ライセンス・共同研究可能な技術を
発明者自ら発表!
- 新技術説明会は大学、高等専門学校、国立研究開発法人の研究成果(特許)を実用化(技術移転)させることを目的として、新技術や産学連携に興味のある企業関係者に向けて、研究者(=発明者)自らが直接プレゼンする特許の説明会です。JSTが産と学の出会いの場を用意し、説明会を主催する各研究機関がこの場で出会った産と学とをマッチングへと導きます。
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PickUP!新技術
新技術説明会の技術シーズの中からピックアップした新技術をご紹介します。
アンモニアを貯蔵するペロブスカイト化合物
ペロブスカイト化合物の化学変換特性を利用し、常温常圧でアンモニアを貯蔵する技術です。本技術の特徴は、腐食性のアンモニアを化学反応によって窒素化合物に変換した後で貯蔵するため、安全性の高い貯蔵方法です。また、窒素化合物を真空下 50 度で加熱すると逆反応が起こり、容易にアンモニアとして取り出すことができます。
〔2024/06/20 理化学研究所 新技術説明会【オンライン開催】〕
さらに詳しく放射冷却による暑さ対策と環境発電
屋外で熱放射により冷える日中放射冷却膜において、独自の多層構造により従来より冷却能力の高い膜を開発した。また、放射冷却で冷えることにより24時間熱電発電できる環境発電素子も開発した。
〔2024/06/18 物質・材料研究機構 新技術説明会【オンライン開催】〕
さらに詳しく温度計を超える熱制御・熱検知を実現する超低熱抵抗な熱流センサ
熱流センサは、熱エネルギーの流れる方向と大きさを高速かつ定量的に検知できるセンサである。磁性材料で発現する熱電現象を利用することで、元来の熱の流れを妨げない超低熱抵抗と、曲率の大きな曲面にも利用可能な高いフレキシビリティーを有する新規な熱流センサを実現した。
〔2024/06/18 物質・材料研究機構 新技術説明会【オンライン開催】〕
さらに詳しく PickUP!新技術一覧へ数字で読み解く新技術説明会
年間平均60回を開催する新技術説明会。ここでは新技術説明会を数字でご紹介します。
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マッチング率
44%
2020年度は314件の新技術を発表しました。そのうち137件が、3年間で「共同研究」「技術指導」「サンプル提供」「ライセンス」等のマッチングにつながっています。
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満足度(2023年度)
96%
新技術説明会聴講後のアンケートでの満足度