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沖縄科学技術大学院大学 新技術説明会

日時:2019年01月22日(火) 09:55~11:55

会場:JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、沖縄科学技術大学院大学

後援:特許庁、関東経済産業局

発表内容詳細

  • 計測

1)高感度ナノチップとポータブルバイオセンサー機器

発表資料 プレゼン動画

沖縄科学技術大学院大学 マイクロ・バイオ・ナノ流体ユニット ポスドク研究員 ニキル・バーラ

https://groups.oist.jp/ja/mbnu

新技術の概要

金で被膜したキノコ型のナノ構造を持つ局在表面プラズモン共鳴(LSPR)チップ。生体分子等が結合する金コート面をガラス面より高くした構造により、感度が大幅に向上。生体適合性のある本チップを利用したバイオセンサー機器は手のひらサイズと小さく、生体分子の結合や細胞増殖をリアルタイム、かつワイヤレスに測定可能。

従来技術・競合技術との比較

従来のSPRやLSPRを使った測定器は、高価な光学システムを必要とし、デスクトップ大の大きさで感度も低かった。本技術では、安価なLEDを光源として測定でき、測定器の小型化も同時に実現した。キノコ型ナノ構造チップを用いたことで測定感度が大幅に向上し、そのチップの製造方法も非常に簡便である。

新技術の特徴

・マルチプレックス対応可能な、低コスト、高感度の生体適合バイオチップ
・低コストのポータブルLSPR測定器
・秒単位での測定が可能

想定される用途

・ポイント・オブ・ケア診断
・環境、水質検査
・生体分子の結合測定

関連情報

・デモあり
・外国出願特許あり

  • 環境

2)生物電気化学システムを用いた廃水処理システム

発表資料 プレゼン動画

沖縄科学技術大学院大学 生物システムユニット 技術員 デイヴィッド・シンプソン

https://groups.oist.jp/ja/bsu

新技術の概要

生物電気化学システム(BES)は廃水処理のコストやエネルギーを大幅に削減しうる技術である。しかし、必須構成要素であるカソード触媒と、カソード部とアノード部を分離するセパレーターの高いコストがBES大型化の障害だった。本技術は低コストのカソード触媒及びセパレーターを開発し、BESの大型化を実現した。

従来技術・競合技術との比較

従来技術とは異なり本技術では貴金属を用いないカソード触媒を開発し、また、BESの仕様に適合したイオン交換能と機械的強度を併せ持つセパレーターを開発した。これらによりBESのコストを抑えた大型化に成功し、実際の醸造工場における廃水処理での実証実験に取り組んでいる。

新技術の特徴

・メンテナンスコストの低い廃水処理
・BES構成要素の低コスト化
・BESの大型化可能

想定される用途

・様々な廃水の処理(醸造廃水、畜産廃水等)
・土壌浄化及び廃水からのアンモニア回収
・低コスト環境センサー

関連情報

・外国出願特許あり

  • 情報

3)逆強化学習法を用いた行動解析

発表資料 プレゼン動画

沖縄科学技術大学院大学 神経計算ユニット 教授 銅谷 賢治

https://groups.oist.jp/ja/ncu

新技術の概要

本技術は人や動物等の複雑な行動を理解するための手法で、観察された行動から行動者が何を報酬/コストとして意思決定し行動しているのかを効率良く推定する(報酬関数及び価値関数を推定する)アルゴリズムである。この技術はWebサイト訪問者の好みの解析や、ロボットによる熟練技術の模倣学習への応用が想定される。

従来技術・競合技術との比較

本技術は、(1)密度比推定により制御付き及び制御無し状態遷移確率の比を学習すること、(2)正則化最小二乗法により遷移確率の比と互換性がある報酬/コスト関数及び価値関数を推定することで、他の逆強化学習方法よりも少ないデータ量、及び計算量で効率よく報酬関数と価値関数の推定が可能である。

新技術の特徴

・制御対象のダイナミクスを必要としない
・データ効率が良い
・計算効率が良い

想定される用途

・人間の行動の解釈
・ロボットの模倣学習

関連情報

・外国出願特許あり

  • 創薬

4)シクロプロパンのワンステップ合成

発表資料 プレゼン動画

沖縄科学技術大学院大学 サイエンス・テクノロジーグループ リサーチサイエンティスト ユージーン・ハサキン

https://groups.oist.jp/ja/stg

新技術の概要

ルテニウム(II)触媒のシクロプロパン化合物のワンステップ合成法。シクロプロパン環は生理活性を持つ様々な天然化合物や医学的に重要な分子に見られる構造で、薬剤や抗生物質に使用されている。本技術では、アルコールやエステルといった安価な基質3種からスルフォン置換シクロプロパンを、収率良く、高いジアステレオ選択性を持って合成する。

従来技術・競合技術との比較

シクロプロパン環は環ひずみが強いため、従来の合成法では多段階の反応を要し、結果的に収率が低くコストが高くなる。本技術では、安価な材料からわずか一反応で合成が可能となり、シクロプロパン環炭素への置換基を高いジアステレオ選択性を持って制御できるので、幅広い用途への応用が見込まれる。

新技術の特徴

・一反応で合成
・高い合成効率
・安価かつ市販されている基質と触媒

想定される用途

・薬剤、抗生物質の合成
・その他用途の有機合成ビルディングブロック

関連情報

・外国出願特許あり

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

沖縄科学技術大学院大学(OIST)技術移転セクション

TEL:098-966-8937 FAX:098-982-3424
Mail:tlsアットマークoist.jp
URL:https://groups.oist.jp/ja/tdic/technology-licensing-section
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