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新潟大学 新技術説明会【オンライン開催】

日時:2021年12月07日(火) 13:30~15:55

会場:オンライン開催

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、新潟大学

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発表内容詳細

  • 13:30~13:55
  • エネルギー

1)太陽熱や変動再エネの蓄エネルギーを目的とした金属系材料を使用した高温潜熱蓄熱

新潟大学 自然科学系(工学部) 工学科・化学システム工学プログラム 准教授 郷右近 展之

https://researchmap.jp/read0163490

新技術の概要

太陽や風力など経時変動する再生可能エネルギーの利用拡大には蓄エネルギー技術が必須となる。本技術では熱伝導性に優れた金属合金系を選定し、600℃を超える高温熱を高密度で体積変化を抑制した新規の相変化材料利用型の潜熱蓄熱を提案する。

従来技術・競合技術との比較

硝酸系や塩化物系溶融塩による潜熱蓄熱では、熱伝導率が低いうえ、固/液相変化の際の体積変化が~20%程度を大きく、蓄熱システム化した際の蓄熱材料の低充填率が問題であった。本技術では高熱伝導率の金属材料を採用し、相変化の際の体積変化を化学組成により制御し、数%以下に抑制できる。これにより熱応答性に優れ、体積変化の問題点を解消できる。

新技術の特徴

・溶融塩より100倍程度高い熱伝導率に基づく高い熱応答性
・相変化の際の体積変化が数%以下に制御
・固液相変化による熱力学的に安定した再現性

想定される用途

・次世代太陽熱発電
・power-to-heat-to-power型の蓄熱発電
・排熱回収・利用

  • 14:00~14:25
  • アグリ・バイオ

2)稲の高温耐性向上をもたらすH2O2プライミング法

新潟大学 自然科学系(農学部) 農学科 応用生命科学プログラム 教授 三ツ井 敏明

https://www.agr.niigata-u.ac.jp/~nkariwa/about/index.html

新技術の概要

過酸化水素(H2O2)は活性酸素種の1つであり、生体内で過度に発生すると、脂肪酸、生体膜、DNA等を酸化損傷する有害物質であり、細胞死やがん化などの原因になるといわれる。しかし、低濃度のH2O2はシグナル分子として機能することも知られている。本新技術は、低濃度H2O2プライミングによる稲の高温登熟耐性の向上をもたらすものである。

従来技術・競合技術との比較

稲の高温被害を防ぐために、高温耐性品種の作出や栽培技術の改良が進められているが、依然として十分な問題解決に至っていない。植物ストレス耐性付与剤や誘導剤の特許例がいつかあるが、H2O2処理は最も簡素で安価なストレス耐性付与技術である。

新技術の特徴

・H2O2プライミングによって稲の光合成能が上昇する。
・H2O2プライミングによって高温登熟性が向上する。
・H2O2プライミングによって稲の高温不稔が改善される。

想定される用途

・稲の収量増加剤
・稲の高温登熟耐性付与剤
・稲の高温不稔耐性付与剤

  • 14:30~14:55
  • デバイス・装置

3)超広帯域波長走査を可能とする新型半導体レーザ光源

新潟大学 自然科学系(工学部) 工学科 電子情報通信プログラム  教授 鈴木 孝昌

http://optlab.eng.niigata-u.ac.jp/index.html

新技術の概要

1)固定周期の回折格子、および2)ミラーや回折格子を動かす機械的なデバイスの両者を省略したシンプルな波長走査機構を持ち、波長走査幅と波長走査速度を大幅に拡大することが可能な波長走査光源を提供する。

従来技術・競合技術との比較

超音波偏向器を単なる光偏向器としてではなく、周期可変な回折格子として用いることにより、従来技術で必要であった1)固定周期の回折格子、および2)ミラーや回折格子を動かす機械的なデバイスの両者を不要とした。固定の回折格子が不要となるため、従来、回折格子で生じていた光強度の低下が生じない。

新技術の特徴

・高速・広帯域の波長走査が可能
・光路長一定の外部光共振器構造となり、共振器長の補正が容易
・コンパクトな構造の外部光共振器を実現

想定される用途

・産業応用:形状、変位、振動等の非接触精密計測
・医療応用:眼科診断用コヒーレンストモグラフィ(OCT)、皮膚診断
・光学検査応用:光学デバイスの波長分散特性計測

  • 15:00~15:25
  • 医療・福祉

4)深層学習による画像認識技術を応用した舌苔(舌の汚れ)と舌湿潤度(舌の乾燥)の評価

新潟大学 医歯学系(大学院医歯学総合研究科(歯)) 歯学科 助教 大川 純平

http://www.1hotetsu-niigata-univ.net/

新技術の概要

スマートフォンやデジタルカメラなどのモバイル機器よって撮影された口腔画像から、舌の範囲を自動的に識別し、付着した舌苔(舌の汚れ)や湿潤度(乾燥度)を、舌の部位ごとに評価する手法である。さらに、Tongue Coating Indexと呼ばれる舌苔付着の程度に関する点数も算出できる。なお、これらは口腔機能低下症の診断に係る診査項目である。

従来技術・競合技術との比較

舌の評価には、専用の機器あるいは目視による評価がある。専用の機器は持ち運びが困難あるいは接触式であり、簡便に評価するには課題があった。また、目視による方法では、評価者の専門的知識を要し、評価者間のバラツキも存在した。本発明では、既存のモバイル機器による撮影のみで誰でも簡便に評価可能となっている。

新技術の特徴

・舌苔の付着や舌の湿潤度は疾病に関連するが、モバイル機器による撮影のみで非接触的かつ簡便に舌の評価が可能
・舌を自動識別できるため、舌苔や湿潤度以外への応用が可能
・画像データに対して、深層学習による画像認識を適用するため、学習のアップデートにより再評価が可能

想定される用途

・歯科医院や在宅および高齢者施設における口腔管理
・口臭や口腔疾患の予防および治療、関連する因子の調査・研究
・画像データ蓄積による縦断的評価や新規・発展技術の開発への貢献

関連情報

・サンプルあり

  • 15:30~15:55
  • 創薬

5)脳小血管の老化制御による認知症の治療戦略

新潟大学 脳研究所 臨床神経科学部門 脳神経内科 教授 小野寺 理

https://www.neurology-bri.jp/

新技術の概要

脳は、特別な血管、脳小血管を持つ。脳小血管は、加齢により硬化し認知症をもたらすと共に、アルツハイマー病も引き起こす。本技術では、硬化した血管にフィブロネクチンが蓄積する事を見出し、この蓄積をアンジオテンシンⅡ1型受容体拮抗薬で抑制できる事を見出した。これは初めての、脳小血管老化制御薬である。

従来技術・競合技術との比較

脳小血管の加齢性の変化を治療の標的とする試みは、現在に至るまで全く無い。加齢は、微小環境変化であると考え、その微小環境の主体であるマトリゾームの加齢性変化を標的とする全く新しいコンセプトである。本薬効発現に降圧作用は寄与していないため、アンジオテンシンⅡ1型受容体が関係する新たな抗老化機序が関係すると考える。

新技術の特徴

・加齢性の細胞外基質(マトリゾーム)変化を抑制する
・アンジオテンシンⅡ1型受容体が関与する加齢経路の開発に寄与
・脳小血管以外の加齢性の細胞外基質変化の解析に応用可能

想定される用途

・脳小血管老化の予防薬
・アルツハイマー型認知症治療・予防薬
・脳小血管病の治療・予防薬

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

新潟大学 地域創生推進機構
TEL:025-262-7554
Mail:onestop アットマークadm.niigata-u.ac.jp
URL:http://www.ircp.niigata-u.ac.jp/

新技術説明会について

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

TEL:03-5214-7519 Fax:03-5214-8399

Mail:scettアットマークjst.go.jp

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