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千葉工業大学 新技術説明会

日時:2019年02月19日(火) 10:00~11:55

会場:JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、千葉工業大学

後援:特許庁、関東経済産業局

発表内容詳細

  • 通信

1)周波数選択性素子を用いた周波数共用アンテナ

発表資料

千葉工業大学 工学部 情報通信システム工学科 教授 長 敬三

新技術の概要

複数の周波数帯用の反射板付ダイポールアンテナをアンテナカバー(レドーム)内に一体化する際に生じる、お互いのアンテナ間の相互影響を低減する手法として、周波数選択性を有する反射板をアンテナに適用する技術である。垂直・水平偏波で動作し、指向性を調整可能な周波数選択性反射板の構成を提案している。

従来技術・競合技術との比較

これまで周波数選択性反射板は反射鏡アンテナのような大型アンテナの給電系や大型の反射板の空間フィルタとして主に用いられてきたが、本技術では周波数選択性素子をアンテナの一部として用いている。アンテナ全体をフィルタおよびアンテナとして機能させることにより、アンテナの小形・一体化が可能となる。

新技術の特徴

・フィルタ・アンテナ一体化
・偏波共用
・小形

想定される用途

・周波数共用アンテナ
・基地局アンテナ
・アクセスポイント用アンテナ

  • デバイス・装置

2)より使い易いファイバレーザー光源を目指して

発表資料

千葉工業大学 工学部 電気電子工学科 教授 藤本 靖

新技術の概要

この技術は新開発の希土類ドープをコアにした光ファイバを用い、これまでに無い、小型かつ簡便なレーザー光源技術に関するものである。この技術により、ファイバレーザーのファイバ長は100分の1となり、レーザー光源の大幅な小型化、低コスト化が実現できる。

従来技術・競合技術との比較

MCVD法等従来の光ファイバ製作技術によると希土類のシリカガラスへの添加濃度は最大で1000ppm程度である。我々が開発したZeolite法を用いることで50000ppmが達成可能である。また、この技術を利用することでファイバ長を従来の1/100とする事が出来る。

新技術の特徴

・Zeolite法:希土類元素を凝集せずに従来の50倍シリカガラス中にドーピング出来る
・回折格子やプリズムを必要としない小型簡便な超短尺波長可変ファイバレーザー
・従来のファイバレーザーに比べ1/100程度の長さであり、小型、コンパクト、低コスト

想定される用途

・自動車自動運転を含むライダー用光源
・光速波長スキャンによる、光学検査技術(医療、創薬等)
・レーザープロジェクタ用光源

関連情報

・サンプルあり

  • デバイス・装置

3)低抵抗な常温イオンビーム接合技術による多機能デバイスの作製

発表資料

千葉工業大学 工学部 先端材料工学科 教授 内田 史朗

新技術の概要

受発光素子用GaAs,InP系化合物半導体、太陽電池やCMOSセンサーに用いられるシリコン半導体、熱電変換素子に用いられるビスマステルル系半導体、などの結晶構造や熱膨張係数の異なる半導体基板を常温かつ低ダメージでモノリシックに接合する技術を提供する事で、新規の多機能なデバイスの作製が可能となる。

従来技術・競合技術との比較

従来、異種基板の接合には300-500℃の高温圧着方式が主流であるが、熱膨張係数差の大きな組み合わせは難しい。近年、常温で原子ビームによる表面活性化接合方式が用いられるが、ダメージが大きい為にデバイス特性の劣化が懸念される。本方式は、イオンビームを用いたダメージの少ない常温での接合が可能となる。

新技術の特徴

・常温で異種材料を接合した多機能デバイスが作製可能
・接合界面に極薄膜の金属或はアモルファス層を介することで低抵抗な接合が可能
・接合界面に極薄膜の金属或はアモルファス層を介することで光学的透過率の高い接合が可能

想定される用途

・多接合の光受光素子(多接合太陽電池、フォトダイオード、撮像素子)
・異種機能を組み合わせた新規デバイス(太陽電池と熱電変換素子、レーザーと受光素子)
・マルチ発光デバイス(モノリシックな多波長レーザ、モノリシックな多波長LEDなど)

関連情報

・サンプルあり
・外国出願特許あり

  • 医療・福祉

4)計測制御技術に基づく福祉支援システムの開発

発表資料 プレゼン動画

千葉工業大学 工学部 機械電子創成工学科 教授 関 弘和

新技術の概要

高齢者や障害者の生活を支援する新しい福祉応用技術を検討している。例えば電動アシスト車いす、筋電義手、高齢者見守りなどについて、計測、制御、機械、AIなどに関する新しい技術を適用してユーザの使用感や利便性を向上させる新しい生活支援システムの形態を生み出すことを目指している。

従来技術・競合技術との比較

車いすや義手、見守りシステムなどは既に製品化されているものもあるが、本研究ではまだ実現されていない新しいシステム形態や運用形態を提案しており、多様に異なるユーザ個々人の特性に対応し、きめ細かい高度な生活支援をもたらす可能性をもっている。

新技術の特徴

・障害者の安全・安心
・要介護者の社会参加への支援
・支援者の負担軽減(事故防止)

想定される用途

・電動アシスト車いす使用者への高度な移動支援・操作支援
・高性能筋電義手による障害者の生活支援や楽器演奏支援
・温度センサを用いた高齢者の生活見守りシステム

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

千葉工業大学 研究支援部 産官学融合課

TEL:047-478-0325 FAX:047-478-0434
Mail:sangakuyugo-stfアットマークit-chiba.ac.jp
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