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医療・福祉 新技術説明会【オンライン開催】

日時:2022年03月03日(木) 10:00~12:25

会場:オンライン開催

参加費:無料

主催:科学技術振興機構 、
     弘前大学、秋田大学、岩手大学

発表内容詳細

  • 10:00~10:25
  • 医療・福祉

1)心電図からの心房細動の検出方法

発表資料 プレゼン動画

秋田大学 大学院理工学研究科 数理・電気電子情報学専攻 准教授 田中 元志

http://www.ee.akita-u.ac.jp/~tm-lab/

新技術の概要

長時間計測の心電図に対応可能な、不整脈の有無にかかわらずに心房細動を検出する方法を提案する。機械学習に異なる2つのCNN(たたみ込みニューラルネットワーク)を用い、初段の1次元CNN で心電波形の正常異常判定から異常候補を抽出し、後段の2次元CNN でその中から心房細動を検出する方法である。

従来技術・競合技術との比較

心房細動の診断では、RR間隔が不規則な不整脈区間を探索し、心電波形の特徴から識別される場合が多い。また、機械学習を利用した先行研究では、1つのCNNを利用した検討が多く、記録時間が数10秒~数分と短い、健康診断などでよく用いられる12 誘導心電図を対象としている場合が多い。

新技術の特徴

・規則的なRR間隔をもつ心房細動の検出に対応可能
・機械学習に2つの異なるたたみ込みニューラルネットワーク(CNN)を利用
・期外収縮等の検出機能を追加可能

想定される用途

・集団検診などの大量の心電図からの心房細動等の自動検出システム
・ホルター心電図計測器への心房細動の自動検出機能の搭載

  • 10:30~10:55
  • 医療・福祉

2)網膜神経節細胞保護のための点眼薬(緑内障治療薬の候補分子)

発表資料 プレゼン動画

岩手大学 農学部 応用生物化学科  教授 山下 哲郎

http://news7a1.atm.iwate-u.ac.jp/cgi-bin/list/list.cgi?id=69

新技術の概要

本技術は、既知化合物Substanceが、神経細胞の保護作用を有し、緑内障に対する治療に有効であることを見出したものである。点眼によって網膜まで送達され、網膜細胞に対する強い保護作用を示すため、点眼治療を続けることにより、網膜の機能を維持させ患者の視力低下速度を抑制することができる。

従来技術・競合技術との比較

緑内障は、眼圧上昇よる網膜視神経へのダメージ及び網膜神経節細胞の死によって引き起こされるといわれ、眼圧を下げる点眼薬が治療薬として用いられているが、正常眼圧で発症するケースへの有効な治療法は存在しない。本技術は網膜神経節細胞の保護により様々な原因で起こる網膜疾患に効果が期待される。

新技術の特徴

・点眼によって網膜まで送達される
・網膜細胞に対する強い保護作用
・緑内障、網膜⾊素変性の治療、重症化予防効果

想定される用途

・緑内障の治療薬(点眼薬)
・網膜色素変性症の治療薬(点眼薬)
・網膜疾患の予防薬(点眼薬)

  • 11:00~11:25
  • 医療・福祉

3)超高感度ヒトゲノム定量法の開発とその応用

発表資料 プレゼン動画

秋田大学  大学院医学系研究科 医学専攻 形態解析学・器官構造学講座 助教 明石 英雄

http://www.med.akita-u.ac.jp/department/gs/kenkyu-org/kouza.php?koza=kaibo1

新技術の概要

本技術は、定量PCR法における、ヒトゲノム特異的配列(Alu配列)を特異的に増幅し、他生物ゲノム由来のDNA配列を増幅しない、新規のプライマー/プローブセットや、それを用いた高感度ヒトゲノムDNA検出方法等に関する。

従来技術・競合技術との比較

本技術によれば、従来技術や市販のヒトゲノム定量キットと比較して1,000倍以上高い感度でヒトゲノムを定量的に検出でき、また、従来技術等では担保されていない、他生物ゲノムが多量に混在する試料や、DNAが高度に断片化された試料においても同程度の感度での検出が可能である。

新技術の特徴

・定量PCRを用いた超高感度のヒトゲノム定量法(検出感度1~10フェムトグラム)
・他生物ゲノムが混在する試料にも適用可能
・DNAが100塩基程度まで断片化されたような状態の悪い試料にも適用可能

想定される用途

・再生医療・がん研究における、マウス等に異種移植されたヒト幹細胞・癌細胞の生体内分布の特定
・古人骨由来等、希少・微量ヒトゲノムサンプルの次世代シーケンス解析前の品質チェック、スクリーニング
・癌等疾患診断

関連情報

・サンプルあり

  • 11:30~11:55
  • 医療・福祉

4)遠隔指導可能な口腔ケアスキル訓練システム

発表資料

岩手大学 理工学部 システム創成工学科 機械科学コース  准教授 佐々木 誠

http://www.mech.iwate-u.ac.jp/~makotosa/index.html

新技術の概要

高齢障害者・要介護者に対する口腔ケアのための介護者の歯磨き動作訓練に関する技術である。ブラッシング箇所を指定するだけで、最適なブラッシング動作を自動生成することができる技術であり、VR/ARシミュレータ上に理想的な動作を再現することによりスキル獲得を支援することができる。また、本シミュレータは、遠隔指導にも対応しており、互いの手技や力の入れ方を任意視点で確認しあうことができる。

従来技術・競合技術との比較

介助歯磨きのスキルは、歯科専門職であっても経験に基づく口腔ケアを施している場合が多いといわれている。本技術は、ブラッシング箇所を指定すると、ブラッシング力、プラーク除去率、歯ブラシの総軌跡長を予測し、理想動作を自動生成する。客観的なデータの基づく介助歯磨きのトレーニングを行うことができる。

新技術の特徴

・歯磨き動作および力の計測
・最適なブラッシング手技の提示

想定される用途

・介助者の歯磨き動作のトレーニングシステム(障碍者、要介護者、乳幼児等の介助等)
・歯科衛生士の歯磨き動作のトレーニングシステム
・歯磨き指導等のサポートシステム

関連情報

・展示品あり

  • 12:00~12:25
  • 医療・福祉

5)手術トレーニングのための熟練手技可視化技術

発表資料 プレゼン動画

弘前大学  医学部附属病院 胸部心臓血管外科 助教 小渡 亮介

http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~surgery1/index.html

新技術の概要

近年、モーションキャプチャや慣性センサによる動作解析技術が進歩し、スポーツやリハビリテーションの分野で様々な運動評価が行われるようになりました。このような動作解析においては身体姿勢や動きのみならず、器具を扱う際の力加減や筋力の可視化も重要なテーマとなります。本研究では指先で行う繊細な医療手技に焦点を当て、力覚センサや筋活動センサを用いて、熟練手技の動作の可視化に加え、力加減や身体状態の計測結果をトレーニング者にフィードバックすることで、トレーニング効果を向上させる技術を提供します。

従来技術・競合技術との比較

・従来のトレーニングシステムでは、フィードバックを得るには指導者からの指導を必要とするが、本発明による提案ではフィードバックシステムを備えるため、適切なトレーニングを行うことができる。

新技術の特徴

・装着性に優れ長時間の計測が可能。
・トレーニング者と熟練者の筋活動情報や体の状態を示す情報の違いを視覚的に確認でき、フィードバックを得ることができる。
・加速度、角速度、温度計測など様々なセンサとの併用が可能。

想定される用途

・医療手技ロボットへの応用
・筋力トレーニング等のリハビリテーションへの応用
・スポーツ分野における身体情報の可視化

関連情報

・デモあり

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

弘前大学 研究・イノベーション推進機構 
TEL:0172-39-3178  
Mail:chizai アットマークhirosaki-u.ac.jp
URL:https://www.innovation.hirosaki-u.ac.jp

秋田大学 産学連携推進機構 知的財産部門
TEL:018-889-3020  
Mail:chizai アットマークjimu.akita-u.ac.jp
URL:https://www.akita-u.ac.jp/crc/

岩手大学 研究支援・産学連携センター 知的財産ユニット
TEL:019-621-6494  
Mail:iptt アットマークiwate-u.ac.jp
URL:https://www.ccrd.iwate-u.ac.jp/

新技術説明会について

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

TEL:03-5214-7519 Fax:03-5214-8399

Mail:scettアットマークjst.go.jp

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