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沖縄科学技術大学院大学 新技術説明会

日時:2019年06月11日(火) 09:55~11:55

会場:JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、沖縄科学技術大学院大学

後援:特許庁、関東経済産業局

発表内容詳細

  • 製造技術

1)プリントやフォトリソグラフィ―を用いないシールド微細孔付きガラス基板(TGV)作製方法

発表資料 プレゼン動画

沖縄科学技術大学院大学 数理力学と材料科学ユニット ポスドク研究員 ストフル・ヤンセンス

https://groups.oist.jp/ja/mmmu

新技術の概要

本発明は、穴の片側が塞がった、シールドTGV(微細孔付きガラス基板)を製作する方法である。?@ガラス基材をフッ化水素酸で局所的に薄くし、?Aレーザーアブレーションにてブラインド穴を形成、?Bナノ結晶ダイヤモンド(NCD)を底面に膜付けし、?Cフッ化水素酸エッチングを行ってTGVを形成する。TGVを使った単細胞培養ウェル等への使用が可能。

従来技術・競合技術との比較

TGVはマイクロ、ナノデバイスのカギとなる技術で注目されてきた。しかし、シールドTGVの既存の製造方法は、材料コスト、廃棄物、工程が長い等の問題があった。本技術により、シールドTGVを安く、簡便に製造することができるようになる。

新技術の特徴

・低原価、少廃棄物の製造方法
・短い製造工程時間
・透明なシールドTGV

想定される用途

・単一細胞培養
・ダイヤモンド電極センサー
・高温MEMS(加速センサー)

  • デバイス・装置

2)フェムト秒レーザー駆動のマイクロプラズマ極紫外線(XUV)光源装置

発表資料 プレゼン動画

沖縄科学技術大学院大学 フェムト秒分光法ユニット ポスドク研究員 ジュリアン・マデオ

https://groups.oist.jp/ja/fsu

新技術の概要

極紫外線(XUV、EUV)はリソグラフィー、ナノスケールイメージング、分光学で利用されている。本発明は、フェムト秒レーザーを種光源とする小型XUV光源装置である。低パルスパワー(< 1μJ)のフェムト秒レーザーを高圧ガスターゲットにマイクロフォーカス(微小焦点)させてマイクロプラズマを生成させることにより、効率よくXUVを発生させる。

従来技術・競合技術との比較

従来技術では高額で大型のハイパワーレーザーを使用しXUVを発生させていたが、本技術は比較的安価で小型なフェムト秒レーザーを用いてXUVを発生させることが可能。そのため光源装置の小型化と、ローコスト化を実現した。また繰り返し周波数が高いため画像取得等にかかる処理時間が短縮できる。

新技術の特徴

・高効率のXUV/EUV光源
・高い繰り返し周波数
・安価で小型なXUV/EUV光源

想定される用途

・ナノスケールでのXUVイメージング
・アト秒パルス生成
・UV光電子分光(材料組成解析)

  • アグリ・バイオ

3)亜熱帯地域での栽培に適した難消化性デンプン米

発表資料 プレゼン動画

沖縄科学技術大学院大学 植物エピジェネティクスユニット 准教授 佐瀨 英俊

https://groups.oist.jp/ja/peu

新技術の概要

米などに含まれるデンプンは、消化の過程でブドウ糖に分解され主要なエネルギー源として利用されるが、ブドウ糖の過剰な摂取は肥満や糖尿病等の生活習慣病の原因となる。本稲品種に含まれるデンプンはブドウ糖に消化されにくい構造をしており、この難消化米を食品として利用することで生活習慣病の予防につながる可能性がある。

従来技術・競合技術との比較

従来知られている難消化米wx/ae米は、亜熱帯地域での栽培では気温が高いため生育途中で開花し収量が少なくなるという問題があった。そこで亜熱帯気候でも収量の高い品種と交配することで亜熱帯気候でも高い収穫量が得られる難消化性の新種米を開発した。

新技術の特徴

・難消化性のデンプン
・亜熱帯地域での栽培に適した品種

想定される用途

・糖尿病食
・低カロリー健康食品
・生活習慣病の予防・改善(血統上昇の抑制、血中中性脂肪の低下)

  • 医療・福祉

4)血液、尿、唾液中のメタボライト(代謝物)量から老化度および関連疾患を測定・診断する新技術

発表資料 プレゼン動画

沖縄科学技術大学院大学 G0細胞ユニット 技術員 照屋 貴之

https://groups.oist.jp/ja/g0

新技術の概要

生体試料中の様々なメタボライトを網羅的に分析する手法(メタボロミクス)を用いて、血液・尿・唾液中の主要メタボライト(約130種)の中から老化および関連疾患によって増減する80種類以上をバイオマーカーとして同定した。これらの情報は、老化による機能低下や肥満や糖尿病などの健康リスクを評価することを可能にする。

従来技術・競合技術との比較

骨年齢や肌年齢など特定部位の機能を測定する従来技術に対し、本技術は様々な身体機能(筋肉維持、肝/腎機能、抗酸化能、エネルギー代謝能など)の指標となるメタボライトを測り、個人ごとの老化の特徴や健康リスクを提示する技術。質量分析を使うことで検査項目ごとの機器を必要とせず、一回の測定で包括的な評価が可能。

新技術の特徴

・身体の個々の組織・機能の老化度および関連疾患リスクを生体機能別に判定可能
・少量サンプル(1 mL未満)で広範囲のメタボライトを測定可能
・サンプルとして尿/唾液を使うことで非侵襲的な評価が可能

想定される用途

・身体諸機能の老化・疾患による低下を個々に判定。予測・予防を目的とした診断
・老化ケア・疾患予防を目的としたオーダーメイドのサプリメントあるいは医薬の開発
・生活習慣の改善のための情報提供

関連情報

・外国出願特許あり

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

沖縄科学技術大学院大学(OIST)技術移転セクション
TEL:098-966-8937 FAX:098-982-3424
Mail:tlsアットマークoist.jp
URL:https://groups.oist.jp/ja/tdic/technology-licensing-section

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