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農商工連携につながる 新技術説明会【オンライン開催】

日時:2021年12月14日(火) 09:55~13:55

会場:オンライン開催

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、帯広畜産大学、
北見工業大学、苫小牧工業高等専門学校、
はこだて未来大学、北海道立総合研究機構

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<お申込み方法>

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申込受付:開催日前日の正午まで

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発表内容詳細

  • 09:55~10:00

開会挨拶

帯広畜産大学 産学連携センター 産学連携センター長 大庭 潔

  • 10:00~10:25
  • アグリ・バイオ

1)天然物から見つかった種々の病原ウイルスに対する不活化物質

帯広畜産大学 グローバルアグロメディシン研究センター 助教 武田 洋平

https://www.obihiro.ac.jp/faculty-r/yohei-takeda

新技術の概要

ユキノシタ属植物から抽出した分画液および精製した化合物が新型コロナウイルスやA型インフルエンザウイルス、ヒトノロウイルスの代替ウイルスである猫カリシウイルスやマウスノロウイルスを短時間で不活化することを見出した。皮膚表面に塗布可能なクリームの形態としてもウイルス不活化能を保持していることを確認。

従来技術・競合技術との比較

従来から利用されているアルコール消毒薬の使用で皮膚トラブルを引き起こす可能性がある。またアルコール消毒薬に抵抗性のノロウイルスに効果を示す次亜塩素酸Naは人体に有害かつ金属腐蝕性を持ち取り扱いに難がある。対して本物質は安全性が高い天然由来物であり、人体への適用も可能なウイルス不活化物質である。

新技術の特徴

・食経験も有すユキノシタ属植物由来の化合物であり安全性が高い
・アルコール消毒薬に抵抗性のあるノロウイルスにも効果を示す
・種々の病原ウイルスに対してウイルス不活化能を有す。

想定される用途

・天然物由来消毒剤
・ウイルス不活化効果を有したハンドクリーム
・ウイルス不活化効果を有したトローチやうがい薬、経口サプリメント等

  • 10:30~10:55
  • 製造技術

2)水蒸気を利用したアミノ酸からの環状ジペプチドの製造法

北海道立総合研究機構 産業技術環境研究本部 工業試験場 材料技術部 化学プロセスグループ 研究職員 吉田 誠一郎

新技術の概要

環状ジペプチドは様々な機能性が報告されており、医薬品や機能性食品、化粧品などへの応用が期待できます。本手法は、アミノ酸を高温の水蒸気下で加熱するシンプルな手法で環状ジペプチドを合成することが可能です。

従来技術・競合技術との比較

従来の手法では、環状ジペプチドは複雑な手法を用いるか、収率の低い手法でしか合成できないため、その利用は限定的でした。本技術は原料以外には水しか用いないため、シンプルかつ環境負荷の低い製造技術です。

新技術の特徴

・原料以外には水しか用いないため、シンプルで環境負荷の低い手法です。
・天然物中のアミノ酸を原料にできるため、未利用資源の高付加価値化・有効利用に繋がります。
・種々の環状ジペプチドを安価に提供できるため、未知の機能の探索などが期待できます。

想定される用途

・機能性食品
・化粧品
・医薬品

  • 11:00~11:25
  • 計測

3)牛の血中カルシウム濃度を予測し低カルシウム血症を未然に防ぐ

帯広畜産大学 獣医学研究部門臨床獣医学分野 助教 伊藤 めぐみ

https://www.obihiro.ac.jp/faculty-r/megumi-itoh

新技術の概要

心電図波形を用いることで非侵襲で血中Ca濃度の推定ができる技術を開発した(特許6554720)。さらにこの心電計の電極を常時装着することで時系列血中Ca濃度データを取得することが可能になった。時系列データから血中Ca濃度の推移予測を実現し、乳牛の低Ca血症を未然に防ぐことを可能とした。

従来技術・競合技術との比較

従来、血中Ca濃度を測定するためには採血が必要である。同様に時系列データを取得するにはその都度採血し血中Ca濃度を測らなければならず、作業者への労力や動物への負担から現実的ではなかった。

新技術の特徴

・非侵襲で心電図波形を用いることで血中Ca濃度を推定
・心電計の電極を常時装着することで時系列血中Ca濃度を取得可
・時系列血中Ca濃度データから血中Ca濃度推移を予測を実現

想定される用途

・牛の低Ca血症予測アラートシステム
・牛の周産期疾病モニタリングシステム

  • 11:30~11:55
  • 機械

4)偏心していてもデコボコでも使える皮むきロボットのためのシンプルなぞり機構と制御

北見工業大学 工学部 地域未来デザイン工学科/機械知能・生体工学コース 教授 星野 洋平

http://energy.mech.kitami-it.ac.jp/~bio-mech/

新技術の概要

この新技術では、バネによる凹凸の吸収を可能としたロボットアームと、バネの押し込み量をセンサーで一定とする制御により様々な大きさの果実等の皮むきが可能である。この技術により表皮が固く、いびつな楕円形であるカボチャにも適応可能なロボットを実現した。

従来技術・競合技術との比較

従来技術では事前にカボチャを代表とする対象物(果実等)の大きさに合わせたバネ位置の調整、できるだけ対象物の中心が回転の中心と一致するように、対象物を取り付ける手作業での準備が必要だった。新技術では、所定の位置に対象物を置き、ボタンを押すだけで装置への取り付けを自動で行い、皮むき動作後の取り外しまで完了できる。

新技術の特徴

・バネによる凹凸の吸収を可能としたロボットアームと、バネの押し込み量をセンサーで一定とする制御により様々な大きさの果実等に適応可能
・果実等を所定の位置に置いて、ボタンを押すだけで作業が完了する

想定される用途

・さまざまな野菜・果実の皮むきロボット
・さまざまな加工機械のなぞり動作の実現

  • 13:00~13:25
  • 材料

5)表層疎水化微生物セルロースナノファイバーによる樹脂の高強度化

苫小牧工業高等専門学校 創造工学科 教授 甲野 裕之

新技術の概要

ナノフィブリル化された微生物セルロースナノファイバーを水溶液中で表層を選択的に疎水化した樹脂用ナノフィラーの合成方法と樹脂との複合化方法。高アスペクト比である微生物セルロースナノファイバーと樹脂との接着性を高めることで、微量添加によって樹脂の高強度化と透明性の維持が達成できる。

従来技術・競合技術との比較

微生物セルロースナノファイバ―はパルプ由来のセルロースナノファイバーを凌駕する繊維長を有しており、樹脂用ナノフィラーへの応用に適している。また従来の有機化学的表層改質法と異なり、繊維のダメージや凝集が生じない利点がある。

新技術の特徴

・樹脂や溶剤に均一分散可能なセルロースナノファイバー
・15μm以上の繊維長により、高強度化を達成できる
・表層官能基は用途に応じて変更可能

想定される用途

・繊維強化プラスチック
・強化ゴム
・耐水性高強度フィルター

  • 13:30~13:55
  • デバイス・装置

6)触覚矢印「DiGITS」

はこだて未来大学 システム情報科学部 情報アーキテクチャ学科 教授 安井 重哉

http://www.yasui.fun

新技術の概要

触覚矢印「DiGITS」とは、異方性触感を生成する形状パターンなどによって構成された、方向提示用途の情報保障を目的とする触覚サインである。DiGITSをなぞった時の触感の印象とそれが提示する方向を対応づけることにより、利用者の視覚障害の有無や、国籍等の文化的背景に関わらず、簡単かつ直感的に方向が読み取れる特徴を持つ。

従来技術・競合技術との比較

既存のハプティクスデバイスは、振動デバイスや力覚アクチュエータなどの高度で複雑な要素技術が必要であるが、DiGITSは非常に単純な構造を実現している。また、既存の触覚サイン(点字ブロックなど)は、読み取り技術の習熟や、形状と意味の対応づけに事前の知識を必要とするが、DiGITSはなぞるだけで、直感的に意味を理解することが可能である。

新技術の特徴

・利用者の視覚障害の有無や、国籍等の文化的背景に関わらず、簡単かつ直感的に一つの方向を提示できる
・簡易な仕組みのため部材費や設置など導入コストが低い
・動作や待機時に電力や燃料が不要で環境負荷が低い

想定される用途

・緊急時の避難誘導における経路提示
・組み合わせパズルなどの遊具
・リハビリテーション機器

関連情報

・サンプルあり
・デモあり
・展示品あり

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

帯広畜産大学 産学連携センター
TEL:0155-49-5771
Mail:crcenter アットマークobihiro.ac.jp
URL:https://www.obihiro.ac.jp/facility/crcenter/iac-activities

北見工業大学 研究協力課産学連携担当
TEL:0157-26-9153
Mail:kenkyu04 アットマークdesk.kitami-it.ac.jp
URL:https://www.kitami-it.ac.jp/research/collaboration/

苫小牧工業高等専門学校 総務課企画調査係
TEL:0144-67-8901
Mail:kikaku アットマークtomakomai-ct.ac.jp
URL:https://www.tomakomai-ct.ac.jp/collaborate

はこだて未来大学 社会連携センター
TEL:0138-34-6549
Mail:col アットマークfun.ac.jp
URL:https://www.fun.ac.jp/crc

北海道立総合研究機構 本部研究戦略部
TEL:011-747-2900
Mail:hq-soudan アットマークhro.or.jp
URL:https://www.hro.or.jp/research/develop/cooperation.html

新技術説明会について

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

TEL:03-5214-7519 Fax:03-5214-8399

Mail:scettアットマークjst.go.jp

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