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日本原子力研究開発機構 新技術説明会【オンライン開催】

日時:2024年06月04日(火) 10:00~11:55

会場:オンライン開催

参加費:無料

主催:科学技術振興機構、日本原子力研究開発機構

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発表内容詳細

  • 10:00~10:25
  • デバイス・装置

1)空気を通すだけ ~スーパースポットクーラーで冷却課題を解決~

日本原子力研究開発機構 原子力科学研究所 NXR開発センター センター長 呉田 昌俊

新技術の概要

本技術に係るボルテックスチューブは、管内に螺旋状フィンが配された構造を有し、螺旋状フィンによって管内に発生する旋回流の乱流構造を変化させるため、よりコンパクトな短い管でも冷却効率を向上させることが可能です。

従来技術・競合技術との比較

従来のボルテックスチューブは、管の長さが管内径の25倍程度で最高性能を発揮するものでしたが、螺旋状フィンを内蔵した本技術では、管内径の10倍の長さでも十分に高い冷却性能を発揮できるため、従来のボルテックスチューブの半分の長さのコンパクトなボルテックスチューブを最適化して提供可能です。

新技術の特徴

・螺旋状フィンの内蔵により、短管でも冷却性能アップ
・同サイズの従来型のボルテックスチューブより冷却性能を24%アップ
・樹脂3Dプリンター製は軽くて柔軟に最適化可能

想定される用途

・金属加工切削時の加工品やチップの温度上昇を防止
・高付加価値化された制御盤の冷却
・断熱容器内に入れた製品や食品等の冷凍や冷却

関連情報

・サンプルあり

  • 10:30~10:55
  • 計測

2)α線がん治療薬分析装置-薬剤の損失と被ばくリスクを低減化-

日本原子力研究開発機構 原子力基礎工学研究センター 原子力センシング研究グループ 
研究主幹 瀬川 麻里子

新技術の概要

α線を放出する放射性同位体を利用したがん新療法に注目が集まっている。新療法の実用化には、半減期が数時間と短い放射性同位体を無駄に損失することなく、迅速に分析する技術が極めて有効である。今回、生成量と化学形を短時間で同時分析する技術を確立し、高感度のα線分析装置を開発した。

従来技術・競合技術との比較

国内外でα線放出核種の生成量・化学形同時分析技術を製品化した例はない。従来技術では、生成量と化学形はそれぞれ別の装置を用いて測定されていた。これに対し、本装置ではα線の放射能に対する定量性を有し、薄層クロマトグラフィによる化学形分析を同時に実現する。

新技術の特徴

・α線放出核種の放射能と化学形を同時に分析して、手間を削減した高い実用性
・迅速な分析により薬剤の損失を低減化
・省スペース化により作業者の被ばくリスク低減化

関連情報

・基礎、前臨床・臨床研究でのα線を放出するRI及び同RI薬剤の分析
・放射線2次元分布計測
・モニタリング

  • 11:00~11:25
  • 製造技術

3)超高真空技術をあらゆる産業へ応用できる省エネゲッターポンプ

日本原子力研究開発機構 J-PARCセンター 加速器ディビジョン 加速器第三セクション 
セクションリーダー 神谷 潤一郎

新技術の概要

チタンが持つ気体を吸着・吸収するゲッター性能に着目し、チタン製真空容器の内表面を改質することで、真空容器自体を超高真空ゲッターポンプとして活用する技術を開発した。本技術の社会実装に向け、真空中で製作した試料を真空状態のまま分析装置へ搬送する省電力小型トランスファーケースの開発、高真空を必要とする電子顕微鏡への応用開発、汎用性のある板形状型のゲッターポンプ等を開発した。

従来技術・競合技術との比較

従来型の真空ポンプでは高性能化のためには大型化が必須であり、持続可能な性能向上が困難となりつつある。また、真空容器の小型化は小型半導体製造装置や試料輸送用ケースに重要であるが、容器表面からの放出ガスの影響が増えることから半導体チップや試料の表面を汚染する問題があった。本技術は、真空容器内壁をガスの放出源からガスを吸着するポンプへと転換を可能とし、省エネ化、小型化が実現でき超高真空技術の持続的な高度化に貢献できる。

新技術の特徴

・軽量真空容器型ゲッターポンプ
・省電力、省スペース、無振動で機能
・従来ポンプなしで超高真空を長期間維持

想定される用途

・半導体試料の輸送時の超高真空維持
・電子顕微鏡の超高真空化
・分析装置の超高真空化

関連情報

・サンプルあり
・デモあり
・展示品あり

  • 11:30~11:55
  • デバイス・装置

4)加速器の未来を拓く、セシウムフリーを実現する高効率負イオン源

日本原子力研究開発機構 東濃地科学センター 戦略推進室 研究主幹 國分 陽子

新技術の概要

負イオン源は、加速器質量分析装置やポジトロン断層法(PET)等の広い範囲で使用されているが、多くの場合、電子付着用にセシウムが使用されている。本技術は、物質の高周波加熱を利用することで、自然発火等の危険のあるセシウムを使用せずに、安全で小型高効率のセシウムフリー負イオン源を提供するものである。

従来技術・競合技術との比較

負イオン源は、従来、電子付着用にセシウムが使用されてきたが、本技術ではマイクロ波と粒体状の低仕事関数物質を使うため、セシウムの取扱いに伴う危険性を抜本的に解消し、加えて負イオン生成において高効率を達成するものである。

新技術の特徴

・セシウムフリーと高効率を両立した負イオン源
・省スペース化が可能
・負イオン生成面積を従来の一桁以上増大

想定される用途

・イオンビーム分析用の負イオンビームの生成
・医療用加速器のイオン源
・産業用・核融合発電用の負イオンビームの生成

お問い合わせ

連携・ライセンスについて

日本原子力研究開発機構 研究開発推進部
TEL:029-282-0251
Mail:seika.riyou アットマークjaea.go.jp
URL:https://tenkai.jaea.go.jp/achievement/

新技術説明会について

〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町

TEL:03-5214-7519

Mail:scettアットマークjst.go.jp

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