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工学院大学 新技術説明会【オンライン開催】

日時:2026年07月09日(木) 09:55~11:55

会場:オンライン開催

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、工学院大学

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発表内容詳細

  • 09:55~10:00

開会挨拶

工学院大学 総合研究所 所長 小林 元康

  • 10:00~10:25
  • 計測

1)タービン余寿命の非破壊診断技術

工学院大学 工学部 機械システム工学科 准教授 小川 雅

新技術の概要

発電用タービンでは、き裂の発生から破断までの進行が比較的速く、従来のき裂検査だけでは余寿命予測に限界がある。本技術は、非破壊で計測したタービンの変形情報をもとに、内部の三次元クリープひずみを推定する。これにより、き裂発生前に余寿命を予測することができる。

従来技術・競合技術との比較

数値シミュレーションによりクリープ解析を行う方法もあるが、タービンの温度分布を計測することができないため、推定精度が低い。硬さ試験や表面観察を行う方法もあるが、部材表面しか評価できない。本技術はクリープひずみが発生する複雑な過程を把握する必要なく、室温下の表面変位から3次元クリープひずみを推定する。

新技術の特徴

・3次元クリープひずみを非破壊評価する
・室温下での変形情報から推定可能
・クリープひずみだけでなく、非弾性ひずみであれば推定可能

想定される用途

・発電用タービン翼のクリープひずみの評価
・地震後の塑性ひずみ分布の評価
・製造時の加工に伴うひずみの評価

関連情報

展示品あり

  • 10:30~10:55
  • 材料

2)錯体構造制御で水溶液ミストから窒化物Cu3N薄膜をつくる

工学院大学 先進工学部 応用物理学科 教授 山口 智広

新技術の概要

水溶液ミストを用いるミスト化学気相体積(MCVD)法は低温・低コストで大面積成膜が可能である。本新技術では、錯体構造制御により、銅粉末とアンモニア水にHacacを加える簡便・低コストな前駆体を開発し、高品質なCu3N薄膜の形成を実現した。

従来技術・競合技術との比較

従来の真空法(スパッタやMBE)は高品質なCu3N成長が可能な一方、高コスト・高温・小面積に制約がある。本技術は水溶液ミストと錯体構造制御により、低コスト・低温かつ大面積で高品質薄膜を実現できる点で優位である。

新技術の特徴

・低コストな前駆体設計
・低温・大面積成膜
・錯体構造制御による高品質化

想定される用途

・低温形成トランジスタ+Cu配線
・Cu3N分解を利用した自己形成Cu配線
・太陽電池・高電変換デバイス・センサー材料

関連情報

サンプルあり

  • 11:00~11:25
  • デバイス・装置

3)半導体ベースの真空紫外光源で水銀フリーな社会に貢献

工学院大学 先進工学部 応用物理学科 教授 尾沼 猛儀

新技術の概要

「水銀に関する水俣条約」により、低圧水銀灯の代替光源の開発が進められています。本技術では、ミスト化学気相堆積法により岩塩構造酸化マグネシウム亜鉛半導体をベースとした構造を製作し、低圧水銀灯の輝線を含む185~200 nmの真空紫外域で自由に波長選択可能な光源を開発することを目的としています。

従来技術・競合技術との比較

低圧水銀灯の254 nmはAlGaN系窒化物半導体で代替が進んでいますが、材料限界のため210 nm以下の発光は不可能です。エキシマランプやレーザは、リソグラフィなど特殊な用途に適していますが、発光波長が制限される上に、ガス価格の高騰などの問題があるので、汎用装置としての普及には不利と言えます。

新技術の特徴

・低圧水銀灯の輝線185 nmの代替光源を提案
・環境に優しい半導体材料を採用
・発光効率向上によりカーボンニュートラルへの貢献が期待される

想定される用途

・医療現場や工場、公共エリアの殺菌・消毒
・環境に優しい高度な浄水処理システムへの応用
・半導体製造プロセスにて、より微細な加工や新材料の成膜プロセスへの応用

関連情報

サンプルあり

  • 11:30~11:55
  • 材料

4)高生体親和性のポリ乳酸ヒドロゲルの簡便な作製

工学院大学 先進工学部 応用化学科 教授 松田 靖弘

新技術の概要

生体親和性高分子として知られるポリ乳酸を溶媒に加熱・溶解後に冷却することでゲル化させ、水に浸漬させるだけで、簡便にヒドロゲルを作製できる。溶液の冷却条件を変えるだけでヒドロゲルの構造、物性を制御できる。

従来技術・競合技術との比較

従来技術を用いてポリ乳酸のヒドロゲルを作製する場合、生体親和性が劣る単量体と共重合させたり、ゲルを作製する際の濃度や温度を精密に制御させたりする必要があった。本技術ではポリ乳酸だけを用いて、加熱・冷却と言う簡便な方法でヒドロゲルを作製できる点が特長である。

新技術の特徴

・高い生体親和性を持つヒドロゲルの作製
・簡便なヒドロゲルの作製
・冷却条件による構造・物性の制御

想定される用途

・医療用ゲル材料
・化粧品への応用
・土壌保水ゲル

関連情報

サンプルあり

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

工学院大学 研究推進部
TEL:03-3340-3440 
Mail:sangakuアットマークsc.kogakuin.ac.jp

新技術説明会について

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

TEL:03-5214-7519

Mail:scettアットマークjst.go.jp

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