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情報・通信 新技術説明会【オンライン開催】

日時:2022年03月01日(火) 10:00~11:55

会場:オンライン開催

参加費:無料

主催:科学技術振興機構 、関西大学、関西学院大学、大阪工業大学、大阪産業大学

発表内容詳細

  • 10:00~10:25
  • 情報

1)「感動を生むしかけ」視点でのコンテンツ再価値化手法

発表資料 プレゼン動画

関西大学 総合情報学部 総合情報学科 准教授 山西 良典

https://ccca-lab.net/

新技術の概要

現在の自動要約技術は、「ハイライト生成」と「ダイジェスト生成」の2つに大別できる。本技術のポイントは、1)これから視聴・読書する予測範囲内での情報の重要度を用いた要約、2)映像作品の分析で得られたあらすじや次回予告の特性の反映、の2点で、「エキサイト生成」とも呼べる第三の技術。

従来技術・競合技術との比較

映像の要約技術は、IBMワトソンのハイライト生成が実用化され、スマホにAI要約生成機能が搭載。我々はユーザ毎の視聴・読書位置からの要約を、コンテンツを楽しむデザインに特化した情報処理として提供。

新技術の特徴

・ユーザのコンテンツ享受の状況に応じたコンテンツ提供のパーソナライゼーション
・コンテンツの内容理解のみならず,コンテンツのエンタテインメント性の向上を目指した情報デザイン

想定される用途

・インターネット配信講義における学習者支援システム
・電子書籍の読書行動に応じた情報提示
・ユーザの視聴・読書行動に応じパーソナライズコンテンツの提供(病院、施設等)

関連情報

・サンプルあり
・デモあり

  • 10:30~10:55
  • 情報

2)新しい深層学習手法 -非調和学習-

発表資料 プレゼン動画

関西学院大学 工学部 知能・機械工学課程 教授 岡留 剛

https://am.kwansei.ac.jp/~houmi/okadomeLab.html

新技術の概要

機械学習のデータ拡張の新技術である。1つのデータを複数個にデータ拡張し、複数個の拡張データそれぞれについて学習途中の分類器で誤差を計算し、それぞれの誤差に比例する重みをつけた複数個の拡張データの中から1つの拡張データを抽出し、それを分類器の学習に用いる。

従来技術・競合技術との比較

既存のデータ拡張は、1つのデータに対し、単にデータ拡張し、それを学習に用いる。画像分類タスクに対しては、従来の技術よりも新技術が高い性能を発揮することを実証した。

新技術の特徴

・データ拡張
・分類タスク
・損失関数

想定される用途

・自動運転における状況認識
・人物同定
・医療画像処理

関連情報

・展示品あり

  • 11:00~11:25
  • 通信

3)既設照明による屋内高性能定位技術CEPHEID(セファイド)

発表資料 プレゼン動画

大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部 システムデザイン工学科 教授 小林 裕之

https://www.oit.ac.jp/laboratory/room/136

新技術の概要

スマートフォンを用いてGPSが利用不可能な屋内で自己位置を推定する技術の提案です。本発明は、AIを用いて既設照明器具から照明器具を個体識別し、個体識別した照明器具の自己位置を推定する技術です。

従来技術・競合技術との比較

従来必要であった専門の照明装置を準備せずとも、低コストかつ簡易に自己位置を推定できます。また、特許第6259233号(QRコードによる高精度自己位置推定技術)の技術を組み合わせると、2段階での自己位置の推定が可能です。

新技術の特徴

・照明光の密度に依存しますが概ね1mないし3m程度の誤差で、既設の照明機器を(装置に改変を行うことなく)個体の位置を推定できます。

想定される用途

・屋内外の移動体の自己位置推定
・自律移動機械のナビゲーション(3次元移動するドローン等も含む)
・携帯端末を用いた人間の誘導

関連情報

・サンプルあり
・デモあり

  • 11:30~11:55
  • 電子

4)リアクトルレス階調制御方式昇圧型DC/DCコンバータ

発表資料 プレゼン動画

大阪産業大学 工学部 電子情報通信工学科 教授 岩田 明彦

http://kenkyu.osaka-sandai.ac.jp/Profiles/23/0002270/profile.html

新技術の概要

直流電源に接続した2つのインバータの電圧を加減算して電圧を昇圧する階調制御方式のスイッチドキャパシタDC/DCコンバータである。2つのビットインバータの電圧を微細に制御しリプル電流の原因となるループ起電力をゼロ化することにより、直流電源に接続されるリアクトルの容量を大幅に小型化することに成功した。従来方式に比べて約6倍のパワー密度(軽量化)が見込める。

従来技術・競合技術との比較

従来のPWM方式のDC/DCコンバータでは、リプル電流の原因となるループ起電力が大きく、電流リプルを抑えるための大型のリアクトルが必要であった。そのため軽量性が求められる用途への適用が進まなかった。

新技術の特徴

・小型・軽量の昇圧型DC/DCコンバータ
・リアクトルレス
・高パワー密度

想定される用途

・自動車・航空機
・モバイル機器
・軽量家電

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

関西大学 研究支援・社会連携グループ
TEL:06-6368-1245
Mail:sangakukan-mm アットマークml.kandai.jp
URL:https://www.kansai-u.ac.jp/renkei/industry/index.html

関西学院大学 研究推進社会連携機構
TEL:079-565-9052
Mail:industry-academiaアットマークkwansei.ac.jp
URL:https://www.kwansei.ac.jp/kenkyu/kenkyu/

大阪工業大学 研究支援・社会連携センター
TEL:06-6954-4140
Mail:oit.kenkyu アットマークjosho.ac.jp
URL:https://www.oit.ac.jp/japanese/sangaku/index.html

大阪産業大学 社会連携・研究推進センター
TEL:072-875-3001
Mail:sangakuアットマークcnt.osaka-sandai.ac.jp
URL:https://www.osaka-sandai.ac.jp/rs/

新技術説明会について

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

TEL:03-5214-7519

Mail:scettアットマークjst.go.jp

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