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富山大学 新技術説明会

日時:2016年10月27日(木) 13:25~15:25

会場:JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、富山大学

後援:特許庁

発表内容詳細

  • 創薬

1)BDNF遺伝子発現誘導剤の探索法、脳機能改善効果が期待される生薬

発表資料 プレゼン動画

富山大学 大学院医学薬学研究部(薬学) 衛生・生物化学(分子神経生物学) 助教 福地 守

http://www.pha.u-toyama.ac.jp/bioche1/index-j.html

新技術の概要

記憶や学習等の高次脳機能発現に関わる脳由来神経栄養因子(BDNF)の遺伝子発現を誘導する薬剤等を簡便に探索可能な多検体スクリーニング法を構築した。さらに、このスクリーニング法を利用して、神経細胞においてBDNF遺伝子発現を誘導する生薬エキスを複数種類同定することに成功した。

従来技術・競合技術との比較

本技術は、BDNF遺伝子発現変化を発光により計測可能なトランスジェニックマウスを用いて、BDNF遺伝子発現を誘導する薬剤を探索可能な新たな方法である。本法により見出されたBDNF遺伝子発現を誘導する生薬は、脳機能改善効果が期待され、将来的にうつ病や認知症の治療薬や予防薬開発への応用が期待される。

新技術の特徴

・神経細胞におけるBDNF遺伝子発現誘導活性の有無を評価可能である新たな多検体スクリーニング法
・化合物ライブラリーの他、生薬エキス等の抽出物のBDNF遺伝子発現誘導活性も評価可能
・長年の使用実績から安全性が確保されている生薬よりBDNF遺伝子発現を誘導するものを同定

想定される用途

・認知症やうつ病の治療薬
・認知症の予防や進行抑制を目的とした健康食品
・その他、BDNF発現低下が認められる神経疾患の治療薬

  • アグリ・バイオ

2)レアメタルフリーな多成分連結反応による立体選択的ホモアリルアルコールの合成法

発表資料 プレゼン動画

富山大学 大学院理工学研究部(工学) 環境応用化学科 准教授 堀野 良和

http://www3.u-toyama.ac.jp/abe/

新技術の概要

本技術は、アルキニルスズ、アルデヒド、アルキルホウ素を反応させることで多成分連結型の反応が進行し、立体選択的にホモアリルアルコール与えるものです。本手法は、レアメタルを必要とせず、含水溶媒またはアルコールを溶媒に用いることができます。

従来技術・競合技術との比較

ホモアリルアルコールを立体選択的に合成する従来の技術では、立体選択性の発現のためにレアメタルや有機分子触媒を利用していますが、本技術はそれらを必要としません。また、従来技術では有機溶媒の厳密な乾燥や脱気が必要でした。これとは対照的に、本技術では、水やアルコールを溶媒として用いると良い結果を与えます。

新技術の特徴

・溶媒の乾燥を必要としない(水の共存下でも反応が進行する)
・レアメタル触媒を用いずに高い立体選択性でホモアリルアルコールを合成可能
・スケールアップが容易

想定される用途

・医農薬品中間体合成
・レアメタルフリーなホモアリルアルコール合成
・生理活性物質合成への応用

  • 医療・福祉

3)高速・高分解能超音波イメージング

発表資料 プレゼン動画

富山大学 大学院理工学研究部(工学) 知能情報工学科 教授 長谷川 英之

http://www3.u-toyama.ac.jp/hase/

新技術の概要

医用超音波イメージングのフレームレートは通常数十Hzであり、X線CTやMRIに比べ時間分解能に優れているが、本技術は超音波イメージングの時間分解能をさらに向上させることが可能であるとともに、空間分解能も向上させることが可能である。

従来技術・競合技術との比較

従来の超音波イメージングのフレームレートが数十Hzであるのに対し、本技術は最大数千Hzのフレームレートを達成できる。また、高速化を行うと通常は空間分解能が劣化するが、本技術は空間分解能を劣化させずに高速化を図ることができる。

新技術の特徴

・高速イメージング
・高空間分解能
・高コントラスト

想定される用途

・医用超音波イメージング
・高速撮像による動態計測
・各種超音波画像の高空間分解能化

  • 情報

4)ステレオCDのサラウンド再生

発表資料

富山大学 大学院理工学研究部(工学) 電気電子システム工学科 教授 安藤 彰男

http://www3.u-toyama.ac.jp/densou01/index.html

新技術の概要

オーディオ録音において、音源からマイクロホンに直接到達する音はチャネル間での相関が高いことを利用し、オーディオ信号から直接音成分を抽出する技術を開発した。この技術を用いてステレオ信号をチャネルごとに直接音成分と拡散音成分に分離し、拡散音成分を後方チャネルから再生することでサラウンド再生を行う。

従来技術・競合技術との比較

従来技術として、残響音を合成して後方チャネルから再生する技術と、残響音成分を抽出する技術がある。前者は音色の変化をもたらし、後者は残響の少ない録音には適していないという問題点があった。本手法は、これらの問題の解決し、音楽録音以外にも対応できる方法である。

新技術の特徴

・音質を変えずにサラウンドを実現
・自然音など響きのない音にも適用可能
・音像の鮮明さを保持

想定される用途

・5.1チャネルシステムにおけるステレオサラウンドの実現
・サラウンド制作における2チャネルコンテンツの活用
・三次元音響の高品質ダウンミックス

関連情報

・サンプルあり

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

富山大学 研究推進機構 産学連携推進センター

TEL:076-445-6936 FAX:076-445-6939
Mail:t-sangyoアットマークadm.u-toyama.ac.jp
URL:http://www3.u-toyama.ac.jp/sangaku/
新技術説明会について

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

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