京都工芸繊維大学 新技術説明会【オンライン開催】
日時:2026年10月01日(木) 10:00~11:55
会場:オンライン開催
参加費:無料
主催:科学技術振興機構、京都工芸繊維大学
<お申込み方法・聴講方法>
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発表内容一覧
発表内容詳細
- 10:00~10:25
- デバイス・装置
1)環境中の電磁界を利活用する発電部材および圧力センサ装置
京都工芸繊維大学 繊維学系 准教授 石井 佑弥
新技術の概要
環境中に日常的に放散されている電磁界を利活用した発電部材並びにタッチセンサ装置および圧力センサ装置を開発した。前者の発電部材は、エナジーハーベスティングの新技術としての展開が期待される。後者のセンサ装置は、静的および動的なタッチセンシングや圧力センシングが連続出力で可能なセンサ装置として利活用が期待される。
従来技術・競合技術との比較
屋内や車内などの日常的に電磁界が存在する空間での使用を想定している。競合技術として、屋内光発電や生体振動発電などがあるが、安定した電力が安価な材料の組み合わせでも得られる点が本技術の強みである。圧力センサとしては、従来の圧抵抗方式や圧電方式などでは困難な、静的および動的な連続出力の圧力センシングが無給電状態で可能である。
新技術の特徴
・商用交流電源で駆動する電気機器やこの配線などから環境中に日常的に放散されている電磁界を電力源とする発電部材およびセンサ装置
・上記の電磁界により静電誘導が生じた人体などの物体が、導電体を含む発電部材に接触したときに動作する発電部材およびセンサ装置
・上記の導電体上に絶縁体をさらに備えることにより、静的および動的な圧力印加状態での連続出力の圧力センシングが無給電状態で可能
想定される用途
・環境中に日常的に放散され捨てられている電磁界エネルギーを有効利用する新しいエナジーハーベスティング技術
・ウェアラブルデバイス、ロボティクス、自動車、医療・介護分野で利活用する軽量かつしなやかなタッチセンサおよび圧力センサ
・衣服やインテリア製品と同化するテキスタイル型のタッチセンサおよび圧力センサ
関連情報
サンプルあり
- 10:30~10:55
- アグリ・バイオ
2)高密度人工脂質二重膜アレイによる膜機能データ基盤の創成
京都工芸繊維大学 機械工学系 准教授 外岡 大志
新技術の概要
マイクロ電極を備えた人工脂質二重膜を簡便且つ高密度に形成するプラットフォーム技術を開発しています。100チャネルを超える並列計測と総合解析を可能とすることで、大規模な膜機能データ取得基盤を実現し、創薬スクリーニングや膜タンパク質研究の高度化、さらにはAIを活用した新たな研究基盤を目指します。
従来技術・競合技術との比較
従来の人工脂質二重膜計測では、膜形成や電気整理測定は主として少数チャネルを対象としており、取得できるデータ量や解析規模に限界がありました。
本技術では、大規模な膜機能データの取得・統合解析が可能となり、従来の仮説検証型研究から、データ駆動型の膜機能解析へと研究パラダイムを発展させます。
新技術の特徴
・高密度人工脂質二重膜アレイ
・多チャネル電気生理計測
・膜機能データの統合解析・AI活用
想定される用途
・創薬スクリーニング
・膜タンパク質、人工細胞研究
・AI創薬、次世代バイオセンシング
- 11:00~11:25
- デバイス・装置
3)電源不要・小型マイクロ流路センサによるインフラ疲労モニタリング技術
京都工芸繊維大学 機械工学系 教授 射場 大輔
新技術の概要
・土木/輸送インフラ等において生じる運用中の繰り返し負荷に関して、その累積負荷を記録するセンシングデバイスと記録・測定法に関する技術
・センシングデバイスはマイクロ流路にて構成され、その内部に逆止弁を設けることで流体は経路内を一方向にのみ移動し、この移動量により機械部品の累積歪みの記録が可能
従来技術・競合技術との比較
・従来、構造物の歪み等を測定・検出するものとして抵抗体の伸縮に伴う抵抗値の変化を読み取る歪みゲージが存在する。従来型の歪みゲージは、データ解析用のPCおよび電源が必要で、かつシステムの大型化を招いた。
新技術の特徴
・小型・低コストなセンシングデバイスのみで構成され、外付け装置は不要
・センサー駆動のための電源が不要
・素子そのもので累積疲労の記録・表示が可能
想定される用途
・土木インフラの保守・モニタリング(道路・橋梁・トンネル等)
・交通生活インフラの保守・モニタリング(鉄道車両、自動車等)
・施設・設備の保守・モニタリング(倉庫・物流センター・工場等)
関連情報
展示品あり
- 11:30~11:55
- 材料
4)超軽量・断熱・緩衝性・自由成形を実現するジェットスポンジ
京都工芸繊維大学 材料化学系 准教授 木梨 憲司
新技術の概要
セルロースナノフィルム分散液を凍結乾燥することで成形される三次元多孔質材料「ジェットスポンジ」を開発した。空隙率99%以上、密度1~5mg/ccの超軽量構造を有し、積層構造に由来する弾性回復性、断熱性および緩衝性を実現する。型成形による自由な形状設計が可能であり、多様な用途への展開が期待される。
従来技術・競合技術との比較
発泡スチロールやポリウレタンは使い切りであり、エアロシリカゲルは脆さや製造コストが課題である。ジェットスポンジは超軽量性、断熱性、緩衝性に加え、繰り返し使用可能な弾性回復性と自由成形性を兼ね備える特徴がある。石油由来材料ではなくセルロースを原料とするため、環境負荷低減や資源循環への貢献も期待できる。
新技術の特徴
・空隙率99%以上、密度1~5mg/cc の超軽量構造
・断熱性と弾性回復性を兼ね備えた多孔質材料
・型成形による自由な形状設計とカスタマイズ性
想定される用途
・精密機器・電子部品向けカスタム梱包インサート
・温度管理輸送用の断熱パネル・緩衝材料
・ドローン・宇宙分野向け軽量保護部材
関連情報
サンプルあり
お問い合わせ
連携・ライセンスについて
京都工芸繊維大学 研究推進・産学連携課
TEL:075-724-7907
Mail:chizai
kit.ac.jp
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〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町
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