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山梨大学 新技術説明会

日時:2016年12月13日(火) 13:30~15:55

会場:JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、山梨大学

後援:特許庁

発表内容詳細

  • 計測

1)ダイビングフィンの拡張にもとづく水中ジェスチャインタラクション装置

発表資料 プレゼン動画

山梨大学 工学域 電気電子情報工学系 准教授 木下 雄一朗

http://erdb.yamanashi.ac.jp/rdb/A_DispInfo.Scholar?ID=2088F2ACF69D57BA

新技術の概要

ダイビングフィン型水中ジェスチャインタラクション装置。フィンに組み込まれた複数のセンサが水中でのフィンの動きやしなりを常に計測し、ジェスチャ推定装置によりフットジェスチャを行っているか否か、あるいはそれがどのようなジェスチャであるかの認識を行う。

従来技術・競合技術との比較

従来の水中での使用を想定したデバイスのインタラクション方法は、物理ボタンやタッチパネルなどに限定されている。本装置は他の作業の自由度を低下させない3次元ジェスチャインタラクションを水中において実現するものである。センサやカメラを環境内に設置するものではないため、あらゆる環境での利用が可能である。

新技術の特徴

・組み込まれた複数のセンサにより水中フットジェスチャの認識が可能。
・水の抵抗を受けた際にしなるというダイビングフィンの特徴をジェスチャ認識に活用。
・アクチュエータを付加することによりユーザへのフィードバックが可能。

想定される用途

・水中におけるフットジェスチャ入力による電子デバイスの操作。
・水泳時のリアルタイム動作計測とアクチュエータによるフィードバックを用いた水泳学習支援。
・ジェスチャ入力とフィードバックを活用した複数ユーザ間の水中コミュニケーション支援。

関連情報

・展示品あり

  • 情報

2)複数音源からの音を画像に変換することで簡単に分離

発表資料 プレゼン動画

山梨大学 工学域 電気電子情報工学系 教授 小澤 賢司

http://www.ccn.yamanashi.ac.jp/~ozawa/lab.htm

新技術の概要

マイクロホン出力である音圧の時系列を輝度の変化パターンに変換し、これを複数マイクロホン分だけ並べて画像を構成する。その画像に2次元FFT(高速フーリエ変換)を適用して空間スペクトルを得ると、到来方向が異なる音は分離した成分として現われる。その成分を抽出して逆FFTを施せば、分離された音を得ることができる。

従来技術・競合技術との比較

音を画像に変換して処理する方式としては、競合するものは見当たらない。音信号をそのまま処理するよりも簡単であり、かつ高性能な分離が可能である。MEMSマイクロホンなど超小型マイクロホンによりアレイを構成すれば容易に実装でき、通常のマイクロホンアレイであっても本技術で提案する信号処理により実装可能である。

新技術の特徴

・超解像やフィルタリングなどの画像処理技術を音響信号処理に適用可能とする。
・スマートフォンに搭載することでカメラと連携した空間情報の記録を可能とする。
・多数の(MEMS)マイクロホンを必要とする方法であるためマイクロホン製造社にとって需要拡大効果がある。

想定される用途

・騒音環境下で目的音源の方向を特定した上でその音のみを録音。
・多チャネル録音再生系に用いることで3次元音響空間を再現。
・自由視点映像に対応する自由聴点音響技術の開発。

関連情報

・デモあり

  • 計測

3)気流の温度場・速度場の3次元非接触計測

発表資料

山梨大学 工学域 機械工学系 助教 舩谷 俊平

http://www.me.yamanashi.ac.jp/lab/takeda/

新技術の概要

極細蛍光ワイヤーを用いた気流の温度分布計測システム、2色レーザービームを用いた気流の速度分布計測を開発した。本計測法は、空調機器等で需要の大きい風速5m/s程度の気流速度分布、気温0℃~80℃程度の気流温度分布に適用可能であり、500℃程度の加熱炉に対しての適用も研究中である。

従来技術・競合技術との比較

従来技術では、高価なYAGレーザー、可視化専用カメラが必要で、3次元計測装置を構築するには一式数千万円を要した。新技術では、可視化計測システムの低コスト化、高解像度化を実現した。

新技術の特徴

・高解像度(数千万画素のカメラを利用可能)
・低コスト(数十万円で可視化計測システム一式を構築できる)

想定される用途

・空調機器等の性能評価(COP計測など)
・自動車、自動車部品等の性能評価
・各種プラント、配管内の温度分布、速度分布計測

  • 製造技術

4)ワイヤ+アーク放電を用いたアディティブ・マニュファクチャリング技術の開発

発表資料

山梨大学 工学域 機械工学系 助教 阿部 壮志

http://www.me.yamanashi.ac.jp/lab/sonoya/HP/index.html

新技術の概要

ワイヤ+アーク放電によるアディティブ・マニュファクチャリング技術での造形に際して、造形形状予測シミュレータとシミュレーションに用いる積層条件データベースを利用することで、目標形状を高精度に造形するための適切な溶接条件の算出および積層パスの生成が可能なCAMを開発した。

従来技術・競合技術との比較

先行技術(特開2015-160217)では傾斜壁など、中空形状かつ、ビードを高さ方向に積み上げた際の造形精度を向上するためのものであったが、本発明では中実の形状や、表層への肉盛までが対象となるため、より一般的な多くの形状に対応できる。

新技術の特徴

・溶着金属の断面形状のシミュレーションが可能。
・目標とする形状を満たすための最適な造形条件が算出可能。
・CAMとの連携。

想定される用途

・切削加工との併用による、難削材を用いた大型機械部品の加工。
・金型の補修。
・肉盛によるコーティング。

  • 材料

5)炭酸ガスレーザー超音速延伸法で作製したナノファイバー材料

発表資料 プレゼン動画

山梨大学 工学域 物質科学系 教授 鈴木 章泰

新技術の概要

当研究室では、超音速流中で繊維に炭酸ガスレーザーを照射して繊維を融かし、融けた繊維を超音速流で数十万倍に引き伸ばしてナノファイバーを作製する炭酸ガス超音速延伸法を独自に開発し、本方法はシートや撚糸も作製できる。現在、本方法の量産試作機が開発され、本方法で作製したナノファイバーの実用化が近い。

従来技術・競合技術との比較

炭酸ガスレーザー超音速延伸法は複合紡糸法やエレクトロスピニング法とは異なり、ほとんど全ての熱可塑性高分子材料に適用でき、高い原料利用効率で溶剤を使用せず、配向したナノファイバーが連続して得られる。無溶剤でナノファイバーを作製できるため、ナノファイバーおよび作業環境の安全性が高い。

新技術の特徴

・ほとんどの熱可塑性高分子材料に適用でき、フッ素系やポリオレフィンなどのナノファイバーも作製できる。
・得られるナノファイバーは長繊維であり、配向したナノファイバーが得られる。
・大規模な装置を必要とせず、量産化が容易であり、溶剤などを使用しないため、環境への負荷が極めて小さい。

想定される用途

・精密フィルター、バイオフィルターなどの各種フィルター類
・電池セパレーター、補強材
・人工皮膚、人工血管、再生医療用培地などの医療材料

関連情報

・サンプルあり

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

山梨大学 研究推進・社会連携機構 社会連携・知財管理センター

TEL:055-220-8759 FAX:055-220-8757
Mail:renkei-asアットマークyamanashi.ac.jp
URL:http://sangaku.yamanashi.ac.jp/
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