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関西10私大 機械&医療・福祉 新技術説明会【オンライン開催】

日時:2026年02月26日(木) 10:00~15:25

会場:オンライン開催

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、龍谷大学、近畿大学、
     京都産業大学、摂南大学、関西大学、
     関西学院大学、甲南大学、大阪産業大学、
     大阪工業大学、京都橘大学

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発表内容詳細

  • 10:00~10:25
  • 機械

1)転がってひねって、狭所・段差も踏破!探索用ロボット

龍谷大学 先端理工学部 機械工学・ロボティクス課程 准教授 永瀬 純也

新技術の概要

閉所、狭所など人が立ち入ることが難しい場所での探索では、不整地でも適切に移動可能な小型の探索ロボットが望まれます。平地では、筒形の二つのローラーが順方向に回転し転がり移動し、段差などの不整地では、逆方向に回転させることで、『猫ひねり』技術を応用して、段差を乗り越え、移動するロボットを提供します。

従来技術・競合技術との比較

従来の車輪付きの探索ロボットでは、本体部分の非駆動部分が、段差に乗り上げてしまい車輪が空転し、移動できなくなることがある。本技術を使ったロボットでは、本体全体が駆動体となり、非駆動部分が無く、段差等へ乗り上げることがなく、不整地でも移動可能となる。

新技術の特徴

・高い走破力
・路面状況により駆動方式を切替
・部品点数が少ない(小型、修理しやすい)

想定される用途

・探索ロボット
・点検ロボット
・移動体の駆動機構

関連情報

デモあり

  • 10:30~10:55
  • 機械

2)遠心力で収縮する電気駆動型の人工筋肉アクチュエータの開発

近畿大学 理工学部 機械工学科 講師 八瀬 快人

新技術の概要

本技術は、高いバックドライバビリティを実現するばね特性を備えた電磁駆動型アクチュエータに関するものである。本アクチュエータは、軽量性と高い耐久性を両立しつつ、外力に対して柔軟に応答できる構造を有しているため、ロボットおよび各種機器における動作性能や安全性の向上に寄与する。

従来技術・競合技術との比較

従来の電磁アクチュエータは剛性が高く外力追従性に乏しく、SEA(Series Elastic Actuator)は構造が複雑で重量増が課題である。本技術はばね特性を内包し、軽量・高耐久かつ高いバックドライバビリティを両立する点で優れる。

新技術の特徴

・電気駆動
・柔軟なばね特性
・シンプルな駆動原理

想定される用途

・ロボットハンド
・装着型ロボット

関連情報

デモあり
展示品あり

  • 11:00~11:25
  • 材料

3)簡易型卓上旋盤による石英ガラス封管の機械化

京都産業大学 理学部 物理科学科 教授 瀬川 耕司

新技術の概要

物性物理学や物性化学の実験において、石英封管は試料を閉じ込めて反応させるためによく用いられる手法である。しかし石英ガラスは加工に高温が必要なためその工作には熟練を要し、手軽にできる作業ではなくなっている。そこで簡便な卓上ガラス旋盤を開発し、石英封管を容易に実行できるようにした。本技術はそれにとどまらず、石英封管の際の肉厚を保つことができ、石英封管の質の向上にも役立つことがわかった。

従来技術・競合技術との比較

一般的なガラス旋盤は、金属チャックでガラス管2ヶ所を固定して同期回転させる必要があり、ガラスを破壊しないために高い工作精度が要求され、重くて高価であるが、本技術ではプラスチックで固定するため軽量なものになっている。また、試料を保持するために容易に傾けることができるのも特徴である。

新技術の特徴

・ 機械を使うことによるガラス管への真空封入の簡便化
・ 低火力のバーナーによる比較的大口径の石英ガラス管加工

想定される用途

・ 閉鎖系における試料合成実験の自動化
・ 1300℃超の高温への石英ガラス封管の適用

  • 11:30~11:55
  • 機械

4)走査型電子顕微鏡に搭載可能な熱伝導率計測システム

摂南大学 理工学部 機械工学科 教授 三宅 修吾

新技術の概要

新規材料研究やデバイスの熱設計に向けた微小領域の熱伝導率計測を実現するために、サーモリフレクタンス法を利用した、走査型電子顕微鏡に搭載可能な小型熱伝導率計測システムを開発した。材料の複雑なミクロ構造と熱伝導率の関係を明らかにする新しい物性計測技術として様々な分野で活用できます。

従来技術・競合技術との比較

従来技術では顕微鏡による表面観察と熱伝導率計測をそれぞれ別の装置で行う必要があり、マイクロスケールで観察部と同一箇所の熱伝導率を計測することは困難であったが、本技術により観察と計測をワンストップで実現し、より詳細な材料物性情報の取得が可能となる。

新技術の特徴

・既設の走査型電子顕微鏡に少しの改造で追加搭載可能
・マイクロスケールで観察部と熱伝導率計測部が一致
・マッピング機能によりコンビナトリアル的評価が可能

想定される用途

・多元型熱電変換材料の最適組成の探索
・接合界面近傍の熱抵抗評価
・フィラー/樹脂複合材料中の熱伝導率分布評価

  • 12:30~12:55
  • 医療・福祉

5)細胞やタンパク質が付着しない双性イオンポリエステルポリウレタン

関西大学 化学生命工学部 化学・物質工学科 教授 河村 暁文

新技術の概要

正電荷と負電荷とを1ユニット内に併せ持つ双性イオン構造を導入した双性イオンポリエステルを含むポリウレタンを合成した。この双性イオンポリエステルポリウレタンにより透明なフィルムを形成でき、そのフィルム表面はタンパク質や細胞が接着しないアンチファウリング特性を有する。また、非常に良好な撥油性を示し、水による洗浄のみで油を除去できる。

従来技術・競合技術との比較

従来のアンチファウリング機能を有する材料は既存、プラスチック表面へのコーティングが主であったのに対して、本ポリエステルポリウレタンは単独でプラスチック材料として使用可能な強度を有する。そのため、使用による剥離などが生じず、長期安定性を示すアンチファウリング材料として有用である。

新技術の特徴

・透明な自立フィルムを成膜でき、比較的良好な機械強度を有する
・従来のアンチファウリング材料と同等の細胞接着抑制機能を有する
・油の付着を抑制でき、水のみの洗浄で油汚れの除去が可能

想定される用途

・人工血管、人工弁などの人工臓器
・人工透析に用いる膜分離材料
・撥油性フィルム

関連情報

サンプルあり

  • 13:00~13:25
  • 医療・福祉

6)in vivo/ex vivo胚細胞腫瘍モデルを用いた創薬スクリーニング

関西学院大学 生命環境学部 生命医科学科 教授 関 由行

新技術の概要

ES細胞を起点とした始原生殖細胞様細胞(PGCLC)の大量誘導系をベースとしたin vivo/ex vivo胚細胞腫瘍モデルの構築に成功した。この胚細胞腫瘍モデル系を用いて、胚細胞腫瘍患者のリスクSNPの評価や、創薬スクリーニングの可能性について紹介する。

従来技術・競合技術との比較

従来のES細胞由来PGCLC誘導は、浮遊培養が前提となっており、得られる細胞数にも限界があった。新技術では、接着培養により大量のPGCLCが得られ、混在組織塊の選択も可能となるため、胚細胞腫瘍を制御する外部環境の同定や創薬スクリーニングへの応用が期待される。

新技術の特徴

・細胞が単層を成す接着培養が可能となるため、発生動態などの顕微鏡観察が容易となる点
・誘導過程で混在する細胞・組織塊を選択的に操作でき、腫瘍形成に影響する外的シグナルを統合的に評価できる点
・in vivo / ex vivo 胚細胞腫瘍モデルとして再現性が高く、患者SNP評価や薬剤応答解析への拡張が可能な点

想定される用途

・胚細胞腫瘍の発生・進展を制御する外部環境因子の同定
・創薬スクリーニングや毒性評価に用いる高精度・高再現性の胚細胞腫瘍モデルとしての利用
・実際の患者由来の遺伝子変異を持つガン細胞を再現して薬剤の効果を評価するなど、個別化医療モデルとしての応用

  • 13:30~13:55
  • 医療・福祉

7)酵素の変異導入無しに非天然核酸を酵素重合する

甲南大学 大学院フロンティアサイエンス研究科 生命化学専攻 准教授 高橋 俊太郎

新技術の概要

RNA重合酵素の基質特異性を、ポリエチレングリコールを添加するだけで変換する手法を開発した。それにより、従来法では難しかった様々な修飾核酸を有するキメラオリゴ核酸の作製に成功した。本発明は核酸医薬などの開発に有用である。

従来技術・競合技術との比較

mRNAワクチンなどの核酸医薬に、機能性を高める目的で非天然核酸を導入するためには合成酵素の変異導入が必要であった。変異型酵素の開発は一般的に難しく開発に要する時間とコストが問題であった。本発表技術は変異導入等の酵素の改変なしに酵素機能を変換する技術であり、開発の時間とコストを大幅に減らすことが期待できる。

新技術の特徴

・変異導入不要の酵素機能の変調
・安価で入手容易な試薬で反応
・核酸関連酵素以外にも応用可能

想定される用途

・効率的な核酸医薬品の開発
・変異導入不要の酵素の機能改変技術
・抗体医薬や、ペプチド抗菌剤の開発

関連情報

サンプルあり

  • 14:00~14:25
  • 医療・福祉

8)ハンドル駆動式で日常生活動作(ADL)を支える新型車椅子

大阪産業大学 システム工学部 システム工学科 特任講師 浅田 晴香

新技術の概要

日本では、車椅子の多くは手動式のものが使用されています。手動式は扱いやすい反面、操作時の身体的負担がかかりやすく、良好姿勢を維持しにくい課題があります。そこで本技術は、ハンドルにより駆動させる新機構を採用し、操作部と身体の位置関係に配慮することで良好姿勢での操作を可能にし、日常生活動作(ADL)の維持・向上に寄与します。

従来技術・競合技術との比較

従来の手動車椅子では自走する際に駆動輪に取り付けられたハンドリムを操作することで推進力を得ていました。しかし、ハンドリムの可動範囲は広いため、操作時に前傾姿勢になりやすく、姿勢の悪化に繋がるという課題があります。本技術では、背もたれに背中をつけたまま良好な姿勢を維持しながら操作することが可能となり、快適な移動を支援します。

新技術の特徴

・ハンドル駆動により楽しくスムーズに走行
・ハンドル駆動機構は脱着できる仕組みのため、現在お使いの手動車椅子に取り付け可能
・上り坂走行でハンドリムを持ち替える必要がないため後退の心配がない

想定される用途

・車椅子利用者の日常の移動手段
・介護施設における介助人員不足の解消
・車椅子は下肢不自由な方が利用することが多いため、残存する上肢機能の温存につながる

関連情報

展示品あり

  • 14:30~14:55
  • 医療・福祉

9)非晶質酸化バナジウム薄膜を用いた高感度バイオセンサーの開発

大阪工業大学 工学部 電子情報システム工学科 准教授 廣芝 伸哉

新技術の概要

アモルファス酸化バナジウム膜を絶縁層に用いた拡張ゲート型トランジスタ(EGFET)バイオセンサーを作製したところ、従来の酸化チタン膜型に比べ約10倍の高感度応答を示した。高感度かつ安定な検出特性を有し、血糖値測定をはじめとする各種酵素センサーへの応用が期待できる。

従来技術・競合技術との比較

従来の拡張ゲート型バイオセンサーでは、結晶性酸化膜を用いた場合に感度や安定性の向上に限界があった。本技術はアモルファス酸化バナジウム膜を採用することで高感度応答を実現し、非侵襲的な血糖測定をはじめ、多様な酵素センサーへの展開が期待される。

新技術の特徴

・溶液塗布熱分解法によるシンプルな合成方法
・酵素固定化による各種バイオマーカーの検出
・従来の理論値を大きく超える高感度検出

想定される用途

・高感度バイオセンサ
・フレキシブルセンサ

  • 15:00~15:25
  • 医療・福祉

10)脳波反応で刺激を個別最適化するリハビリ支援技術

京都橘大学 健康科学部 理学療法学科 教授 兒玉 隆之

新技術の概要

脳波で運動想起を判定し、刺激をフィードバックする脳機能障害者へのリハビリ支援技術です。従来法では、刺激に対する身体認知の強さに個人差があり、学習効果が一定でない課題がありました。本技術は、刺激に対する脳の反応(ERN/Pe)を計測し 、学習者にとって最も身体認知を感じやすい最適な刺激種(視覚、体性感覚等)を選択・活用します。これにより、個々に最適化された効率的な運動学習(機能回復)を可能にします。

従来技術・競合技術との比較

従来技術は、脳波から運動想起を判定し刺激を付与しますが、学習者が感じる身体認知には個人差があり、最適な刺激種は不明でした。また、学習効果の評価は主観に頼っていました。本技術は、刺激に対する脳のエラー関連電位(ERN/Pe)をシステムに導入しました。これにより、学習効果を客観的に評価し、個々にとって最も効果的なフィードバック刺激種を特定できる点が画期的です。

新技術の特徴

・フィードバック刺激に対する脳のエラー関連電位(ERN/Pe)を計測・評価します
・ERN/Peの評価に基づき、個人にとって最も運動主体感を高める刺激種(視覚、体性感覚等)を客観的に選択できます
・個人の運動想起能力と最適な刺激種を組み合わせ、脳内想起量とフィードバック量を一致させ学習効果を向上させます

想定される用途

・脳卒中患者等の感覚運動障害に対するリハビリテーション支援
・日常生活動作(ADL)の学習・トレーニング支援
・アスリートや技術者等の技能練習・パフォーマンス向上支援

関連情報

デモあり

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

龍谷大学 知的財産センター事務部
TEL:077-544-7270 
Mail:chizaiアットマークad.ryukoku.ac.jp

近畿大学 大学運営本部学術研究支援部
TEL:06-4307-3032 
Mail:kenkyujoseiアットマークitp.kindai.ac.jp

京都産業大学 研究機構
TEL:075-705-3255 
Mail:ksu-kenkyusuishinアットマークstar.kyoto-su.ac.jp

摂南大学 研究支援・社会連携センター
TEL:072-800-1160 
Mail:SETSUNAN.Kenkyu.Shakaiアットマークjosho.ac.jp

関西大学 研究支援・社会連携グループ
TEL:06-6368-1245 
Mail:sangakukan-mmアットマークml.kandai.jp

関西学院大学 研究推進社会連携機構事務部
TEL:079-565-9052 
Mail:industry-academiaアットマークkwansei.ac.jp

甲南大学 フロンティア研究推進機構事務室
TEL:078-435-2559
Mail:sangakuアットマークadm.konan-u.ac.jp

大阪産業大学 社会連携・研究推進センター
TEL:072-875-3001 
Mail:sangakuアットマークcnt.osaka-sandai.ac.jp

大阪工業大学 学長室 研究支援社会連携推進課
TEL:06-6954-4140 
Mail:oit.kenkyuアットマークjosho.ac.jp

京都橘大学 学術振興課
TEL:075-574-4186 
Mail:aca-extアットマークtachibana-u.ac.jp

新技術説明会について

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

TEL:03-5214-7519

Mail:scettアットマークjst.go.jp

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