説明会の
お申込み

熊本大学 新技術説明会【オンライン開催】

日時:2026年09月15日(火) 13:30~15:55

会場:オンライン開催

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、熊本大学

説明会のお申込みはこちら

<お申込み方法・聴講方法>

聴講をご希望される方は、「説明会のお申込みはこちら」よりお申込みください。

申込受付:開催日前日まで

・お申込み完了後、マイページが設定され「事前登録完了のお知らせ」が届きます。
・メールに従いログインIDとパスワードでマイページへのアクセスをご確認ください。
・開催日前日にマイページより聴講用URLをご案内いたします。
・当日はマイページよりご聴講いただけます。

発表内容詳細

  • 13:30~13:55
  • 情報

1)もう迷わない!AIが確信度まで示す送配電線の事故点特定

熊本大学 大学院先端科学研究部(工) 情報・エネルギー部門 准教授 安並 一浩

新技術の概要

一般送配電事業者には、系統事故発生時の復旧作業や事故後巡視のため、迅速かつ正確な事故点の標定(特定)が求められており、従来から事故点標定技術が導入されてきた。本発明は、機械学習の活用により、事故点の標定値とともに、その信頼度を出力できるようにすることで、巡視業務の高度化、効率化を図れるようにした。

従来技術・競合技術との比較

従来技術は、事故点の標定値のみしか出力できないのに対し、本発明は、事故点の存在確率まで把握(出力)することができる。さらに、その事故点の存在確率の統計量(最大値あるいは標準偏差)を利用することで、標定値の誤差分布(信頼度)まで把握(出力)することができる。

新技術の特徴

・推定値(標定値)の確率分布の把握(出力)
・推定値(標定値)の信頼度の把握(出力)

想定される用途

・電力系統の事故点の標定システム

  • 14:00~14:25
  • デバイス・装置

2)3次元実装に向けた低荷重・高密度実装を実現する次世代金属バンプ技術

熊本大学 半導体・デジタル研究教育機構 半導体部門 卓越教授 青柳 昌宏

新技術の概要

本発明では、バンプ形状に星形断面となる柱状、錐状の立体形状を用いることで、加圧力の応力集中が起きやすい尖鋭形状が星形の頂点に沿って形成され、バンプ全体として、従来より低い荷重で塑性変形が可能となるようにすることで、従来より低い温度および低い荷重でバンプ接合を形成できる技術を提供する。

従来技術・競合技術との比較

従来の熱圧着接合に用いる金属バンプの形状は、円柱、角柱、円錐、角錐などシンプルな形状が一般的であった。錐形状のバンプは、柱形状のバンプより、低い荷重で塑性変形することが知られている。本発明では、星形断面となる柱状、錐状の立体形状を用いることで、加圧力の応力集中が起きやすい尖鋭形状が星形の頂点に沿って形成され、バンプ全体として、従来より低い荷重で塑性変形を可能とするものである。

新技術の特徴

・熱圧着接合に用いる微細形状の金属バンプについて、従来より低い荷重で塑性変形させることを可能とするバンプの形状に関する技術
・めっき法による金属バンプで用いられる柱状形状、および、ナノ粒子堆積法による金属バンプで用いられる円錐状形状について、それぞれ星形の断面形状となる星形立体形状を提案
・i線露光装置において、多重露光および近接効果補正シェリフパターン追加などのコントラスト補正技術により、星形立体形状を実現

想定される用途

・様々なICデバイス、MEMSデバイス、センサーデバイスなどのデバイスとパッケージ基板の間を電気接続するフリップチップ実装で用いる金属バンプ
・ICチップを三次元積層する際に積層チップ間の電気接続として用いるTSVと合わせて用いる金属バンプ
・化合物半導体デバイスなどで脆弱な機械特性を持つ場合に低荷重でフリップチップ実装する際に用いる金属バンプ

  • 14:30~14:55
  • 材料

3)混ぜて乾かすだけ!キラル原料不要の円偏光発光材料

熊本大学 大学院先端科学研究部(工) 物質材料・科学部門 助教 猪股 雄介

新技術の概要

本技術では、発光性ランタノイドイオンをキラルな結晶構造中に組み込むことで、円偏光発光(CPL)特性を示すバルク無機結晶を開発した。本結晶は、ランタノイド元素に由来する90%以上の高い発光量子収率を示すとともに、結晶のキラリティに由来するCPL特性を併せもちます。

従来技術・競合技術との比較

従来のCPL材料に多く見られる有機分子や複雑な超分子系とは異なり、シンプルな無機結晶として高効率発光とCPLを両立できる。複雑な合成を必要とせず、簡便な溶媒蒸発法により結晶が得られる。また、顕微鏡観察によって色の違いから左手型・右手型の結晶を容易に識別できる。

新技術の特徴

・無機物でCPLを得ることができる
・簡便な結晶化法
・右手・左手結晶を容易に分別できる

想定される用途

・セキュリティープリント
・3Dディスプレイ
・標準試料

関連情報

・サンプルあり

  • 15:00~15:25
  • 材料

4)熱の流れを"向き"で設計する カーボンナノチューブ銅複合放熱膜

熊本大学 大学院先端科学研究部(工) 物質材料・化学部門 准教授 橋新 剛

新技術の概要

分散液塗布→配向制御→分散媒除去→分散剤除去→金属充填という工程の流れと、高温・高圧不要で高熱伝導率の複合膜が得られる点

従来技術・競合技術との比較

加圧焼結法(550℃以上・30MPa以上)の半導体プロセス不適合と、分散剤残留による熱伝導率低下という2つの課題に対する優位性

新技術の特徴

・高温・高圧の処理が不要で、一般的な半導体プロセスにそのまま適用可能
・電場印加や一軸延伸などによりCNTの配向方向を制御でき、面方向への効率的な熱伝搬を実現
・シミュレーション結果をベースに熱管理可能

想定される用途

・3次元集積回路(積層半導体デバイス)の放熱膜
・パワーデバイスなど高発熱電子部品の熱対策材料
・CNTの配向性を活かした異方性熱伝導シート

関連情報

・サンプルあり

  • 15:30~15:55
  • 材料

5)"非"白金燃料電池触媒の担体間格子整合による高活性化

熊本大学 大学院先端科学研究部(工) 物質材料・科学部門 准教授 大山 順也

新技術の概要

金属と担体の原子配列を整合させることで、扁平形状の高活性金属ナノ粒子触媒を形成する技術である。担体上で金属ナノ粒子の形状および露出面を制御し、アニオン交換膜形燃料電池のアノードにおける水素酸化反応活性を向上させる。白金を用いない、または白金使用量を抑えた高性能電極触媒への展開が期待できる。

従来技術・競合技術との比較

本技術は、単なる材料組成の改良ではなく、金属と担体の格子整合を利用して金属ナノ粒子の形状と露出面を制御する点に特徴がある。これにより、非白金触媒や白金使用量を抑えた触媒でも高活性化を図れる点で、従来技術と異なる。

新技術の特徴

・担体の結晶構造を利用した金属ナノ粒子の形状・露出面制御
・金属酸化物担体と導電性カーボンを組み合わせた電極触媒設計
・アニオン交換膜燃料電池および水電解用の触媒開発

想定される用途

・燃料電池
・水電解
・担持金属ナノ粒子触媒を用いた各種化学プロセス

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

熊本大学 研究開発戦略本部 イノベーション推進部門
TEL:096-342-3145
Mail:liaison アットマークjimu.kumamoto-u.ac.jp

新技術説明会について

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

TEL:03-5214-7519

Mail:scettアットマークjst.go.jp

Go Top