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PickUP!新技術

新技術説明会の技術シーズの中からピックアップした新技術をご紹介します。

吹き付けて傷を治す粉体

冷水魚のスケソウダラから抽出したゼラチンを主成分とし、湿った生体組織に吹き付けるだけで傷口に接着して被覆し、傷を治す粉体を開発しました。内視鏡で切除した早期消化管がん部位に適用すると効果的に傷口を被覆して治癒を促進する特徴があります。

〔2025/07/31 物質・材料研究機構 (NIMS) 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

高強度ゲル電解質の創製とリチウム金属負極への応用

高濃度リチウム塩が溶解した有機溶媒(有機電解液)と水素結合性高分子から形成される、非常に高強度な高分子ゲル電解質を開発した。この高分子ゲル電解質をリチウム金属負極に塗工して人工的な保護被膜とすることで、リチウム金属負極を用いる二次電池のサイクル特性の大幅な向上が確認できた。

〔2025/07/31 物質・材料研究機構 (NIMS) 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

金並みの導電性、7 eV超の仕事関数、高耐久性の酸化物薄膜

高い導電性を持つ酸化物薄膜を2インチウエハにスパッタ成膜しました。厚さ30nm程度の薄膜で、抵抗率が約4μΩcmです。化学的に安定で、高い剥離強度と大気中800℃の耐熱性を備えています。層状の結晶構造により、7eV超の高い仕事関数を持ちます。近赤外線1550nmをよく透過します。エレクトロニクス、電極触媒など幅広い用途を想定しています。

〔2025/07/31 物質・材料研究機構 (NIMS) 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

熱放射を制御するメタレンズ型赤外放射メタ表面

金属ー誘電体ー金属ナノ構造からなるMIM型のメタ表面構造にメタレンズ構造を導入することにより、レンズを使わずに所望の焦点距離に放射光を集光する技術を開発した。

〔2025/06/10 横浜国立大学 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

液体金属を用いた伸縮性放熱フィルム

本発明は、液体金属をナノ薄膜で封止し、伸縮性・高伝熱性・抗腐食性・絶縁性を同時に実現する新しい伝熱フィルムに関する。従来の膜に比べて極めて柔軟で、微小な凸凹への高い密着性が得られ、集積素子、ウェアラブルデバイス、スマートフォンの分野などへの応用が期待される。

〔2025/06/10 横浜国立大学 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

コーヒー粕から得られた新しいホロセルロースナノファイバーとその優れた水再分散性

コーヒー粕の多糖類から機械解繊方式を用いて極細繊維幅(2-3 nm)のホロセルロースナノファイバー(HCNF)を開発した。ヘミセルロースのマンナンを多く含むHCNFの凍結乾燥体は、水への再分散性に優れ、保存・運搬が容易であり、食品・飲料品・化粧品への応用が期待できる。

〔2025/06/10 横浜国立大学 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

医療のデジタル化を加速する局在診断・局所治療支援システムに関する研究

本技術では臓器内に包含された患部の位置と広がりを精確に診断(局在診断)・局所的に治療することで機能の温存を最大限可能とする局在診断・局所治療支援システムを新規に提案、その開発を目的とする。            

〔2025/05/13 電気通信大学 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

生物発光を利用した生命現象を観察可能な発光材料の開発

ホタルなどの発光生物が示す発光現象は、生体内の様々な現象を観察可能な生体イメージングシステムとして広く応用されています。私たちは、発光基質の構造を改変することで、発光強度、波長、選択性などの特性を制御した発光材料を開発しました。これにより、多様な生命現象を可視化できるシステムの開発が期待できます。

〔2025/05/13 電気通信大学 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

ミリ波車載レーダのための前方歩行者を想定したイメージング及び識別技術

ミリ波車載レーダは視界不良状況でもセンシングが可能であるが、空間(水平方向)分解能が不十分であるため、特に前方の歩行者を識別することが難しい。これを解決するため新技術では、人体形状に特化したスパースアレイの設計法を提示し、かつ、レーダ移動を活用した合成開口処理を用いた虚像抑圧法を提案している。

〔2025/05/13 電気通信大学 新技術説明会【オンライン開催】〕 さらに詳しく

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