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PickUP!新技術

新技術説明会の技術シーズの中からピックアップした新技術をご紹介します。

組織線維化の筋線維芽細胞を正常化する医薬品開発

ヒトiPS細胞技術を基盤として、肝線維化のドライバーである活性化肝星細胞を脱活性化し、正常な静止期肝星細胞へと戻す薬剤のスクリーニング系を開発し、複数の脱活性化剤候補化合物群を同定した。脱活性化候補化合物は、肝線維化マウスモデルにおいて、線維化の改善とともに、肝機能の正常化を促進した。

〔2024/03/12 再生・細胞医療・遺伝子治療 ~AMED~ 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

多種類のヒト細胞不老化による長期的大量培養を実現する技術開発

細胞療法では、ソースとなる細胞確保が困難である。我々は、通常1週間〜4週程度で増幅が止まる多種類のヒト細胞(骨髄球系細胞、リンパ球系細胞、間葉系幹細胞、血管内皮細胞、神経細胞、平滑筋細胞など)に対して、独自の遺伝子操作により、機能を保持したまま数ヶ月にわたり、10e10〜10e15倍以上安定増殖させる技術を開発した。本技術を応用して、①白血病治療用の造血幹細胞増幅システム(人工骨髄)、②骨・軟骨再生、③創傷治癒などへの再生医療に取り組んでいる。

〔2024/03/12 再生・細胞医療・遺伝子治療 ~AMED~ 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

腎集合管嚢胞モデルを用いた新規iPS創薬プラットホームの開発

iPS細胞から尿管芽先端部細胞の集合体(コロニー)を作製する手法を開発した。当該コロニーでは発生分化段階が進行し、常染色体顕性(優性)多発性嚢胞腎(ADPKD)の原因となる遺伝子変異を有するiPS細胞から、嚢胞形成病態を再現した腎集合管オルガノイドが得られる。本技術で得られる腎嚢胞を用いることで、より精度の高い治療薬探索と効果の検証が可能になる。

〔2024/03/12 再生・細胞医療・遺伝子治療 ~AMED~ 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

使用時には分解しない、高分解性ポリマー材料

既存の高分子材料を分解性に変性する技術である。熱、光、酸、アルカリなど、天然の刺激に対しては安定なので、分解性を導入しても高分子材料の物性を損なわない。しかし、特定の(しかし容易に入手可能で安価な)非天然の刺激によって速やかに分解するため、任意のタイミングで完全に分解除去できるようになる。

〔2024/02/22 神奈川大学 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

スポンジのように柔軟なナノ吸着剤

活性炭、ゼオライト、MOFなどの従来のナノ吸着剤は、押し付けて変形させることはできませんが、今回紹介するカーボン新素材「グラフェンメソスポンジ」はスポンジのように圧縮・復元させることができます。

〔2024/02/06 JST研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)①~ICT、電子デバイス・ものづくり、機能材料~ 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

自己組織化エレクトレットとMEMSの集積化技術

本技術は、荷電処理が不要で室温形成可能なエレクトレット(電荷を半永久保持する誘電体)である「自己組織化エレクトレット」を、各種MEMS(微小電気機械システム)デバイスへ集積化するための世界初のデバイスおよびプロセス技術です。

〔2024/02/06 JST研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)①~ICT、電子デバイス・ものづくり、機能材料~ 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

耐衝撃性ポリ乳酸/バイオマス由来エラストマーブレンドの作製

本発明ではポリ乳酸用可塑剤を添加し、トチュウエラストマー等の植物由来エラストマーを動的架橋によりブレンドすることで、ポリ乳酸の耐衝撃性を大幅に向上させた。ポリ乳酸用可塑剤であるクエン酸エステルを適量添加すると、ポリ乳酸より高価格のトチュウエラストマーの添加率が10%以下であっても、ポリ乳酸の耐衝撃性が約70倍となった。

〔2024/01/30 大阪大学 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

モルフォ蝶に学ぶ「明るく・広角・虹色なし」の光拡散シート

光拡散材(ディフューザ)は採光窓から照明まで、幅広い応用価値がある。一方、光ディフューザの理想条件「明るく・広角・虹色なし」を全て並立するのは困難である。本発明ではナノ構造による回折に基づき、全てを並立できる。加えて、拡散光の異方性制御と、撥水防汚の機能ももつ。

〔2024/01/30 大阪大学 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

低コスト・小型テラヘルツレーダイメージングシステム

高精度(サブミリ)検査応用ためのテラヘルツ(THz)イメージング検査装置が市販されているが、THz波発生器と検出器は大型かつ高価で本格的な社会実装には困難であった。本発明では、共鳴トンネルダイオードでテラヘルツ波の発生と検出を同時に実現し、低コストかつ小型のTHzイメージングシステムのための技術を確立した。

〔2024/01/30 大阪大学 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

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