細胞数において高効率な遺伝子導入が可能であるので、細胞を採取される患者負担を軽減した遺伝子治療が可能
・リポソーム法のような高価試薬は不要、ウイルスを用いる手法のような毒性・抗原性・癌化等の懸念がない
・少量の液滴の中で行うので、導入DNAが少量ですむ

想定される用途

・細胞に対する遺伝子導入装置
・iPS細胞の並列的製造装置

  • 情報

5)触覚共有を付加したソーシャルネットワークゲームを実現する遠隔制御技術

豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 機械工学系 准教授 三好 孝典

新技術の概要

本技術は、遠隔地に存在する多数のプレイヤーがインターネットを通じて、お互いの触覚(押されたり衝突したりする感覚)を共有し合える技術である。これによりネット上で綱引きやおしくらまんじゅうなど、従来よりもリアリティの高いソーシャルネットワークゲームが実現できる。

従来技術・競合技術との比較

触覚を感じるゲーム装置としてはfalconなどがあるが、プレイヤー対目前のコンピュータのひとりぼっちのゲームである。対して本技術は世界中のプレイヤーがお互いの触覚をグループで感じ合うことができる。

新技術の特徴

・世界中の操作者がお互いの触覚を感じ合うことができる
・通信遅延によらず力学的クローズループを安定化できる
・インターネット上で通信途絶があっても位置ズレを起こさない

想定される用途

・ネットワークゲーム
・遠隔操作ロボット(原子炉解体作業・遠隔手術)
・遠隔地からのリハビリトレーニング

関連情報

・現地でのデモンストレーション可能
・展示品あり(会場でのデモンストレーション実施予定)

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

とよはしTLO

TEL:0532-44-6975FAX:0532-44-6980
Mail:ttlo-itenアットマークkktci.co.jp
URL:http://www.kktci.jp/
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〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

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Mail:scettアットマークjst.go.jp

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