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新材料 新技術説明会

日時:2017年11月28日(火) 10:25~11:55

会場:JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、四国産学官連携イノベーション共同推進機構(徳島大学、香川大学、愛媛大学)、高知工科大学、株式会社テクノネットワーク四国(四国TLO)

後援:特許庁

発表内容詳細

  • 材料

1)【発表中止】イオンビーム照射による半導体表面ナノ構造の創製

高知工科大学 環境理工学群 講師 新田 紀子

新技術の概要

半導体材料であるGe(ゲルマニウム)、GaSb(ガリウムアンチモン)、InSb(インジウムアンチモン)にイオンビーム照射するだけで、表面にナノ構造を作製する技術である。イオンビーム照射条件を制御することで、様々な形状・サイズの構造が作製可能である。

従来技術・競合技術との比較

ナノ構造作製において、従来のフォトリゾグラフィ等の微細加工技術は、数回のプロセスを経て構造を作製する。一方、本技術の特長は“イオンビームを照射する”という単純なプロセスだけで、非常に短時間(数分以内)で構造を作製できるところにある。

新技術の特徴

・半導体表面ナノ構造の創製
・イオンビーム照射により簡便に構造作製可能

想定される用途

・電子・光デバイス材料
・吸着剤
・触媒担体

  • 材料

2)金属酸化物ナノ粒子構造体

高知工科大学 総合研究所・環境理工学群 教授 小廣 和哉

新技術の概要

直径150~600nm程度の球状多孔質ナノ粒子構造体を一段階反応で大量合成する方法を開発した。シリカ、チタニア、ジルコニア、セリア等の単一酸化物からなる構造体のみならず、それらの複合化物構造体も容易に合成できる。

従来技術・競合技術との比較

ワンポット・単工程・短時間(10分~1時間)反応で、シリカ、チタニア、ジルコニア、セリア等の球状多孔質金属酸化物ナノ粒子集合体を大量(400g/日)に合成する技術を開発した。また、これらの複合酸化物構造体の合成可能である。さらに、球状多孔質遷移金属複合酸化物構造体の合成にも成功している。

新技術の特徴

・一段階大量合成
・金属酸化物ナノ粒子構造体
・中空粒子構造体

想定される用途

・触媒
・触媒担体
・粧品

関連情報

・外国出願特許あり

  • 材料

3)超高硬度超微細結晶構造を有するcBNナノ多結晶体の開発

愛媛大学 地球深部ダイナミックス研究センター 客員教授 市田 良夫

新技術の概要

主に、①平均粒径50nm以下の結晶組織とヌープ硬度53GPa以上の硬さをもつ「超微細構造cBNナノ多結晶体」、並びに②平均粒径70nm以下の微細結晶組織(マトリックス)中に平均粒径150~170nmの粗結晶粒が均一に分散した特徴的結晶構造(全体の平均粒径80~100nm)とヌープ硬度54.5~54.7GPaの硬さをもつ「粗粒分散cBNナノ多結晶体」を発明した。 

従来技術・競合技術との比較

実用されているバインダレスcBN多結晶体の硬さはヌープ硬度で約43GPaである。また最近S社が発表したcBNナノ多結晶体の硬さは47GPa以下で、しかも当cBNは準安定相のwBNを含むcBN/wBN複合組織である。当該発明の超微細構造cBNナノ多結晶体は53GPa以上、粗粒分散cBNナノ多結晶体は54.5~54.7GPaの硬さを有し、いずれもwBN等の不純物のない単相cBNである。

新技術の特徴

・平均粒径50nm以下の均一な超微細結晶構造を有し、ヌープ硬度53GPa以上(実用されているバインダレスcBNの20%増)の硬さをもつナノcBN多結晶体
・平均粒径70nm以下の微細結晶組織中に平均粒径150~170nmの粗結晶粒が均一に分散した特徴的結晶構造(全体の平均粒径80~100nm)とヌープ硬度54.5~54.7GPa(実用されているバインダレスcBNの25%増)の硬さを有する粗粒分散ナノcBN多結晶体。
・いずれも、wBNやhBN等の不純物を含まないcBN100%の単相で、配向性のないcBNナノ多結晶体である。

想定される用途

・切削工具、特に超精密・鏡面切削用工具、マイクロエンドミル・マイクロドリル等の微細切削工具、高硬度鋼や超耐熱合金等の難削材切削用工具
・研削工具、特に高品位鏡面研削用工具、高能率・高精度研削用工具、超高速研削用工具、難削材研削用工具
・800℃以上の高温環境で用いるナノインデンテーション・ヌープ・ビッカース硬度測定用圧子

関連情報

・サンプルあり

  • 材料

4)タンパク質などを硬化させるゲル化剤

香川大学 農学部 応用生物科学科 教授 小川 雅廣

新技術の概要

新技術を使って作製したオリーブ葉抽出物(OLEX)は、タンパク質の物性を改良することができる。例えば、OLEXを卵白に1%添加して作った加熱ゲルの破断応力は無添加のものの3倍になる。また、ゼラチンゲルに添加した場合、破断応力が無添加のものの10倍となる。よって、OLEXはゲル物性の改良に有効である。

従来技術・競合技術との比較

従来のゲル物性改良技術は、トランスグルタミナーゼなどの酵素製剤、メチルセルロースなどの増粘多糖類を使用する方法が多い。本技術は植物抽出物を使用したものであり、従来の技術とは異なる作用によってゲル物性を改良するものである。

新技術の特徴

・本抽出物は天然素材であり安全な物質である
・本抽出物の原料であるオリーブ葉はすでに飲料などに利用されており、食経験がある
・比較的少量の添加でゲル物性を改良でき、ゲル化の度合いは添加量で調整できる

想定される用途

・食品ゲル(ソーセージ、プリン、魚肉練り製品、ゼリー、麺類)の物性改良
・コラーゲンケーシングの強度増加
・ゲルの保水性改良

関連情報

・サンプルあり

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

株式会社テクノネットワーク四国 技術移転部

TEL:087-813-5672 FAX:087-813-5673
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URL:http://www.s-tlo.co.jp/
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〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

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