説明会の
お申込み

沖縄科学技術大学院大学 新技術説明会

日時:2018年02月27日(火) 09:55~11:55

会場:JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、沖縄科学技術大学院大学

後援:特許庁

発表内容詳細

  • 機械

1)新規磁気カップリングを用いたトルク伝達機構

発表資料

沖縄科学技術大学院大学 数理力学と材料科学ユニット ポスドク研究員 ヨハネス・シュンケ

https://groups.oist.jp/ja/mmmu

新技術の概要

本技術は、3個のボール型永久磁石を用いたシンプルで滑らかな平行軸磁気カップリングの手法である。ボール型磁石の配置を最適化することにより、トルクの伝達を最大化した。

従来技術・競合技術との比較

従来用いられている磁気カップリングでは、複数の永久磁石を配置した永久磁石アレイを組み合わせるが、本技術ではシンプルなボール型永久磁石を用いることでスムーズな磁気カップリングを実現している。また、新規な平行軸カップリングであり、新たな用途での応用が可能。

新技術の特徴

・永久磁石アレイの代わりに球形磁石を使うため構造が単純
・構造が単純なため小型化が可能

想定される用途

・様々なトルク伝達
・マイクロ流路ポンプ
・磁気ロック

関連情報

・外国出願特許あり

  • 医療・福祉

2)使い捨て仕様の性感染症チェッカー

発表資料

沖縄科学技術大学院大学 マイクロ・バイオ・ナノ流体ユニット 技術員 カズミ・トダピーターズ

https://groups.oist.jp/ja/mbnu

新技術の概要

シリンジ(注射器)型をした手のひらサイズの性感染症検査デバイスで、少量の血液から感染マーカーを検知することができる。検査に必要な試薬や処理工程がすべて密閉型のシリンジ内に組み込まれている。血液1滴を載せ、わずか数ステップの簡単な操作を行うと結果が判定される。

従来技術・競合技術との比較

従来の性感染症検査には、工程ごとの機器(例:遠心分離機、吸光リーダー)、検査技師が必要であり、検査にコストや時間がかかる。本技術では、少量の血液から簡単な手動操作だけで数分後に検査結果を家庭でも得ることができる。

新技術の特徴

・血液処理とマーカー検知が一緒になった一体型デバイス
・数ステップの手動操作
・電源や外部リーダー不要で持ち運び可能

想定される用途

・性感染症即時検査キット
・多項目感染症検査キット
・家庭用検査キット

関連情報

・デモあり
・外国出願特許あり

  • エネルギー

3)ペロブスカイト太陽電池の成膜技術と性能自動測定システム

発表資料

沖縄科学技術大学院大学 エネルギー材料と表面科学ユニット グループリーダー研究員 大野 ルイス 勝也

https://groups.oist.jp/ja/emssu

新技術の概要

安価な太陽電池素材であるペロブスカイトは、現在主流のシリコンと比べて同等のエネルギー変換効率があり、急速に開発が進んでいる。しかし、実用化レベルまで大型にすると効率が落ちてしまう。成膜に化学蒸着法を用いると、スケールアップしても高い変換効率を達成できるようなった。同時に、ペロブスカイト特有の性質により従来法では困難であった正確な変換効率の測定技術が確立した。

従来技術・競合技術との比較

従来のスピンコート法で大型セルに成膜すると、ペロブスカイト膜の均一性と品質が落ち、その結果、エネルギー変換効率が下がってしまう。化学蒸着法は、ペロブスカイトセルの大型化に対応できる技術である。また、ペロブスカイトを正確に測定できる技術は実用化されておらず、シリコン用の既存測定方法では正確な数値を測定できない。

新技術の特徴

・化学蒸着法によるペロブスカイト成膜
・ペロブスカイトの変換効率の正確な測定
・太陽電池性能測定の自動化

想定される用途

・実用化サイズでのペロブスカイト太陽電池の製造
・ペロブスカイト効率測定機器
・太陽電池性能の自動測定器(研究開発向け)

関連情報

・外国出願特許あり

  • 情報

4)二次元高速フーリエ変換時の画像エッジアーティファクト同時除去

発表資料

沖縄科学技術大学院大学 構造細胞生物学ユニット 教授 ウルフ・スコグランド

https://groups.oist.jp/ja/scbu

新技術の概要

多次元離散フーリエ変換(DFT)は画像処理、画像認識、バイオ医療分野で広く使用されている技術である。しかしほとんどのDFTでは十字型の高振幅な画像の乱れ(アーティファクト)が生じ、画像を基にした意思決定に重大な影響を及ぼす可能性がある。通常、前処理を行い除去されるが、本技術では前処理を必要とせず、FPGAにてDFTからこのエッジアーティファクトを同時除去することに成功した。

従来技術・競合技術との比較

アーティファクト除去方法で一般的なWindowing、Mirroring、フィルターはFPGA等でのアプリケーションでは高額となり、一方でソフトウェアによる画像分解法では、リアルタイムでの処理ができない。それに対し、本技術では、FPGAを用いてリアルタイムでのアーティファクト除去が可能になる。

新技術の特徴

・FPGAを使い、リアルタイムでのアーティファクト除去
・100fps (2048 x 2048 ピクセル)

想定される用途

・産業用の高速トラッキング
・医療診断(MRI、CT等)
・画像処理(コンボリューション)

関連情報

・外国出願特許あり

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

沖縄科学技術大学院大学(OIST) 技術移転セクション

TEL:098-966-8937 FAX:098-982-3424
Mail:tlsアットマークoist.jp
URL:https://groups.oist.jp/ja/tdic/technology-licensing-section
新技術説明会について

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

TEL:03-5214-7519 Fax:03-5214-8399

Mail:scettアットマークjst.go.jp

Go Top