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大阪工業大学 新技術説明会【オンライン開催】

日時:2026年03月10日(火) 13:30~15:55

会場:オンライン開催

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、大阪工業大学

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発表内容詳細

  • 13:30~13:55
  • 製造技術

1)アルミニウム合金ヒートシンクのフィンの超薄肉化

大阪工業大学 工学部 機械工学科 教授 羽賀 俊雄

新技術の概要

フィン先端厚さ0.5mm、フィン高さ50mm、フィン抜き勾配0.5°の超薄肉フィンを有するヒートシンクを一般的なダイカストマシンを使用して作製することに成功した。使用した材料は、Al-25%Siと純アルミニウムの1070である。

従来技術・競合技術との比較

これまでに例がない超薄肉のフィンを作製することができた。特に純アルミニウムは、ダイカストでは不可能とされていたフィンの厚さとフィンの高さを可能にした。

新技術の特徴

・従来の常識にとらわれず、純アルミニウムの薄肉フィンが作製可能な条件を明らかにした
・安価なリサイクル材にSiを添加し、Si量を25%にするだけで先端厚さ0.5mmの薄肉フィンの作製が可能である
・従来のダイカストマシンをそのまま使用できる

想定される用途

・天井LEDライトのヒートシンク
・自動車用ヘッドライトのヒートシンク
・酸化雰囲気で使用するヒートシンク

関連情報

・展示品あり

  • 14:00~14:25
  • 情報

2)スマート家電を直感操作する新技術

大阪工業大学 情報科学部 実世界情報学科 教授 酒澤 茂之

新技術の概要

複数のデバイスがビーコンでIDを発信している際、距離や角度の計測値が誤差程度しか違わず判別が難しい状況でも、本技術によりそれらの相対的な位置関係を簡便に把握できます。UWBをビーコンとして用いて検証しています。

従来技術・競合技術との比較

従来の空間測位技術は自己位置を高精度に推定し、ロボットの自律走行などに活用されてきました。本技術は絶対座標を求めるのではなく、複数デバイス間の左右や前後といった相対的な位置関係に限定することで、簡便に判定できる点が特徴です。

新技術の特徴

・ビーコンまでの距離と相対的角度と、計測時の測定器の向いている方位角のみから判定できる
・操作者の直感に即した形で、手前のデバイス、右側のデバイスのような指示が可能である

想定される用途

・宅内デバイスのARによる操作

  • 14:30~14:55
  • 建築・土木

3)道路評価のための歩行者を基準とした汎用性が高い単純式プログラム

大阪工業大学 工学部 都市デザイン工学科 教授 田中 一成

新技術の概要

全ての道路に対して、全く同じ方法で速度制限のための根拠等を算出するプログラム。道路上の移動体の速度と大きさを用いた、単純な公式「相対速度指数」を用い、簡便かつ客観的に各道路の評価が可能。合わせて道路の断面形状(道路幅や歩道、ガードレールなど)を変更するための根拠を、客観的に示すことができる。

従来技術・競合技術との比較

これまでの道路評価は道路幅員や交通量などの物理的な要因を総合的に考慮しているが、心理学や人間工学にもとづいた動きを含むパラメータは考慮されていない。建築技術とは異なり、土木技術では道路の通りやすさなど人間を基準としたパラメータはこれまで、公共空間や交通のための指標として利用されていない。

新技術の特徴

・道路上の移動体相互の「関係」学
・「ひと」を中心とした人間工学および心理学に基づいた技術
・都市文化の醸成

想定される用途

・指定速度の算出根拠
・道路設計基準策定の根拠
・一般道等における公共交通通行シミュレーション

関連情報

・デモあり

  • 15:00~15:25
  • 機械

4)直動2入力を直動回転の2出力とする差動機構の耳科内視鏡ロボット

大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部 ロボット工学科 教授 河合 俊和

新技術の概要

平行配置した直動2軸の差動入力を、直動と回転に変換出力する差動機構である。一対の直動ボールねじのナット上に、回転自在で長さ可変の橋渡しスライダを連結する。ナットが同方向に直動した時、スライダは直動する。逆方向に直動した時、スライダの中心まわりに回転する。

従来技術・競合技術との比較

一般的に直動軸と回転軸を単独で駆動すると、先端に重量物を載せた際、ワークのモーメントにより剛性を保つことや、位置決め精度を確保することが難しい。本発明は両端支持構造であり、スライダの中心部のその場回転および直動を安定して行える。

新技術の特徴

・XYステージで直動2軸の機構を直交させず平行配置
・電装系と機構主要部を一か所にまとめてオーバーハングする直動軸を排しワークの視認性を向上
・差動駆動のため構造の小型化、軽量化、モータ出力低減

想定される用途

・半導体製造にて、ウェハーを精密搬送して回路パターンを正確に露光する
・レーザー加工機にて、加工対象物を移動させレーザーで精密な切断や穴あけを行う
・ディスプレイ製造装置にて、大型ガラス基板を精密移動させパターン形成を正確に行う

関連情報

・デモあり
・展示品あり

  • 15:30~15:55
  • 電子

5)電磁場コントローラを用いて発振器の電磁波ノイズを大幅削減

大阪工業大学 工学部 電気電子システム工学科 教授 吉村 勉

新技術の概要

発振器に用いるコイルの外側にもう一つ別のコイルを発振器のコイルを囲むように配置する。その外側のコイルの電磁波を発振器コイルが動作の際に生じる電磁波の逆位相とすることで、外側のコイルの外部において、発振器コイルによる電磁波の影響を低減させる。さらに電磁波の強度を調整するために、発振器の出力信号を用いて外側コイルに追加の電流印加を行う。これにより外部回路との距離に応じた干渉低減を実現する。

従来技術・競合技術との比較

従来手法としては、コイルを用いた回路同士の動作周波数を変えて干渉しないように設計することや、発振器のコイル形状を八の字型にするなどがある。動作周波数を違うものにすることはシステム構築の大きな制限事項になりうる。コイル形状を変えると実装面積の増大やコイルのQ値の劣化などが懸念される。

新技術の特徴

・LC型発振回路において、発振器のコイルとは別にその外側に設けたコイルの端子に容量を付加する機構。これにより発振器の動作による磁束の変化を打ち消す向きに外側コイルに起電力が生じ、発振器コイルの電磁ノイズが削減される。
・キャンセル用外側コイルにおいて、電磁波の強度を可変とする電流印加機構。これにより発振器の動作に伴う電磁ノイズのキャンセルの度合いを調整できる

想定される用途

・高周波発振回路が必要な高速通信用電子機器
・複数の発振器、動作周波数で動作する大規模集積回路の回路間干渉の解消
・複数のアンテナを同時に動作させて信号を抽出する無線機器における干渉の低減

関連情報

・展示品あり

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

大阪工業大学 研究支援社会連携推進課
TEL:06-6954-4140  
Mail:OIT.Kenkyu アットマークjosho.ac.jp

新技術説明会について

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

TEL:03-5214-7519

Mail:scettアットマークjst.go.jp

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