他開催予定の説明会
10/19(火)pm
アグリビジネス 新技術説明会
   

【オンライン開催】ものづくり技術 新技術説明会
【日時】2021年08月31日(火) 10:00~14:25【会場】オンライン開催
【参加費】無料(事前申込み制)
【主催】科学技術振興機構、上智大学、中央大学、東洋大学、中京大学

令和3年度新技術説明会は、オンライン開催を実施いたします。聴講をご希望される方は、本枠内下部のリンクよりお申し込みください。 接続方法のお問い合わせは受付けておりませんので予めご了承ください。
各発表終了後、Zoomミーティングにて技術相談・質問ルームを実施いたします。ぜひご利用ください。 連携についてのお問い合わせにつきましては、Webサイトの「お問い合わせ」に記載の研究機関窓口へ直接お問い合わせいただけますようよろしくお願いいたします。

※お申込みはこちらから→ 新技術説明会に参加する
  申込受付:開催日前日の正午まで
  聴講の運用方法が変更となりました。聴講用URLは開催日の前日にご登録いただいたメールアドレスにお送りします。

 (定員に達した場合は参加申込を終了いたします。あらかじめご了承ください)

発表内容詳細

創薬
1) 立体構造情報を活用したDNAものづくり ―医薬品からナノマテリアルまで―

上智大学 理工学部 物質生命理工学科 准教授 近藤 次郎
https://jkondo.wixsite.com/sophia-biophysics

【新技術の概要】

DNAやRNAといった核酸分子の立体構造をX線結晶解析法で観察し、その結果に基づいてデザインすることによって、核酸医薬品(治療薬、診断薬)やDNAナノマテリアル(DNA-銀ナノワイヤー、蛍光性DNA-銀ナノクラスター)を開発する技術である。

【従来技術・競合技術との比較】

DNAはAとT、GとCが塩基対を形成しやすいという塩基対相補性を有しているため、一般的には「塩基配列」という一次元情報に基づいて核酸医薬品やDNAナノマテリアル(DNAオリガミなど)がデザインされている。本技術は、X線結晶解析によって得られる「立体構造」から分子デザインを行う点が既存の技術と異なる。

【新技術の特徴】

・特定の立体構造を形成することで機能を発現するDNAやRNAをデザインできる。
・単純な二重らせん構造ではなく、より複雑な立体構造をもつDNAやRNAをデザインできる。
・金属や低分子リガンドなどと融合させたDNAやRNAをデザインできる。

【想定される用途】

・核酸医薬品
・RNA検出キット(診断薬)
・ナノテクノロジー

アグリ・バイオ
2) 培養神経回路のシングルセル解析用マイクロデバイス

中央大学 理工学部 電気電子情報通信工学科 助教 吉田 昭太郎
https://yoshidalab.r.chuo-u.ac.jp/

【新技術の概要】

神経系の細胞を1細胞ずつ形態制御しながら培養可能な可動式マイクロアレイデバイスと、神経活動を計測するマイクロ電極システムを統合したシングル解析用マイクロデバイスを開発している。
従来は培養後に動かせなかった神経細胞を単一細胞ごとに任意の場所に再配置して神経回路を構築し、電気的・光学的解析が可能である。

【従来技術・競合技術との比較】

細胞接着性マイクロパターンアレイを用いて一細胞を単離する従来技術においては、神経細胞の位置を培養中に変更することが出来なかった。本技術ではシングルセルごとに神経系の細胞の位置を変更可能であり、細胞間位置関係を変えて回路を構築する、センサに近づけるなどこれまでに無い細胞操作が可能になる。

【新技術の特徴】

・培養中の位置変更が可能な神経細胞培養用マイクロアレイ
・シングルセルレベルの神経回路構築
・電気的・電気化学的センサとしてのマイクロ電極

【想定される用途】

・神経系の細胞間相互作用の解析
・神経回路に対する薬理作用の解析
・神経細胞の分化・生存・伸長・シナプス形成と除去・損傷と回復に関するアッセイ

計測
3) 「機械・人間・感性をつなぐ統合的動力学解析」で見つけるものづくりの新たな可能性

上智大学 理工学部 機能創造理工学科 教授 竹原 昭一郎
http://pweb.sophia.ac.jp/takeha-labo/

【新技術の概要】

人が使用する製品に対する「良い・悪い」などの感性を人間の行動から推測し、製品の開発に取り入れる方法、さらにその効果をマルチボディ・ダイナミクスを用いた力学シミュレーションで確認する技術

【従来技術・競合技術との比較】

人が使用する製品に対する官能評価、その製品の動作などの計測分析、コンピューターを用いた数値シミュレーションを総合的に分析する点が異なる

【新技術の特徴】

・感性工学を用いた好みの分析
・人間の動作解析
・マルチボディダイナミクスを用いた詳細モデルの数値シミュレーションによる検討

【想定される用途】

・開発の方向性の明確化
・新機能の効果の見える化

環境
4) 低濃度のりん除去または高純度のリン酸回収を可能にする多孔質構造を持ったりん吸着膜

中央大学 理工学部 人間総合理工学科 教授 山村 寛
http://yamamura.waterblue.ws

【新技術の概要】

排水中には1mg/L程度のりんが含まれており、湖沼や閉鎖性水域において、有毒な藻類を発生させることから、0.01 mg/L程度まで除去することが求められている。一方で、日本で必要とされるりんのほぼ全量を輸入に依存しており、安全保障の面からりんの確保が重要とされる。本研究で開発した膜は、膜でろ過するだけで、排水中のりんのほとんどを除去できるとともに、高純度のりんを回収できる、簡便性と効率性に優れた材料である。

【従来技術・競合技術との比較】

カルシウム、アンモニア等とリン酸とを反応させることで、リン酸カルシウム等の結晶を作成できる。これらの技術をMAP、HAPと呼ばれているが、装置が大きく、煩雑な操作が必要となるため、実用化に至っていない。

【新技術の特徴】

・1 mg/Lのリンを0にできる
・純度99%以上のリン酸溶液を回収できる
・透水性能1m3/m2/日でろ過できる

【想定される用途】

・下水処理水からのリン除去
・汚泥からのリン回収
・工場排水からのリン再利用

【関連情報】

・サンプルあり (連携希望企業等からの要望があれば提供できる)
・デモあり
・展示品あり

医療・福祉
5) リンク機構を利用した段差乗越え補助キャスター

東洋大学 理工学部 機械工学科 准教授 横田 祥
https://www.toyo.ac.jp/prof/sce/dmec/14059/

【新技術の概要】

本キャスターは、4節リンク機構の原理を利用し、主車輪と副車輪をリンクで連結した構造により、段差進入時に主車輪が段差から受ける前後方向の衝突力を、副車輪が段差を押し付ける力に変換かつ倍力します。これにより小さな力でスムーズに車いすが段差を乗越えることを可能となります。

【従来技術・競合技術との比較】

本キャスターは、段差踏力を構造的に支持することで、従来のリンク機構を利用したキャスタと比較して半分の力で乗越えが可能です。また、電源を利用した従来方式に対し、電源レスの完全メカニカル構造で、キャスタの首振りを抑制し斜めからの段差乗越えも可能となります。

【新技術の特徴】

・リンク構造を利用し、段差衝突時の前後方向(進行方向)の力を、縦方向の乗越えに必要な力に変換できる
・力の方向(前後方向から縦方向)だけでなく、同時に倍力できる
・斜めからの段差進入で首振りを抑制し、斜めからの段差乗越えも可能

【想定される用途】

・車いす用前輪キャスタ
・荷物運搬台車用キャスタ
・既存のキャスタとの置き換え

材料
6) 環境にやさしい手法で合成する抗菌・抗ウイルス、リン吸着機能を有する環境調和型材料

中京大学 工学部 機械システム工学科 教授 野浪 亨
https://nonamilab.com/

【新技術の概要】

生物模倣プロセス、生物由来材料を用いた環境にやさしいプロセスで製造できる材料を提案する。たとえば、①暗所でも効果のある抗菌・抗ウイルス光触媒材料や、②排水などの溶液中のリンを吸着する天然のセラミックス材料、③炭素固定化や水質浄化に貢献する炭素化材料。

【従来技術・競合技術との比較】

①従来の光触媒材料は強い光がないと機能しないが新材料は暗所や蛍光灯程度の紫外線でも機能する。②下水処理施設等に流入したリンは約1割程度しか回収できていないが、新技術ではさまざまな阻害要因を排し天然材料によるリン吸着をめざす。③炭化工程を改善した吸着能に優れた炭素化材料。

【新技術の特徴】

・光触媒とアパタイト複合材料(抗菌、抗ウイルスに効果が期待でき暗所でも効果がある環境保全材料)
・溶液中のリンを吸着する天然ケイ酸カルシウムナトリウム(水質浄化と資源の再活用に効果のあるセラミックス)
・竹炭を混合したブロック(炭素固定化と水質浄化が期待できる材料)

【想定される用途】

・抗菌・抗ウイルス材料
・リン資源の活用
・二酸化炭素削減と水質浄化

分析
7) 表面増強ラマン分光法を役立ててみませんか

東洋大学 生命科学部 生命科学科 教授 竹井 弘之
http://www3.toyo.ac.jp/~st20200461/

【新技術の概要】

表面増強ラマン分光法(SERS)とは、通常のラマン分光法では測定できない微量、低濃度サンプルの同定に適している分析手法です。我々はSERS法の普及を目指して、低価格かつ高性能のSERS基板の開発を目指してきました。液体サンプルのみならず、吸着物質の直接分析に適したオリジナル形状のSERS基板も提供できます。

【従来技術・競合技術との比較】

市販されているSERS基板と比較評価した結果、同等以上の感度を有していることが判明しました(エビデンス提供可能)。特に、揮発性硫黄含有分子に対する感度に優れております。SERS法の利用にご興味がある場合は、特定対象物の測定を無償にて試みさせて頂きます。

【新技術の特徴】

・利用者の利便性を考慮
・特定用途へのカスタマイジングが可能
・リスクフリーのお試し

【想定される用途】

・食品添加物の評価
・揮発性硫黄含有分子の検出
・汚染物質の検出
<連携・ライセンスについてのお問い合せ先>

上智大学 研究推進センター

TEL:03-3238-3173 FAX:03-3238-4116
Mail:g_rant-coアットマークsophia.ac.jp
URL:https://www.sophia.ac.jp/

中央大学 研究推進支援本部

TEL:03-3817-1674 FAX:03-3817-1677
Mail:ksanren-grpアットマークg.chuo-u.ac.jp
URL:http://www.chuo-u.ac.jp/research/industry_ag/clip/

東洋大学 研究推進部 産官学連携推進課

TEL:03-3945-7564 FAX: 03-3945-7906
Mail:ml-chizaiアットマークtoyo.jp
URL:https://www.toyo.ac.jp/research/industry-government/ciit/

中京大学 研究推進部 研究支援課 産学連携係

TEL:052-835-8068 FAX:052-835-8042
Mail:liaisonアットマークml.chukyo-u.ac.jp
URL:https://www.chukyo-u.ac.jp/research_2/liaison/