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新潟大学、新潟薬科大学 新技術説明会【オンライン開催】

日時:2023年11月07日(火) 13:30~15:55

会場:オンライン開催

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、新潟大学、新潟薬科大学

発表内容詳細

  • 13:30~13:55
  • 医療・福祉

1)エクソソーム治療開発経験から生まれたバイオマーカー

発表資料 プレゼン動画

新潟大学 大学院医歯学総合研究科 消化器内科学分野 未来医療研究開発センター(F-EDC) 准教授 土屋 淳紀

https://www.med.niigata-u.ac.jp/in3/about/tuchiya.html

新技術の概要

我々は、これまで、間葉系幹細胞のエクソソーム(細胞外小胞)を用いたマクロファージをターゲットとした肝硬変の線維化改善治療法開発に取り組んでいる。この課程で得た、エクソソームの解析経験を生かし、プロテオミクス、miRNA解析などから新たなバイオマーカーの探索を行い今回fibulin-4という新たな線維化マーカー候補を発見し、解析した。

従来技術・競合技術との比較

血清そのものから、探索するものではなく、エクソソームから探索するもので有りその疾患特異性がより強くなる可能性がある。探索の過程で、がん研究会植田幸嗣先生より、血中のエクソソームを簡便に抽出、解析しており、様々なマーカー候補が今後も見つかる可能性がある。

新技術の特徴

・エクソソームをターゲットとしている
・血中のエクソソームを簡便に抽出、解析しており、様々なマーカー候補が今後も見つかる可能性がある
・ELISAを工夫する事で血液からのエクソソームの定量を可能とした

想定される用途

・今回のマーカーはより強固な肝線維化ができる際のマーカーとして可能性があり、従来の炎症反映してしまうマーカーとは異なる可能性がある
・今後も多くのバイオマーカーを効率よく探せる可能性がある
・エクソソームをより効率よく測定する技術開発を行えれば様々な疾患で、今までにないマーカーの開発が行える可能性がある

  • 14:00~14:25
  • 分析

2)蛍光分光法を用いた大豆イソフラボン量の簡易推定法

発表資料 プレゼン動画

新潟大学 農学部 農学科 流域環境学プログラム 助教 斎藤 嘉人

https://researchmap.jp/yoshito.saito

新技術の概要

大豆の粉末試料について、励起波長・蛍光波長・蛍光強度からなる励起蛍光マトリクス(Excitation emission matrix: EEM)を測定し、事前にHPLCにより計測した実測値で検量線を作成する。それに基づき新たな試料のイソフラボン含有量の推定を行う。

従来技術・競合技術との比較

イソフラボン含有量の簡易推定装置は市販化されていない。既存技術との比較として近赤外分光法によりスペクトルを計測し同様の手法で検量線を作成したところ、スクリーニング基準を下回る結果となり、蛍光分光法の有用性が示唆された。

新技術の特徴

・検量線作成後はHPLCによる計測が不要となる
・自家蛍光を持つ対象物すべてに対し応用可能
・推定したい化学成分の分だけ検量線を作成可能

想定される用途

・大豆をはじめとした豆類の簡便な品質スクリーニング
・大豆を原材料とする食品(豆腐,味噌,納豆など)の品質予測
・豆類以外の食品および薬品等の品質検査および出荷前検品

  • 14:30~14:55
  • 環境

3)電子産業廃水の省エネ・無害化処理を可能にする新規メタン生成菌

発表資料 プレゼン動画

新潟薬科大学 応用生命科学部 応用生命科学科 環境微生物学研究室 准教授 井口 晃徳

https://www.nupals.ac.jp/lab/hakkou/

新技術の概要

半導体製造等の電子産業分野から排出される廃水に含まれ、毒物に指定されている水酸化テトラメチルアンモニウム (TMAH) を分解可能なメタン生成菌を活用し、嫌気処理の早期立ち上げと安定的なTMAH分解を可能にする技術。本菌株は常温条件 (20℃程度) でも活性を有することから、従来のメタン発酵に必要な、加温のためのエネルギーを大幅に削減できる。

従来技術・競合技術との比較

TMAHは、物理化学処理、好気性処理により処理される事が一般的であるが、本技術は、単離したTMAH分解メタン生成菌を植種源とした嫌気処理を行う事で、TMAHの分解・無害化、メタンエネルギー回収による創エネ化、常温嫌気処理による省エネ化を図ることが出来る。

新技術の特徴

・TMAH含有廃液の嫌気処理、その立ち上げの早期化、安定化
・常温 (20℃程度) でもメタン発酵による処理が可能
・TMAH汚染環境(土壌、地下水)のバイオレメディエーションへの活用

想定される用途

・電子産業工程で排出される廃水、廃液処理
・TMAH汚染環境(土壌、地下水)のバイオレメディエーション
・TMAHの脱メチル化(酵素の活用による工業プロセスへの応用など)

  • 15:00~15:25
  • 医療・福祉

4)組織切片画像を基にした広視野高解像度3次元再構築法

発表資料 プレゼン動画

新潟大学 大学院医歯学総合研究科 分子細胞医学専攻 准教授 三上 剛和

https://www.med.niigata-u.ac.jp/an3/

新技術の概要

本技術は、組織切片の2次元画像から組織3次元構造を再構築するものです。マウス肺の全体像から1細胞レベルまでを可視化することのできる広視野高解像度3次元画像を構築することができます。

従来技術・競合技術との比較

従来の顕微鏡やCTなどによる組織3次元解析では、組織全体像を捉えることのできるものは、解像度が低く、1細胞レベルの局在を捉えることが困難でした。また、高解像度顕微鏡では、組織全体像を捉えることが困難でした。本技術は両者のギャップを埋めることができます。

新技術の特徴

・広視野高解像度な3次元画像を構築することができます。
・パラフィン包埋サンプルや透明化サンプルなど、様々なサンプルに対応できます。
・標的とする細胞や構造の定量解析ができます。

想定される用途

・各種病態の評価
・細胞—組織間相互作用解析
・組織発生解析

関連情報

・デモあり

  • 15:30~15:55
  • アグリ・バイオ

5)土壌中における機能を模倣した生理活性リグニン分解物の効率生産

発表資料

新潟大学 農学部 農学科 応用生命科学プログラム 准教授 三亀 啓吾

https://www.agr.niigata-u.ac.jp/teachers/265

新技術の概要

リグニンは、高分子ポリフェノールに分類されるが、ほとんど生理活性を示さない。しかし、土壌中で生分解され様々な機能を発現している。本研究では、土壌中のリグニンの構造を模倣した精密分解により、リグニン由来生理活性物質の効率生産を行っている。

従来技術・競合技術との比較

リグニンは、分解過程で非常に複雑な構造となり、燃焼による熱エネルギー利用の以外はほとんど利用されていない。 リグニン酸化分解物であるバニリンは、香料として利用されている。

新技術の特徴

・フラボノイド以上の生理活性を示すリグニン分解物の効率生産
・高分子量生理活性物質
・天然由来紫外線吸収剤

想定される用途

・医薬品原料
・機能性食品、サプリメント
・紫外線吸収剤

関連情報

・サンプルあり

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

新潟大学 社会連携推進機構
TEL:025-262-7554
Mail:onestop アットマークadm.niigata-u.ac.jp
URL:https://www.ircp.niigata-u.ac.jp/

新潟薬科大学 産官学連携推進センター
TEL:0250-25-5396
Mail:liaison アットマークnupals.ac.jp
URL:https://www.nupals.ac.jp/liaison/

新技術説明会について

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

TEL:03-5214-7519

Mail:scettアットマークjst.go.jp

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