説明会の
お申込み

情報通信研究機構 新技術説明会【オンライン開催】

日時:2026年11月12日(木) 10:00~11:55

会場:オンライン開催

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、情報通信研究機構

説明会のお申込みはこちら

<お申込み方法・聴講方法>

聴講をご希望される方は、「説明会のお申込みはこちら」よりお申込みください。

申込受付:開催日前日まで

・お申込み完了後、マイページが設定され「事前登録完了のお知らせ」が届きます。
・メールに従いログインIDとパスワードでマイページへのアクセスをご確認ください。
・開催日前日にマイページより聴講用URLをご案内いたします。
・当日はマイページよりご聴講いただけます。

発表内容詳細

  • 10:00~10:25
  • 分析

1)空から見て、言葉で教える ~衛星レーダ画像を自然言語で理解する地理空間AI~

情報通信研究機構 AI研究開発推進ユニット AI研究開発デザインイニシアティブ 
イニシアティブ長 小野 文枝

新技術の概要

人工衛星などのSAR(合成開口レーダ)が取得した地表や上空の観測データをもとに、周囲との関係や情報の信頼性を分析し、その場所の特徴をわかりやすい文章として表現します。AIが利用目的に応じて説明を最適化することで、専門家でなくても理解しやすい地理空間情報を提供できる技術です。

従来技術・競合技術との比較

従来は、センサから得られる観測データを面的・領域的に解析することが中心で、個々の地点の状態や判断根拠を示すことが困難でした。本技術は、観測点ごとの物理的特徴を意味情報に変換し、信頼度と根拠を伴う地点単位の定量的な判断を可能にします。

新技術の特徴

・様々なセンサデータ(レーダやLiDARなどの観測データ)を地点・測定点単位で解析し、対象物の特徴をより細かい単位で抽出できる
・専門的な知識が必要な散乱・反射・形状など、測定点の物理的特徴を、「平坦」「異常」「通行可能」など、人やAIが利用できる意味情報へ変換できる
・単なる分類ではなく、物理的な根拠や信頼度を付けて定量的な判断を提示できる

想定される用途

・被災地点ごとの浸水や土砂崩れ、また道路状況などを判定し、救助ルートや活動可能地点を具体的に提示
・農地や森林の状態を地点単位で意味付けし、農作物の生育異常や倒伏、森林の湿潤状態等、その土地の状態変化などの把握に活用
・センサによる周辺環境のデータを意味情報へ変換し、「走行可能」「進入危険」「着陸可能」など、ロボット等機械の行動判断に活用

関連情報

デモあり

  • 10:30~10:55
  • 情報

2)海面変動と船舶の音紋分析で不審船の接近を察知

情報通信研究機構 レジリエントICT研究センター サステナブルICTシステム研究室 
副室長 西村 竜一

新技術の概要

GPS搭載ブイにより海面変動を捉えて無線伝送する技術、岸壁等から海中に垂らした水中マイクにより港湾内を航行する船から出る音紋を学習し、日常的に往来している船種を同定する技術、及び許可を受けている船舶を識別するためのLPWA(低消費電力広域無線)による簡易AIS(船舶自動識別装置)の技術の3つを組み合わせて不審船を検出します。

従来技術・競合技術との比較

カメラ(固定、赤外、成層圏通信プラットフォーム、低軌道衛星等)を利用する手法が多いのに対し、本手法はカメラを利用していません。海面変動と音紋分析を併用することで、カメラの使用が不利となる環境条件下(夜間、降雨、霧、障害物等)においても不審船の検出が可能となります。

新技術の特徴

・ブイの上下動をGPSで監視し、その時系列的な変化パターンに基づき、それが風と航跡波のどちらに由来するものかを判別できます
・水中マイクロホンで取得される船舶の音紋に基づき、船種(大型船、小型漁船、旅客高速船等)をAIで判別できます
・上記の特徴を組み合わせ、「あらゆる船を検出(航跡波)⇒ 一般船舶を除外(音紋)⇒ 指定した船舶を除外(簡易AIS)⇒ 残りを不審船」という多段判定により不審船が検出できます

想定される用途

・不審船の監視(自律型・遠隔操作型無人潜水機含む)
・局地的な波浪観測(GPSによるブイの上下動監視)
・沿岸部にある養殖筏付近での密漁防止・抑止

関連情報

サンプルあり

  • 11:00~11:25
  • 計測

3)室内カメラで捉えたモビリティの測位システム~モビリティがカメラの死角に入っても回避行動で判別~

情報通信研究機構 ネットワーク研究所 ワイヤレスネットワーク研究センター
ワイヤレスシステム研究室 主任研究員 表 昌佑

新技術の概要

カメラを搭載した複数の屋内型電子カーブミラーの画像情報を活用し、自動走行車いす等のモビリティの安全な走行を支援する技術です。識別処理サーバが間違いやすいモビリティ同士を、その移動や灯火の情報を利用して正確に識別し、誤識別や測位誤差の課題を解決した高精度屋内測位システムを実現します。

従来技術・競合技術との比較

屋内環境ではGPSが利用できず、LiDAR等の測位センサや無線通信による三角測位が用いられていますが、周辺環境の変化やセンサの誤動作、誤差の累積により測位精度が低下する課題があります。提案技術は、複数カメラの画像情報を活用してモビリティの位置を推定することで、これらの課題を低減し、位置推定センサを搭載しないモビリティにも適用可能な高精度屋内測位を実現します。

新技術の特徴

・複数カメラの画像情報を活用した高精度な位置推定
・センサ誤差および累積誤差の抑制による安定運用
・既存カメラを活用したセンサ非搭載モビリティへの適用

想定される用途

・倉庫内の搬送車両(無人搬送車、自律移動ロボットなど)の管理
・工場内設備・移動体の位置追跡や作業員とモビリティの接触防止
・デジタルツイン向け位置情報基盤

  • 11:30~11:55
  • 計測

4)海底下の埋設物を検知する電波を用いたセンシング技術

情報通信研究機構 ネットワーク研究所 ワイヤレスネットワーク研究センター
ワイヤレスシステム研究室 研究マネージャー 松田 隆志

新技術の概要

この技術は、海水中から電波を用いて海底下の埋設物を非接触で探査する技術です。海水の導電率や比誘電率、水深等をセンサで計測し、その情報に基づき海水の状態変化に応じて探査計算を自動的に調整することで、海水環境の変化による探査精度の低下を抑制し、高精度かつ安定した埋設物位置推定を実現します。

従来技術・競合技術との比較

従来技術は海水の導電率や誘電率の変化により受信信号が変動し、探査精度が低下する課題がありました。本技術は環境センサ情報を用いて探査モデルをリアルタイム補正することで、環境変動下でも高精度な位置推定を実現し、誤差を大幅に低減します。

新技術の特徴

・海底面に接触しない非接触探査
・スパース推定による高精度な位置特定
・環境変化に応じたリアルタイム補正

想定される用途

・海洋土木・資源調査
・海底インフラの保守点検
・考古学・文化財調査

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

情報通信研究機構 イノベーションハブユニット 知財活用推進室
TEL:042-327-6950 
Mail:ippoアットマークml.nict.go.jp

新技術説明会について

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

TEL:03-5214-7519

Mail:scettアットマークjst.go.jp

Go Top