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東京都市大学 新技術説明会

日時:2017年11月21日(火) 09:55~11:55

会場:JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、東京都市大学

後援:特許庁

発表内容詳細

  • 環境

1)バイオディーゼル新製法+リン酸=高機能カルシウム材料

発表資料

東京都市大学 工学部 エネルギー化学科 准教授 高津 淑人

http://www.ese.tcu.ac.jp/labs/engin

新技術の概要

微粒子状酸化カルシウム触媒を用いる連続槽型反応方式の新製法によってバイオディーゼルの生産性を高める。また、使用済み触媒はリン酸、および副生するグリセリンとの化学反応を経て、グリセロリン酸カルシウムとしてマテリアルリサイクルを果たす。

従来技術・競合技術との比較

バイオディーゼルの新製法に関しては、反応条件下における物質移動抵抗の大幅な緩和が反応効率の向上をもたらす。また、副生グリセリンと併せた使用済み触媒のマテリアルリサイクルは、これまでに前例のない取り組み。リサイクルされるグリセロリン酸カルシウムは、常法製品よりも結晶が微細化

新技術の特徴

・滞留時間分布の影響を適切な反応槽分割によって克服
・併産されるグリセロリン酸カルシウムは医薬品等で利用される高機能材料
・副生グリセリンの排出さえも無い「グリーンプロダクション」

想定される用途

・途上国に対する、エネルギーとヘルスケアの両面支援
・「都市油田」を導くコンパクトなバイオディーゼル生産
・グリセロリン酸カルシウム新製法としての注目

  • 通信

2)無人コンビニ実現のためのRFID支援技術

発表資料

東京都市大学 知識工学部 情報通信工学科 教授 岡野 好伸

新技術の概要

本技術では、RFIDによる物流・量販・生産管理現場における不要な電波散乱による誤認識・誤動作を抑止し、信頼性を確保する技術として、薄型電波吸収体を提供する。この技術は従来の電波吸収体厚を10%以下に圧縮することが可能である。また、透明電極の利用により、光透過性の高い電波吸収体の実現が可能となる。

従来技術・競合技術との比較

RFIDシステムに関して飛躍的な確度向上が実証されており、運輸・物流の分野で大きな普及が見込まれる。また、在庫管理やセキュリティーの確度向上が可能なので、出版、服飾・衣料、建築業界では既に導入が進みつつある。

新技術の特徴

・景観・雰囲気を乱さない
・展開・施工が容易
・耐久性が高い

想定される用途

・RFIDによる物品・在庫管理の精度向上
・入・退室管理精度の改善によるセキュリティー性向上
・量販店の省力化・無人化

関連情報

・サンプルあり

  • 材料

3)高容量リチウムイオン電池用ポリ硫化炭素系正極材の開発

発表資料

東京都市大学 工学部 エネルギー化学科 教授 金澤 昭彦

http://www.tcu.ac.jp/research_directory/2016/index.html

新技術の概要

リチウムイオン電池用の高容量正極材を目指して、二硫化炭素を出発原料として炭素と硫黄が1:1の化学量論的組成をもつポリ硫化炭素の合成法を確立した。この化合物は、硫黄単体の特性を保持しつつ、硫黄含有率が72.7%と高く、π共役構造を有することから、レドックス活性と電子伝導性を併せもつ新規レドックス導電性正極材として利用することができる。

従来技術・競合技術との比較

高容量正極材の候補として硫黄系活物質(Li2S、S8等)が注目されているが、電解液への溶出、電子伝導性の欠如、水との反応によるH2S生成など、多くの解決すべき問題がある。開発したポリ硫化炭素は化学的安定性に優れるとともに、現在主に用いられているコバルト酸リチウム正極活物質より約1桁高い電気容量を示す。

新技術の特徴

・汎用有機溶媒である二硫化炭素をレドックス導電性を示すポリ硫化炭素に化学変換できること。
・ポリ硫化炭素は環境安定性に優れた新規な有機電子材料(機能性炭素材料)であること。
・ポリ硫化炭素は化学合成的手法により得られること。

想定される用途

・リチウムイオン二次電池用正極材
・スーパーキャパシタ(レドックス型キャパシタ)
・有機電子材料

  • 計測

4)自己光混合法を用いたナノ物性測定装置

発表資料

東京都市大学 共通教育部 物理部門 准教授 須藤 誠一

https://www.ns.tcu.ac.jp/~sudo/

新技術の概要

計測の基本原理となる自己光混合法はオリジナルの計測手法で、薄片固体レーザを用いることで、超高光感度での散乱光検出が可能である。従って、簡便・安価なレーザと検出器でも微弱散乱光の計測、評価が達成できる。本技術を用いて、ナノオーダーで行われる測定対象物の運動の精密実時間測定手法を提案する。

従来技術・競合技術との比較

特許技術である自己光混合法を用いたコロイド粒子の検出、評価では、粒子径1ナノメートル以上の微小粒子の運動を1ppm程度の超希薄濃度で実時間評価することができる。技術概要で述べた通り、本計測は簡便なレーザと検出器で達成可能であるため、安価で高性能な計測器を流通させることもできる。

新技術の特徴

・ナノオーダーで起こる振動、変位等の評価が可能
・上記特徴は、簡便なレーザと検出器で測定が達成できる。
・時間分解能がマイクロ秒オーダーでの実時間計測が可能

想定される用途

・構造物等の変位、振動等の評価
・液体・流体の流れの評価
・ナノサイズ粒子の評価

関連情報

・デモあり

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

東京都市大学 研究推進部産学官連携センター

TEL:03-5707-0104 FAX:03-5707-2128
Mail:sangakuアットマークtcu.ac.jp
URL:http://www.csac.tcu.ac.jp/
新技術説明会について

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

TEL:03-5214-7519 Fax:03-5214-8399

Mail:scettアットマークjst.go.jp

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