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鳥取大学 新技術説明会【オンライン開催】

日時:2024年03月05日(火) 10:00~11:55

会場:オンライン開催

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、鳥取大学

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発表内容詳細

  • 10:00~10:25
  • エネルギー

1)可動アーム式バタフライ風車の制御方式

鳥取大学 工学部 機械物理系学科 教授 原 豊

http://www.damp.tottori-u.ac.jp/~lab6/index.html

新技術の概要

可動アーム式の過回転抑制機構を備えることで、風車回転数が受動的にある値以下に制限される。そのため通常運転時に発電機定格を超えない動作点を設定して回転制御し、さらに特定回転数を超えた場合は、出力回路を遮断し風車を無負荷にしても良い。これにより通常必要としたダンプ抵抗は不要になりコスト削減に役立つ。

従来技術・競合技術との比較

従来の小形風車では、風車回転数が増加し、パワコンの定格を超えるような大きな電力が発生した場合、発電機からの電流をダンプ抵抗に流して電気ブレーキとし、風車の回転数を下げていた。ダンプ抵抗やそれからの発熱を除去するための空冷ファンなどの設置は小形風車全体のコストを押し上げる原因の一つとなっていた。

新技術の特徴

・ダンプ抵抗なしでも回転数抑制が可能
・どのような高い風速に対しても回転数制御が可能
・中速域の風速に対する風車の出力特性を改善可能

想定される用途

・垂直軸風車の回転制御
・回転機械の回転制御

  • 10:30~10:55
  • 医療・福祉

2)進行性核上性麻痺(PSP)のバイオマーカー開発

鳥取大学 医学部 医学科・脳神経医科学講座・脳神経内科学分野 講師 瀧川 洋史

https://www.med.tottori-u.ac.jp/nounai/

新技術の概要

進行性核上性麻痺(PSP)はパーキンソン症候群のひとつであり、原因不明の進行性の神経変性疾患であり、未だに有効な治療法はない。多彩な臨床像を呈するために臨床診断が難しいことが少なくなく、確定診断は剖検脳での病理学的な解析で行われる。神経変性疾患の分野では、疾患修飾薬の開発が進められており、発症早期からの臨床診断、進行予測、治療効果判定に資するバイオマーカーの確立は急務である。本研究は、臨床診断だけではなく、病態解明、新たな治療標的の開発につながるバイオマーカを提案する。

従来技術・競合技術との比較

PSP診療においては、臨床症状、携帯画像検査、機能画像検査、薬剤への反応性などから臨床診断が行われてきたが、明確なバイオマーカーは確立されていない。臨床的な予後予測因子は確立されている。病理学的な特徴からタウタンパクの病態への関与が推測されてはいるが、これまでも世界中で精力的に研究が行われてきたが、病態解明には至っておらず、新たなブレイクスルーが望まれる。

新技術の特徴

・脳脊髄液、血液検体を用いた検査であり、臨床診断に応用可能
・繰り返し、経時的な検査が可能
・低コストでの検査が可能

想定される用途

・バイオマーカー(臨床診断、予後予測など)
・新たな治療標的

  • 11:00~11:25
  • 創薬

3)疾患に関連するエクソソームの選択的分解・除去技術

鳥取大学 農学部 生命環境農学科 准教授 岩崎 崇

http://muses.muses.tottori-u.ac.jp/faculty/itaka/index.html

新技術の概要

エクソソームと疾患は密接に関係していることが知られている。そこで我々は、独自に開発したリソソーム集積ペプチドと、特定のエクソソームを認識する抗体を組み合わせることで、疾患に関連するエクソソームを選択的にリソソーム輸送・分解する技術を開発した。本技術は、エクソソームが関連する疾患の治療・予防に貢献することが期待される。

従来技術・競合技術との比較

米国・Aethlon社は透析膜に抗体を結合させることにより、患者血液中の特定のエクソソームを人工透析により除去する装置(HER2osome)を考案している。しかし、人工透析は患者QOLを著しく低下させる。一方で、本技術は特殊な装置を使用しないため、患者QOLの改善に大きく貢献することが期待される。

新技術の特徴

・細胞外の標的分子を選択的に分解・除去することができる
・低分子のみならず、エクソソームのような粒径100 nm前後の膜小胞を細胞内へ輸送し、リソソーム分解することができる

想定される用途

・エクソソームが関連する疾患の治療や悪性化の防止
・エクソソームにより阻害される抗体医薬の薬効改善
・エクソソームやタンパク質など細胞外の標的分子の選択的分解・除去

関連情報

・サンプルあり

  • 11:30~11:55
  • 創薬

4)細菌の運動性を抑制し感染能力を低下させる生薬由来成分

鳥取大学 医学部 医学科・感染制御学講座・細菌学分野 講師 柴田 敏史

https://www.med.tottori-u.ac.jp/introduction/medicine/about/3318/3326/23768.html

新技術の概要

生薬大黄から抽出したラタンニンが細菌の感染や病原性に重要である鞭毛運動を抑制することを発見した。その効果は大腸菌や緑膿菌等のヒト病原性細菌、人獣共通感染症関連細菌だけでなく植物病原性細菌にも発揮されることが判明した。ラタンニンを細菌感染予防薬、治療薬、農薬として利用する可能性を提案する。

従来技術・競合技術との比較

安全性が担保された漢方大黄抽出成分である。細菌運動を標的とする新しい感染抑制剤である。殺菌的に働く抗生物質より選択圧が低く耐性菌が出現しにくいと考えられる。

新技術の特徴

・ヒトや動物及び植物に感染する病原性細菌の感染抑制剤
・既存漢方薬である大黄の成分であり、安全性が担保されている
・耐性菌が生じ難い静菌的薬剤

想定される用途

・細菌感染症予防薬及び治療薬
・細菌性植物病害予防農薬
・畜産動物のための細菌感染症予防薬

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

鳥取大学 研究推進機構
TEL:0857-31-5546  
Mail:sangakucd アットマークml.cjrd.tottori-u.ac.jp

新技術説明会について

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

TEL:03-5214-7519

Mail:scettアットマークjst.go.jp

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