会津大学 新技術説明会【対面開催】
日時:2026年01月20日(火) 13:25~15:55
会場: JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)
参加費:無料
主催:科学技術振興機構、会津大学
<お申込み方法・聴講方法>
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・本説明会は、【対面参加+見逃し配信】、【見逃し配信のみ】から選択いただけます。
(見逃し配信は翌日から2週間配信いたします)
・対面参加は定員に達し次第締め切りとなります。
お早めにお申し込みください。(先着150名)
<申込受付期限> 開催日前日まで
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ご確認ください。
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・対面開催へご参加の方は、受付で受講票をご提示ください。
発表内容一覧
発表内容詳細
- 13:25~13:30
開会挨拶
会津大学 復興創生支援センター 特任教授 石橋 史朗
- 13:30~13:55
- 情報
1)関節の幾何学的特徴とAIを活用したハンドジェスチャ認識システム
会津大学 コンピュータ理工学部 コンピュータ理工学科 教授 愼 重弼
新技術の概要
手のジェスチャ認識には、手話認識、人間とコンピュータの相互作用、電子機器の制御など、数多くの応用分野がある。
本発明は、2次元座標軸上の距離および角度に基づく新しい特徴抽出手法を導入することで、これらの課題に対処することを目的とする。
従来技術・競合技術との比較
1. 既存の手法は、効果的な時空間特徴の不足やノイズの多い関節データにより、精度面で課題を抱えていることが多い。
2. 今まで多くの研究者は、両手の関節間距離と角度の特徴量を適用したが、充分な特徴抽出に至っていない。
新技術の特徴
・本発明は、手の関節データから幾何学的特徴量を抽出する手のジェスチャ認識システムを提案する
・選択した関節座標から特徴となる距離と角度の計算方法を紹介する
・これらの特徴量が、畳み込みニューラルネットワーク、ならびに時系列情報向上のためアテンションモジュールと融合されることで、ハンドジェスチャ認識精度が向上する
想定される用途
・手話認識
・人間とコンピュータの相互作用(HCI)
・医療補助アプリケーション
- 14:00~14:25
- 計測
2)広域を対象とした無線通信×AIによる野生動物検出と警報
会津大学 コンピュータ理工学部 コンピュータ理工学科 教授 齋藤 寛
新技術の概要
このシステムは、センシングを行うセンシング装置、撮影・AI処理・通信を行うメイン装置、および音や光にて近くにいる人に危険を知らせる発報装置から構成され、広い範囲に渡って野生動物を検出するために無線通信技術を用いて連携する。
従来技術・競合技術との比較
野生動物の生態を調査するために用いられるトレイルカメラや、我々がこれまでに開発した野生動物警報装置は、その前方10-15m前後に出没した動物しか検出することができない(点の検出)。しかし、このシステムは、センシング装置を複数用いることで、広範囲で野生動物を検出することができる(線や面の検出)。
新技術の特徴
・現場にてAI処理を行うことで、近くにいる人に直ぐに危険を知らせることが可能
・無線通信技術を用いることで広範囲での野生動物の検出が可能
・センシング、処理、発報の機能分散により、目的に応じたシステム構成が可能
想定される用途
・動物が侵入しそうな経路(例えば河川)を広い範囲でモニタリング
・圃場や果樹園、家畜小屋周辺のモニタリング
・通学路や道路など、電気柵を設置しきれないところのモニタリング
- 14:30~14:55
- 情報
3)おもちゃのブロックを使ってできる秘密計算
会津大学 コンピュータ理工学部 コンピュータ理工学科 上級准教授 渡辺 曜大
新技術の概要
秘密計算とは、複数の参加者のそれぞれが有する秘密情報を使った所望の演算を、各参加者の情報を他の参加者に秘密にしたまま実行するものである。本技術では、物体の合成系(おもちゃのブロックを合体させたようなもの)の対称性を利用して、任意の演算を実現できる人間により物理的に実行可能な秘密計算手法を提供する。
従来技術・競合技術との比較
任意の処理を実行可能な従来技術であるトランプのカード組、キャンディディスペンサー、ボールとバッグなどを用いる手法と比較して、本技術は、より単純な操作で安全に秘密計算を実行可能である。さらに、並列化やランダム置換を利用した計算が容易で、ハミング重みのような対称性の高い関数の計算で特に威力を発揮する。
新技術の特徴
・楽しみながら論理演算やアルゴリズムといった情報教科の基礎を学べる
・任意の処理に対する秘密計算、例えば「応援するスポーツチームが同じかどうかチーム名を知られることなく判定」したり、「メンバー間で誰を指名したか知られることなくマッチングが成立したペアのみ公開」するような計算ができる
・災害時のように計算機が使えない環境において暗号計算ができる
想定される用途
・情報教育分野において知育玩具として活用
・娯楽分野において多人数ゲーム器具として活用
・情報セキュリティ分野において災害時暗号計算器具として活用
関連情報
・サンプルあり
・展示品あり
- 15:00~15:25
- 医療・福祉
4)足裏圧力センサだけで、体の姿勢を検知する技術
会津大学 コンピュータ理工学部 コンピュータ理工学科 上級准教授 荊 雷
新技術の概要
足裏圧力センサのみで実用的な姿勢推定を可能にする新技術を提案する。本技術は足裏の荷重分布から全身の姿勢を高精度に推定し、従来のカメラや全身装着型センサの課題を回避しつつ、低コストで環境に依存しない姿勢推定を実現する。
従来技術・競合技術との比較
従来のカメラ型姿勢推定は高コストで環境制約が大きく、撮影によるプライバシー問題も残る。全身装着型のセンサ方式もドリフトや装着負担が課題である。一方、インソール型足裏圧力センサは低コストで環境非依存、プライバシーにも優れる。
新技術の特徴
・カメラ不要で姿勢推定が可能
足裏の圧力データだけで全身3D姿勢を推定でき、従来のカメラ方式の高コスト・設置制約・プライバシー問題を回避できる
・最小限の装着で高い実用性
足裏インソールだけにセンサを配置すればよく、全身にIMU等を装着する方式と比べて不快感や装置の複雑化を大幅に低減できる
・機械学習による高精度推定
圧力データとその時間変化を学習したモデルにより、骨格3D座標を高精度に再構成し、滑らかな姿勢推定を実現する
想定される用途
・ヘルスケアとリハビリテーション
・スポーツ選手の動作分析
・工場の作業員の動作分析
関連情報
・サンプルあり
・デモあり
・展示品あり
- 15:30~15:55
- 情報
5)締切を守りつつ精度を引き上げる時間適応型AI推論技術
会津大学 コンピュータ理工学部 コンピュータ理工学科 上級准教授 富岡 洋一
新技術の概要
ロボットや自動運転等のミッションクリティカルAIシステムにおいて、「時間内に必ず動作する安全性」と「高精度」を両立する新技術を紹介する。この技術では、動的に変動する処理の締切を守りながら高い推論精度を実現する。
従来技術・競合技術との比較
従来は最悪条件に合わせてモデルを小さくせざるを得ず精度を犠牲にしていた。本技術は利用可能時間に応じて品質を調整し、結果として従来より高精度を保つ柔軟な推論を可能にする。
新技術の特徴
・許される時間に合わせて最適な推論品質へ自動調整
・モデル縮小に頼らず、締切を守りながら可能な限り高い精度を維持
・処理遅延や負荷集中が起きても柔軟に対応し、安全性と信頼性を向上
想定される用途
・自動運転や移動ロボット
・医療・介護ロボティクス
・産業用組込みAI
お問い合わせ
連携・ライセンスについて
会津大学 企画連携課
TEL:0242-37-2511
Mail:cl-innov
u-aizu.ac.jp
URL:https://u-aizu.ac.jp/
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