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日本大学 新技術説明会【オンライン開催】

日時:2021年12月21日(火) 09:55~14:55

会場:オンライン開催

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、日本大学

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発表内容詳細

  • 09:55~10:00

開会挨拶

日本大学本部 研究推進部 部長 中島 正博

  • 10:00~10:25
  • 通信

1)4つのキーのみでかな文字入力を可能とする文字入力方式

日本大学 生産工学部 数理情報工学科 教授 中村 喜宏

http://hci-lab.su.cit.nihon-u.ac.jp/homepage/

新技術の概要

キーの数を2×2の4つに限定したソフトウェアキーボードで、タッチダウンキーから隣接キーへのスライドで入力可能な文字群を切り替えることにより,わずか4つのキーで60文字の入力が可能であり,またスライドとフリックを組み合わせた1ストロークで1文字を入力することができ、高い入力性能を有する。

従来技術・競合技術との比較

従来技術は,少ないものでも12個程度のキーを必要とするが,本技術はキーの数を4個と格段に少なくすることにより、使用者による入力ミスを抑制しつつ入力部を小型化し、使用者による入力速度を向上させ、入力に伴う使用者の疲労を抑制し、入力部が表示の妨げになってしまうことを抑制することができる。

新技術の特徴

・わずか4つのキーで最大60文字の打ち分けが可能
・ワンストロークで1文字を入力可能であるため,ミス入力が少なく入力速度が早い
・1つのキーの大きさが5×5ミリ角となっても十分な入力性能を持ち、入力部の小型化が可能

想定される用途

・スマートウォッチ等のウェアラブルデバイス、スマート家電
・システムメンテナンスの際のコマンド入力など、入力画面が大きく取れない装置
・入力環境の省スペース化が求められるシーン

関連情報

・デモあり
・展示品あり

  • 10:30~10:55
  • 分析

2)測定溶液に非接触の参照電極による作用電極の電位制御

日本大学 生産工学部 応用分子化学科 准教授 齊藤 和憲

https://kenkyu-web.cin.nihon-u.ac.jp/Profiles/45/0004484/profile.html

新技術の概要

測定溶液内の作用電極の電位を制御するには、溶液内に参照電極を浸漬するか、または、参照電極を別の容器に浸漬して塩橋、隔膜などの液洛を介して行う。本技術は、溶液内の作用電極の電位を、液絡を介していない別の電解槽の溶液に浸漬した参照電極により制御するものである。

従来技術・競合技術との比較

従来の電気化学測定における作用電極の電位制御では、参照電極や、塩橋、隔膜などの液絡が正常に機能する条件下という制限があった。本技術はこれらの制限を超えた測定を可能にし、高温・高圧下や微小空間などの特殊な環境での電気化学測定への応用が期待される。

新技術の特徴

・測定溶液に参照電極を浸漬しない電気化学測定方法
・塩橋、隔膜などの液絡を用いない電気化学測定方法

想定される用途

・塩橋、隔膜などの液絡の使用が困難な電気化学測定
・高温・高圧下または微小空間における電気化学測定
・電気化学測定装置の小型化

  • 11:00~11:25
  • 計測

3)高分解能、低コスト超高速位相変調信号の品質評価法

日本大学 理工学部 電子工学科 教授 大谷 昭仁

http://mail.ecs.cst.nihon-u.ac.jp/~otani-opt/

新技術の概要

本新技術は、アンダーサンプリング技術、ソフトウエアトリガリング技術、位相回転量検出技術を組み合わせて、QPSK位相変調信号のEVMから信号品質を高精度に低コストで測定する技術であり、従来技術で測定が困難であったミリ波帯無線信号の品質評価にも対応可能であるという特長を持つ。

従来技術・競合技術との比較

従来技術では、リアルタイムサンプリング法をもとに無線信号の波形をオーバサンプリングし、その波形から信号品質を評価する方法が用いられてきた。しかしながら、この方法ではADCのサンプリングレートで、測定限界周波数が決定されてしまうことから、ミリ波帯のキャリア周波数を用いる5G、6G等の高周波無線信号の評価そのものが不可能とされてきた。

新技術の特徴

・波形の時間軸を拡大するため、キャリア周波数の高低にかかわらず測定可能
・低サンプリングレートのADCを使用し、低コスト、高精度な測定を実現
・ソフトウエア処理により位相雑音に対して、安定な測定を実現

想定される用途

・5G、6G等の超高速QPSK無線信号の伝送信号品質評価

関連情報

・デモあり

  • 11:30~11:55
  • 通信

4)安価で簡易的な無線通信機器の受信評価環境について

日本大学 短期大学部(船橋校舎) ものづくり・サイエンス総合学科  教授 小林 一彦

新技術の概要

無線通信機器の受信評価環境を実験机上に構築するために安価で小型な電波暗箱に求め、実用上評価可能な環境を電波暗箱内に設置している電波吸収体の一部の配置を変更することで、簡易的な受信評価環境の実現を可能とする技術。尚、この技術は、シミュレーションにより効果が確認されている。

従来技術・競合技術との比較

これまで電波を発しての無線通信機器の評価環境は、一般的に電波暗室であった。この電波暗室は、非常に高価である。本新技術では、この評価環境を低コストで容易に評価環境を実験机上に構築できる電波案箱を選択し、その課題を解決することで無線通信機器の受信評価のための安価で簡易的な評価環境を提供する。

新技術の特徴

・小型で広帯域である簡易的な受信評価環境の提供
・実験机上で、既存の無線通信からの影響なく受信評価が可能
・実験机上で、特性改善の有無を容易に確認が可能

想定される用途

・無線通信機器の受信特性評価

  • 13:00~13:25
  • 計測

5)低コスト位相雑音評価法

日本大学 理工学部 電子工学科 准教授 今池 健

新技術の概要

発振器の周波数安定度を評価する指標の一つである位相雑音について、発振器出力を直接AD変換器でサンプリングし、その後の処理を全てディジタル演算で行うことで高精度な位相雑音計測を低コストで実現する。

従来技術・競合技術との比較

従来、高精度位相雑音の測定では被測定発振器のほかに2つのPLL(位相同期)回路または、2つの基準発振器が必要であった。本技術では、被測定発振器の信号のみで位相雑音測定が可能となり、位相雑音測定器の低コスト化が実現可能である。

新技術の特徴

・精密位相雑音計測が可能
・周期波形の位相や回転数の揺らぎ測定が可能

想定される用途

・位相雑音計測
・瞬時周波数計測

  • 13:30~13:55
  • 創薬

6)非肥満型高血糖発症非ヒト哺乳動物の作製方法

日本大学 医学部 医学科 小児科学 准教授 長野 伸彦

http://www.nichidai-ped.com/

新技術の概要

子宮内虚血操作により低出生体重の産仔マウスが出生し、離乳後普通食で、成獣期に低体重にも関わらず高血糖を発症する動物モデルを初めて開発に成功した。本発明の動物モデルを用いれば、子宮内で低栄養に曝露されその環境に適合するための体質変化とその後の糖尿病の発症を基礎実験で解析することが可能となる。

従来技術・競合技術との比較

従来技術には、母親マウスの栄養制限型モデルや遺伝子組み換え型モデルが存在するが、実臨床には程遠い。本発明モデルは実臨床に近く、更に成獣期まで観察を行い、成獣期に高血糖を呈することを証明している。現段階では、明らかな競合技術はない。

新技術の特徴

・ヒトの実臨床に近い動物モデル(子宮内虚血モデル)
・DOHaD説を基礎実験で解析することが可能
・低出生体重児-非肥満型糖尿病の病態メカニズムを解明することが可能

想定される用途

・低出生体重児-非肥満型糖尿病の病態メカニズム解明
・低出生体重児-非肥満型糖尿病の新たな予防法の開発
・低出生体重児-非肥満型糖尿病の新たな治療法の開発

関連情報

・サンプルあり

  • 14:00~14:25
  • 創薬

7)ヒトマスト細胞活性化阻害をターゲットとしたアレルギー性疾患(アトピー性皮膚炎等)の新規治療薬

日本大学 医学部 医学教育センター 准教授 岡山 吉道

新技術の概要

高親和性IgE受容体 FceRIb鎖のITAMのチロシン残基をリン酸化させたペプチドを細胞膜透過性ペプチドと結合させ、ヒトマスト細胞に導入すると、IgE依存性のヒトマスト細胞の活性化をほぼ完全に抑制した。 このペプチドはアレルギー疾患の新規治療薬となりうる。特に、軟膏、点眼、点鼻、吸入といった局所投与での効果が期待できる。

従来技術・競合技術との比較

高親和性IgE受容体FceRIb鎖はマスト細胞と好塩基球にしか発現しておらず、しかも、ヒトのアレルギー疾患の病変部でのFceRIb鎖は発現増強しており、FceRIb鎖を治療標的としているため副作用の危険性が低いと考えられる。

新技術の特徴

・アレルギー性疾患の中心細胞である、マスト細胞と好塩基球を標的としたアレルギー性疾患治療薬。
・マスト細胞と好塩基球のIgE依存性の活性化をダイレクトに抑制する。
・ペプチド治療薬である。

想定される用途

・花粉症の点鼻薬、点眼薬
・アトピー性皮膚炎の軟膏薬
・気管支喘息の吸入薬

  • 14:30~14:55
  • 医療・福祉

8)数理物理学に基づいた神経突起変性の評価方法の提案

日本大学 文理学部 生命科学科  教授 斎藤 稔

http://biosci.chs.nihon-u.ac.jp/

新技術の概要

複素解析の分野で研究されているレヴナー方程式における駆動関数の特性から、神経突起形態を定量的に表すことを試みる。そして、ヒトiPS細胞から得られた神経突起に対して求めた物理量を、正常あるいは異常な神経突起と比較することにより、神経突起の変性状態を評価することを試みる。

従来技術・競合技術との比較

従来、神経突起の長さや分岐の数、あるいはスパイン(神経突起から突き出ているトゲ状の小区間)の形や数が、神経細胞の変性状態を評価するための指標とされてきた。一方、本技術では、神経突起の形態から数理物理学的手法を用いて得られた物理量を指標とすることにより、簡便かつ迅速にその変性状態を評価することができる。

新技術の特徴

・数理物理学的手法を用いることにより、神経突起形態を定量化できる。
・簡便かつ迅速に神経突起の変性状態を評価できる。
・ヒトiPS細胞を用いることにより、個々人における神経変性疾患の薬理効果やリスクの評価ができる。

想定される用途

・神経突起の変性状態の評価
・神経変性疾患に対する薬理効果の評価
・神経変性疾患のリスクの評価

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

日本大学 研究推進部 知財課
TEL:03-5275-8139
Mail:nubic アットマークnihon-u.ac.jp
URL:https://www.nubic.jp/

新技術説明会について

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

TEL:03-5214-7519 Fax:03-5214-8399

Mail:scettアットマークjst.go.jp

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